2017年01月08日

漢熟検の過去問 2016年度第2回

漢熟検のサイトに、2016年度第2回の検定問題(と解答)が載っていた。

で、2級と1級の問題をやってみた。
結果、いずれも100点満点で、
 2級 94点
 1級 80点!
  (合格基準は80%程度の正解)

2級はまあまあ。

1級は…
なんだか異様に簡単だったぞ。
いや、まあ、もちろん、手も足も出ない部分もあったが、それにしても。
実際に受検してたら合格してたのかもしれない。



1級恒例の専門用語問題は、色に関する言葉の書き問題。

 はなだいろ
 えびいろ
 さんごいろ
 こはくいろ
 るりいろ
 すおう
 くちなしいろ
 えんじ
 ひそく
 まそお

5問正解できた。
つーか、いちいち「いろ」まで書かせなくてもいいんじゃない?
書くのめんどくさいよ ^^;



今回の合格率は、
 1級…50.0%(前回=42.8%、前々回=16.6%、前々々回=12.5%、前々々々回=21.4%)
 2級…31.2%(前回=35.0%、前々回=43.7%、前々々回=36.8%、前々々々回=61.9%)
1級は前回も高すぎだと思ったが、今回はさらに高い50%!
前々回までに合格してたかたには面白くない傾向だろうねぇ。
どしたんだろかね。

posted by 並句郎 at 19:39| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2017年01月02日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘292 「酉」

の年。
kaiko292.JPG


長崎鼻パーキングガーデン。
鹿児島県。
撮影は1984年。
ま、まあ、酉(鶏)の年であって、鳥の年ではないけれども。

フラミンゴは漢字ではどう書くのかね?
「紅鶴」か?
ググってみるとやっぱり「紅鶴」のようだ。
なーんだ。
もっと、こう、「一本足鶴」みたいな書き方は無いのかね ^^
試しにエキサイト翻訳でフラミンゴを中国語訳してみると「火烈鳥」と出た。
おー、リアル火の鳥か。


漢字ペディアによると「酉」の読みは、
 音読み=ユウ
 訓読み=とり・ひよみのとり


漢和辞典を見てみる。
「酉」は酒壺の象形とのことで、これを「とり」とするのは仮借だろうかね。
十二支は全部仮借かな?
すみません、思い付きで言ってみただけです ^^;

そんないい加減な弊ブログを今年もよろしくお願い致します。

posted by 並句郎 at 01:33|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2016年12月30日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘291 「湊」

駅。
kaiko291_1.jpg



青森県。
撮影は1981年。
この駅舎、35年前の撮影時でもそこそこ古びた感があるが、ググってみると改装はしているものの現役のようだ。
さらにググるとどうやら大正時代の開業時からの建物のようで、そこまで古くなると逆に残さざるを得なくなっちゃうのだろうかね。

kaiko291_2.jpg
駅舎の写真でははっきり見えないが、駅名標では「湊」の字体が違っている。
出来合いのフォントが幅を利かせる現在ではなかなか見られない、古き良き時代の味わいと言うか何と言うか…

それより駅名標の後ろに赤い字で何か書いてあるな。
202億損害賠償 白紙撤回 大湊青年部」かな?
一体何があったんだ。
ググったらこんな感じ
“スト権スト”か。
なんだか懐かしい響き。


漢字ペディアによると「湊」の読みは、
 音読み=ソウ
 訓読み=みなと・あつ(まる)


漢和辞典を見てみる。

音符「奏」の意味付けとして例えば漢語林では「両手を寄せて物をおしすすめるの意味」とし、さんずいと合わせて「水が寄ってくる所、みなとの意味を表す」とある。
「水が寄ってくる」ってのも意味不明だが、まあ舟が集まってくるってことなんだろう。

漢字源では[難読]として、「湊元(つもと)」「湊本(つもと)」が載っている。
姓か地名だろうかね。
この場合の「つ」は「津」に繋がるのだろうと想像する。


「みなと」と言えば現代日本では普通「港」だと思うが、「湊」との使い分けは?
漢字源の「港」の項に[類義]としてこうある。
津は、浅瀬の船着き場。湊は、水路の集中するみなと。

ふーん。
いや、だから、「港」は?
「港」の音符の「巷」には「あつまる」のような意味合いは無さそうなので、「湊」の方がより多くの舟が集まるってことだろうか?
規模としては 湊 > 港 、か?
してみると「大湊」ってのは取り分け大きなみなとってことか?
「小湊」っていう地名もあるが…

ま、まあ、その辺は勝手な想像。
ググってみるとこんな話が。
 Yahoo!知恵袋
 多摩から世界へ様
参考までに。

posted by 並句郎 at 15:56|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2016年11月01日

漢検 平成28年度第1回実施状況

漢検サイトより。

例によって一覧表に追加した。


今回の発表は遅かったな。
10月13日現在ってことになってる。
例年、第1回の発表は8月末~9月初めなのだが。
何かあったのだろうか。


準1級の合格率は 25.1%。
11年度第3回からの一覧表の中では22年度第2回の26.3%に次ぐ高い数字。
一体どうした何があった。

それに対して1級は5.2%。
一覧表の中では最も低い数字。
なんだなんだ何があった。

発表時期のズレもあるし、ホントに何かあったのかも知れない。
1級リピーター諸氏が何かの間違いで大挙して準1級を受検した、ってことかな?
それなら分からないでもないが… まさかね ^^;


グラフ28_1.GIF
1級・準1級・2級の合格率推移グラフ →→→
ここをクリックで拡大)


posted by 並句郎 at 21:35| 漢検 | 更新情報をチェックする

2016年10月05日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘290 「庇」

並んだ
kaiko290.JPG






函館の赤レンガ倉庫の「ひさし」。
撮影は1989年。
倉庫群のどの地点だったか、まるで記憶が無い。
ので、左のアーチ上の24という番号をストリートビューで探してみると…
ここだろうか。
現在は庇は全滅しているようだ。
庇があった方がカッコいい気もするが。



漢字ペディアによると「庇」の読みは、
 音読み=ヒ
 訓読み=かば(う)・ひさし

部首内画数は4。
つまり「比」は4画



漢和辞典を見てみる。

形声(漢字源では会意兼形声)文字で、例えば漢語林では、
音符の比は、ならび親しむの意味。广 ゲン は、屋根の象形。並び親しむ屋根の意味から、かばうの意味を表す
とある。
同じく漢語林で「广」の項の解字解説中には「建築物を示す文字の要素文字となる」とあるし、やはり「庇」は建築関係の「ひさし」が原義…
かと思いきや、漢字典や漢辞海では「ひさし」は国訓だとか日本語用法だとか書いてある。
だとすると、原義は「ひさし」だったものの、漢語では「かばう」などに乗っ取られて「ひさし」の字義が失われた、ということだろうか?
まさに庇を貸して母屋を取られた状態??

posted by 並句郎 at 19:06|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2016年10月03日

活字 その2

161003活字2.JPG以前「鯟」を買った店で、今度は「幌」を買ってきた。


なぜ「幌」なのか、といえば、札幌市民だから、というだけの、なんとも薄弱な理由 ^^;
だったら「札」でもいいわけだが、ざっくり見た範囲では「札」が見当たらなかったのと、「幌」の方が画数が多くてカッコいい!気がする!!
…という、ますます薄弱というか浅薄な理由 ^^;;;;;


この活字の字体、「巾」が「晃」の左下の払いの上に載っているのが特徴だろうか。
ちょっと探してみたが、PCに入っているフォント、漢和辞典、北海道新聞(の本文)など、身の周りにはそういう書体は無かった。
この活字がいつ作られどこで使われていたのかは皆目分からないが、昔の流行なのか、デザイナーの美意識なのか…

posted by 並句郎 at 16:15| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2016年09月21日

漢熟検の過去問 2016年度第1回

漢熟検のサイトに、2016年度第1回の検定問題(と解答)が載っていた。

で、2級と1級の問題をやってみた。
結果、いずれも100点満点で、
 2級 96点
 1級 59点
  (合格基準は80%程度の正解)

2級は過去最高タイ(3度目)。
1級はまあ、こんなもんか。


2級で間違えた4問のうち3問は正解してなきゃいけない問題だった。
残りの1問はことわざ問題で、知らない言葉だったので仕方無い。

1級でも正解できるはずだったのが10問ぐらいあった。
ちゃんと復習しておかないと… と、毎回言ってる気がするが。



1級恒例の専門用語問題は、身体や疾患に関する言葉の書き問題。

 ろっこつ
 ふくらはぎ
 かかと
 まつげ
 みぞおち
 みみたぶ
 またぐら
 がにまた
 こうとうがん
 しそうのうろう

8問正解できた。
漢字では書けないとしても言葉としては誰でも知ってるレベルで、易しかった印象。


今回の合格率は、
 1級…42.8%(前回=16.6%、前々回=12.5%、前々々回=21.4%)
 2級…35.0%(前回=43.7%、前々回=36.8%、前々々回=61.9%)
今回の1級、あまりに高すぎやしないかい?
どうしちゃったんだろかね。

posted by 並句郎 at 20:57| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2016年08月28日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘289 「吋」

3フィート6
kaiko289.jpg


3フィート6インチ。
釧網本線のどこか。
北海道。
撮影は1996年。

JRのほとんどの在来線の軌間(左右のレールの間隔)は3フィート6インチ(1067mm)。

フィートは漢字では「呎」で、これは漢検では準1級ではなく1級配当。
なんでだろね。
フィートよりインチの方が身近でよく使われたからなのか。
だとしてもそんな差をつけるほどではなかろうに、という気もしないでもないが、「呎」は国字だが「吋」は国字ではないようで、そこんとこの差なのだろうか。
まあいいや。


漢字ペディアによると「吋」の読みは、
 音読み=トウ・スン
 訓読み=インチ

国字ではないのでしっかりと音読みがある。

では元々の「吋」の字義は何なのか。
漢和辞典を見てみる。
漢字ペディアの意味解説2にもある通り、どうやら原義は「しかる」のようだ。
新選漢和には「「𠮟」の俗字」ともある。
字の成り立ちとしては会意(漢字源)だったり形声(漢語林)だったり。
会意だとしても「寸」の意味の解説は無い。
形声だとすると「寸」は「肘」の省略形とのこと。

で、手持ちのどの辞書にも熟語は一つも載っていない。
なのでまあ、漢検レベルでは「インチ」だけ覚えておけばいいんじゃないかな。

posted by 並句郎 at 18:00|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2016年07月31日

漢検1級・2級 平成27年度第1回

漢検サイトで公開されている“問題例”準1級をやったついでに1級と2級もやってみた。

結果、
 1級= 67/200点
 2級=191/200点

まあ、そんなもんだろうかね。

以下、ネタバレ注意。





1級では、熟字訓で「ヒヤシンス」が正解のところをひらがなで回答したのが正答扱いなら、プラス1点で68点になる。
少なくとも問題用紙・答案用紙にはひらがなでともカタカナでとも書いてないが、どーなの?
あっさりググってみたところではどちらでも可、のようだが、まあどっちにしても焼け石に水ではある。

同じく熟字訓問題で「わからずや」が正解できたのは嬉しかった ^^

四字熟語の書き取り問題はほぼ壊滅状態。
1級の四字熟語なんて知らんもんね。
唯一自信を持って正解できた「(跼天)蹐地」の他は、ひらがなの選択肢中の「ろうだん」が「壟断」だろうと想像できただけ。
なので「蹐地」以外の9問全ての回答を「壟断」にするという下劣な作戦で2点を稼ぐ ^^;;;;;;;;

同様に対義語・類義語でも、自力正解できた(「質倹」の対義語)「贅沢」以外の回答を全て「忖度」にするという…
そのあたり、準1級プラスまでの勉強ではまるで太刀打ちできないのでね。
忖度してやってください。


2級では、部首問題でいつも苦労するのだが、今回はなんと9/10問正解できた。
その割に得点が伸びていないのは、他の問題でのケアレスミスのせい。
それと、どうしてもついて回るド忘れ。
それはトシのせいでもあるのかも知れない。
仕方無い。
これも忖度してやってください。

posted by 並句郎 at 22:56| 漢字 | 更新情報をチェックする

2016年07月27日

漢検準1級 平成27年度第1回

漢検サイトで公開されている“問題例”がいつの間にか新しくなってたのでやってみた。

結果、188/200点。

割と簡単だった、ような。
この回の合格率14.8%から見ると平均的な難易度かと思うが、その問題で、実際の受検から7年も経った今でも188点取れたのは嬉しい。
こうして細々とブログを続けている効果だろうか。
つーか、もう7年か…
まさに光陰如箭。



以下、ネタバレ注意。


(今回間違った問題) →○正答 ×誤答 …感想


●音読み

(渚宮)の東面煙波冷ややかなり。 →○しょきゅう ×しょぐう
…これは迷った。
 漢字ペディアYahoo!辞書には「渚宮」の掲載無し。
 いくつか漢和辞典を見ると、いずれも「ショキュウ」。
 「キュウ」と「グウ」の使い分けのルールはあるのだろうか。
 漢字源の「宮」の項に[参考]として、
 「「神社」の意味では「グウ」「クウ」と読む。
 とある。
 ググると、この問題文の「渚宮」は宮殿の固有名詞のようだし、
 それなら仕方ないか。


●訓読み

(埠)を離れる船を見送った。 →○はとば ×おか
…「おか」じゃないとは思ったのだが、「はとば」は出てこなかった。


●表外読み

反対派が勢力を(伸)してきた。 →○の ×のば
…「のば(して)」じゃ送り仮名も合ってないが、他に思いつかなかった。


徳義も地を(掃)うに至った。 →○はら ×さら
…言われてみればしっくりくるが、これは降参だった。


●書き

大器の(ヘンリン)を示した。 →○片鱗 ×辺鱗
…そうだよなぁ。
 「辺」じゃちょっとヘンな気はしていたのだが深く考えなかった。


大軍が(ウンカ)の如く押し寄せた。 →○雲霞 ×雲蚊
…「うんか」と言うとどうしても蚊柱を想像してしまう。


(ケイシ)に恵まれず一代で絶えた。 →○継嗣 ×継子
…「継子」じゃ「ままこ」だ ^^;


●故事・諺

(ヨウリュウ)の風に吹かるるが如し。 →○楊柳 ×揚柳
ブログにも書いたのに…
 情けない。




「片鱗」だの「楊柳」だのは正解したかったところ。
いつも何問か苦労する共通漢字問題が簡単だった印象。

ハンダを「盤陀」なんて書くのはまったく知らなかった。
「半田」でいいじゃん。
ってか「ハンダ」って何? 何語?
Wikipediaによると、外来語ではないが由来ははっきりしない、とのこと。

posted by 並句郎 at 19:37| 漢字 | 更新情報をチェックする