2017年04月11日

漢熟検の過去問 2016年度第3回

漢熟検のサイトに、2016年度第3回の検定問題(と解答)が載っていた。

で、2級と1級の問題をやってみた。
結果、いずれも100点満点で、
 2級 91点
 1級 80点!
  (合格基準は80%程度の正解)

2級はもう少し取りたかった。

1級は前回に引き続き簡単だった印象。


1級恒例の専門用語問題は、1月~12月の“異名”の書き問題。
最も一般的な、例えば、1月=睦月とか、12月=師走などは知ってるのだが、それ以外はさっぱり分からん。
10問中1問しか分からなかった。
にもかかわらず全体では80点と、合否のボーダーライン上。
ということは…
月の“異名”を知っているか否かで合否が決まるケースがかなりあろうかと思う。
それって、試験の質としてはちょっとどーなのか。
まあ、どんな試験にもそういう要素はあるとは思う。
例えば日本史の試験だったら、○○時代は出題されたが△△時代は出なかった、とか。
しかし漢字の試験ならばそうした偏りを避けることは容易なはずで、事実、漢検(R)ではこうした出題はされないだろう。
1級に合格したければあらゆる分野に精通しておけってことなのだろうか。

…などと、受検者でもないのに無知を棚に上げて噛み付いてもみっともないだけだが ^^;;;



今回の合格率は、
 1級…42.8%(前回=50.0%、前々回=42.8%、前々々回=16.6%、前々々々回=12.5%、前々々々々回=21.4%)
 2級…33.3%(前回=31.2%、前々回=35.0%、前々々回=43.7%、前々々々回=36.8%、前々々々々回=61.9%)
1級は前回が高すぎだったが、今回も高め。
40%台で落ち着くのだろうか。

posted by 並句郎 at 20:06| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2017年04月04日

ブログデザイン変更

いや、変更したくて変更したわけじゃない。
なんか、Seesaaが勝手に変更してくれちゃったので、せめてちょっと見やすく読みやすくなるようにちょこちょこ手を加えている。
もちろんSeesaaからちゃんと通知はあったが、めんどくさかったし、まあ何もしなくてもうまいこと現状維持してくれるかと思ったら甘かった ^^;

元のデザインに戻すつもり(と言うか気力)は無い。
タイトルとか背景なんかは思いっきりシンプルにしたった。
自分の環境ではほぼこれでいいかな、と思ってるが、ご覧いただいてる皆様にはどう見えているのやら。
見づらかったらごめんなさいです。

posted by 並句郎 at 04:09| 雑事 | 更新情報をチェックする

2017年03月30日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘295 「鋤」

のマーク。
kaiko295.jpg





別府鉄道の機関車についている、別府鉄道の社章。
土山駅。兵庫県。
撮影は1981年。
別府鉄道の、と言うより、親会社の多木化学の社章だけどね。
「社章の由来」に「太古創農の時代に田畑を耕すために使用されたスキを図案化したものです。」とある。
肥料会社なので鋤、は分かるが、鋤ってこんな形だっけ?
日本大百科全書を見ると、普通の鋤じゃなくて「踏鋤」ってやつなのかも。


漢字ペディアによると「鋤」の読みは、
 音読み=ジョ・ショ
 訓読み=すき・す(く)


音符「助」の意味付けとして、例えば漢語林では「たすけるの意味」で、「金」と合わせて「苗の生長を助ける器具、すきの意味を表す」とのこと。

posted by 並句郎 at 22:29|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2017年03月27日

ふぉん・しいほるとの曾孫

吉村昭さんの「ふぉん・しいほるとの娘」を読んだ。
古本屋で買ったのだが、内容に関係する新聞の切り抜きが挟まっていた。

170327しいほると1.JPG
シーボルトの曾孫さんが100歳を迎えた、という朝日新聞の記事。
まあ、それだけなのだが、古いものだし興味のある人もいるかも知れないので載せる。

残念ながら130歳までは届かなかったと思われるが、いつ亡くなったのか、ちょっとググっても分からなかった。
ご冥福をお祈りいたします。
万が一ご存命だったら申し訳ありません!


170327しいほると2.JPG
もう一つ。
これは何新聞か分からない。



さて。
こんな風に、古本を買うと何かが挟まっていることがたまにある。
しおりとか、レシートとか、メモとか。
名刺が挟まっていた時にはオイオイと思った ^^
いつかは紙幣を見つけたいものだ、が、それって法的にはどうなんだろ?
もらっちゃっていいのかね?
元の所有者が、紙幣が挟まっているのを承知の上で古本屋に売り、古本屋もそれを承知の上で販売した、と、勝手に解釈させてもらおうか。
だってそうじゃないと、じゃあこの新聞の切り抜きなんかも警察屋さんに届けなさいってことになっちゃうじゃん???



****** 被検索用ワード ******
米山 種 タネ たね 楠本 高子 タカ たか 山脇 泰助 泰介 イネ いね 伊篤
************************

posted by 並句郎 at 19:33| 雑事 | 更新情報をチェックする

2017年03月18日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘294 「螺」

子留めされた[2]。
kaiko294.jpg


別府港駅。
兵庫県。
撮影は1981年。
以前にも登場した別府鉄道のキハ2。
その正面にねじどめされているナンバープレート。
停車中とは言え、線路に立ち入って営業車両の真正面に立って撮影するなんざ、今だったら炎上しかねない、かな?
伊代ちゃんのように ^^;
まあ、始発前で運転士も乗っていない時だし、時効でもあろうから許してくださいごめんなさい。


大辞泉によると「ねじ」は「捻子」「捩子」「螺旋」とも書くようだが、個人的には「螺子」が一番しっくりくる。
ググってみると、
 螺子 約 14,300,000 件
 捻子 約 230,000 件
 捩子 約 27,700 件
やはり「螺子」が一般的なのだろう。


漢字ペディアによると「螺」の読みは、
 音読み=ラ
 訓読み=つぶ・にし・にな・ほらがい

要するに巻貝だね。

漢和辞典を見てみる。

音符「累」の意味付けについて、例えば漢語林では「かさなるの意味」で、虫へんと合わせて「そのからが、らせん状に積み重なった形の、になの意味を表す」とのこと。


ところで手持ちの辞書の中で漢字典だけに、「螺」の本字は「」、とある。
似たような字が1級配当にあった気もするが、「」は漢字ペディアにも載ってないし、1級配当でもないのか。

」を漢和辞典で見てみる。

漢字典では、「螺」の本字、とあるのみ。

漢字源では、右下部分の中の横線が1本ではなく2本(丮)なのが本字で、音は「ラ」、字義は「螺」と同様、または、かたつむり・なめくじ。
「虫」と「𦟀」との会意文字だが、「𦟀」は音符でもありその意味付けとしては「肉が柔らかい」とのこと。

漢語林では、音符「𦝠」は「なめくじの象形」などとある。
なめくじをどうかたどったら「𦝠」になるのやら。

その「𦝠」や「𦟀」の字を漢和辞典で探せないので、このぐらいにしておこう ^^;

posted by 並句郎 at 22:13|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2017年03月17日

新・準1級プラス 2問削除

先日、8問を追加した新・準1級プラス
そのリストを作り直すなどしていると…
あれ? なんだか数が合わないぞ?
見直してみると、常用漢字表の改定で1級配当から2級配当になった字の問題が2問残っていた。

 (キンコ)5年の刑 , 禁錮
 人を(アザワラ)う , 嘲笑

…の2問を削除します。

というわけで、新・準1級プラスは現在全901問。

posted by 並句郎 at 17:58| 漢字 | 更新情報をチェックする

2017年03月03日

新・準1級プラス 8問追加

“新・準1級プラス”に、次の8問を追加した。

パイプを(クワ)える
【人体】(ジダ(ミミタブ))
(エラ)呼吸
壁の(ハツ)り工事
(イワ)く言い難し
麻雀の6(ハン)の役
心に(シ)みる
(カマヤツ)弘



正解(例)と新・準1級プラス全問は こちら(csv形式)
または こちら(Googleドキュメント版)
今回の追加分はその一番下に。




いやー、「曰」が1級配当だったとは知らなかった驚いた。
確かに手持ちの漢和辞典を見ても熟語は「曰若(エツジャク)」が見られるだけで“造語力”は弱いだろうが…
試しに新聞社のサイトを検索してみると沢山出てくる。
読売
産経
毎日
朝日
これが1級配当なのかね。


「斫」は、漢和辞典や漢字ペディアを見ても「はつり・はつる」という読みは無いが、工事関係では割とよく見かける気がするので。


「沁(みる)」は「染」や「滲」などでも書けるっぽいが、「心にしみる」の場合、個人的に「沁」がしっくりくるので。
ググってみた。
心に沁みる」約 488,000 件
心に染みる」約 425,000 件
心に滲みる」約 14,400 件
心に浸みる」約 8,960 件
おー、やっぱり。
自分の感覚は間違ってなかった? ^^


かまやつさんについては深く知っているわけではない。
が、「我が良き友よ」と「やつらの足音のバラード」は当時の子供の心に深く響いた個人的に不朽の名曲。
寂しいねぇ…
なお、漢字ペディアによると「萢」の読みは「やち」で、「やつ」は無い。



というわけで、新・準1級プラスは現在全903問。

posted by 並句郎 at 11:14| 漢字 | 更新情報をチェックする

2017年02月13日

漢検 平成28年度第2回実施状況

漢検サイトより。

例によって一覧表に追加した。


準1級の合格率は 15.5%。
前回は25.1%と異常に高かったが、元に戻ったかな。

1級も12.2%と、異常に低かった前回の5.2%からは正常化(?)した。

ほんと、前回は何だったんだろうかね。
そうそう、送られてきた漢検ジャーナルVol.20の、前回の1級合格者発表のところも、一目で人数が少ないのが分かった程だし。

グラフ28_2.GIF
1級・準1級・2級の合格率推移グラフ →→→
ここをクリックで拡大)

posted by 並句郎 at 21:23| 漢検 | 更新情報をチェックする

2017年02月04日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘293 「噸」

27.1
kaiko293_1.JPG





枕崎駅。
鹿児島県。
撮影は1984年の大晦日。
kaiko293_2.JPG鹿児島交通の気動車、キハ102。
鹿児島交通の鉄道線はこの年3月に廃止。
なので撮影時はもう廃止後で、この車両も前後のレールが剥がされている。
kaiko293_3.JPGググると、その後解体されたようだ。

さて。
写真の「トン」の字は、準1級配当の「噸」ではなく、1級配当の「瓲」になってるが、そこは取り合えずスルー希望 ^^;

「瓲」以外の重量の単位、「瓩」(キログラム)とか「瓰」(デシグラム)とかも瓦を部首としていて、「噸」だけが異端に見えるが…

まず、漢字ペディア。
「噸」
トン。重量の単位。一〇〇〇(キログラム)。また、船舶の容量の単位。英語の音訳字。


「瓲」
トン。重量の単位。一〇〇〇(キログラム)。英語の音訳。


ふーん。
「噸」の方だけは船舶の容量の単位にも使われるってことかな?


次に大辞林
んー、特に使い分けは無いようだが。


三省堂ワードワイズ・ウェブより。
メートル法のトンとは異なる単位としてのトンには、それを表す「噸」が作られている

へー。
メートル法じゃない「トン」なんてのがあるんだ。
しかしなるほど、考えてみると準1級配当漢字でも「吋」(インチ)や「哩」(マイル)があるし、口へんはヤード・ポンド法の単位の漢字に使われるってことかな?


漢和辞典を見てみる。
いずれもメートル法とヤード・ポンド法両方の「トン」の字義を載せており、「瓲」との使い分けの記述は無い。
上記三省堂のページでは、この字は「中国製か日本製か、判断が難しい」とあるが、辞書では国字としたものが多く、熟語も皆無。
中国製だったとしても近代に作られたのだろう。


なのでまあ、噸でも瓲でも、あるいは「屯」でも、どれでもお好きなものをどうぞって感じだろうか。
実生活上は「t」でいいだろうし。
漢検の書き問題に出た場合にどう書くべきかは知らない。

posted by 並句郎 at 22:22|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2017年01月28日

読めますか?

毎日新聞の校閲グループが平日に出題している「読めますか?」
単純な読み問題が1日に1問。
その昨年分がまとめられていたのでご紹介。

漢検でおなじみの語もあれば、1級配当で、いや、準1級以下であっても難しい語もあって、なかなか歯ごたえがある。
語をクリックして回答すると、語の解説も読める。
駅名だとか、漢検では出題されなさそうな語もあるが。

一昨年までのまとめ(へのリンク)もあり、全体ではかなりの量。
一部、政治がらみの語の解説にバイアスがかかってるように思えるのは考え過ぎか?
まあ、そこは定評ある侮日新聞なのでね ^^
スルーで。

その「読めますか?」以外の「校閲記者ブログ」や「赤字ゲラから」なども面白いコンテンツ。
土日の暇つぶしにどうぞ。

posted by 並句郎 at 10:30| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする