2020年06月14日

活字 その7

CIMG1736.JPG以前、「鯟」「幌」「港」「札」「旅」「駅」を買った店で、
今度は「禮」を買ってきた。
いや、買ってきたのは去年だったかかなり前だけども。


やっぱ、旧字体の魅力と字義の良さ。
旧字体か否かは別にしても、字形も好きだ。
CIMG1739.JPG

ネッキは3本。

で、菱形の中に“M”のマークと、「上野」か「野上」かのピンマーク。
旧字体の時代だし、「上野」かなぁ。
どっちにしてもイニシャルは「M」じゃないけどなぁ。

posted by 並句郎 at 14:15| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2020年05月14日

Google日本語入力

先月、PCを新しくした。(Windows 7 から 10 へ)
そのせいなのかどうか、MSーIMEで謎の挙動が見られるようになった。
詳しい検証はしてないが、Wordを使う時だけ、かな?
Wordのバージョンが古いせいかとも思うが…

例えば、(以下、ローマ字入力での話)
「かきくけこ」と打つと…
「kあkいkうkえkお」となったり、
最初の子音のkが抜けて「あきくけこ」となったり。

で、ググってみると対処法があるような無いような。

そこでこの際、以前からちょっと気になっていたGoogle日本語入力というのをインストールしてみた。

使ってみた結果…
まだまだ使い始めだし、毎日長文を書くわけでもないので、MS-IMEとの差異はあまり感じられない。
が、変な挙動をすることはなくなった。
なお、MS-IMEのユーザー辞書を引き継いで使うことができる。



過去のエントリでネタにしたMS-IMEの問題点がGoogle日本語入力でどうなるか検証してみる。

「祇園・祗園」
どっちも変換候補に出てくる。
まあ「祗園」も地名になっちゃってるし当然か。

「城狐社鼠」
正しく変換された。

「杯盤狼藉」
正しく変換された。


なお、新PCのMS-IMEでは「杯盤狼藉」は正しく変換された。
「城狐社鼠」は相変わらず「城社鼠」となる。



そんなわけで、個人的には大した違いは感じられないし、謎の挙動が無いだけGoogle日本語入力の方がいいかな…
…と一時は思ったのだが…

MS-IMEだと、変換候補が多数ある場合、最初に9個が表示されるが、その時にTabキーを押すともっとたくさんの候補がズラッと出てくる。
その機能がGoogle日本語入力には無い。
漢字ネタを書く身としては、この機能が無いのは痛い。
なんとか実装してくれませんかねぇGoogleさん。

なので取りあえず、IMEを随時切り替えて使うことにした。
おかげでIME切り替えのショートカット(Windowsキー+スペースキー)を覚えた ^^


あとまあどうでもいいが、「Google IME」と呼ばないのはなんでだろー??

posted by 並句郎 at 21:02| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2020年05月01日

五十音引き漢和辞典

五十音漢和.JPG2004年2月10日発行、2008年12月20日第6刷発行の
三省堂「五十音引き漢和辞典」を実家から発掘してきた。

今後このブログでは「五十音漢和」と呼ぶ。


「序」より抜粋。
現代日本語に用いられている字義・熟語に重点を置く
現代の日常における漢字の辞典
中高生の日常の漢字学習はもちろん、熟年層の生涯学習用にも役立つように編集
…そういう辞書。

だが一番の特徴はもちろん、
親字の読み、主としてその音(字音)で簡単に早引きできるように五十音順に配列
…ってところ。
なので例えば音「タ」だったら「他・它・多・佗…」と続き、次に「ダ」の「打・朶・兌・妥…」となる。
同音だったら総画数順。

そこで思うことは当然、「いや、そりゃ、読める字ならいいけどね」ってこと。
それに読めても音が複数思いつく字だったら、どの音で引くべきか迷うところ。
例えば「蛇」。
これは「ジャ」のところにあり、「ダ」で引こうとすると「ジャ」に誘導される。
誘導してくれればまだいいが、例えば「経」は「ケイ」のところにあり、「キョウ」で引こうとしてもそこには何故か何もなく誘導すらしてもらえない。
さらに例えば「但」は音読みではなく訓読みの「ただし」のところにあり、音の「タン」で引こうとしてもこれまた誘導すらされない。

そのあたりについては「親字の最も代表的な音(代表的な音がない場合は訓)の五十音順を第一の配列要素として配列した」とあるのみで、明確なルールは無いようだ。

索引としては「音訓索引」と「総画索引」がある。
つまり全く読めなければ画数に頼るしかない。
部首はほとんど何の手掛かりにもならない。
わずかに、同音・同訓・同画数の場合に部首順になるのみ。


そんなわけで、普通の部首順の漢和辞典の方が引きやすい…と思うのは漢字オタクだけかな ^^;
普通の人にはこの辞書の方がいいのかもしれないね。


あ、親字数は約6300、熟語数は約30000。
JISの第一・第二水準の6355字は全て載っている、とのことだが、手持ちの辞書の中ではかなり少なめ。

ほか、中身を見て気がつくのは、字の成り立ち、[解字]とかが無いこと。
同時に形声だとか象形だとかの六書の記載も無い。
そんなもの、オタク以外には不要なのかな ^^;;;;;;;;;;



定点観測。

熟語「通信」「鉄道」「電気」いずれもあり。
「電」など、「電気」以外にも「電器・電球・電子」、果ては「電子計算機・電卓・電脳」などまであり、さすが「日常における漢字の辞典」だ。

「灸」の字の成り立ちについては、前述の通り、記述は無い。

「炙」の後熟語。
字義解説文中に「膾炙」と「親炙」があるのみ。
一応、後熟語は[下接]として掲載されることになっているが、「炙」については[下接]無し。


誕生日漢字は「巨」。
お、珍しくいい字だな。

posted by 並句郎 at 22:12| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2020年04月27日

漢熟検の過去問 2019年度

漢熟検過去問
2019年度分(全3回)に差し替えられたので早速やってみた。

結果、いずれも100点満点で、
第1回 1級=76点  2級=96点
第2回 1級=“未実施” 2級=97点
第3回 1級=“未実施” 2級=96点
 (合格基準は80%程度の正解)


2018年度の1級はヤケに簡単だったが、少しは難化したか。
2級は簡単だったな。
特に第2回はひょっとして満点取れたかと思ったが、そこまで甘くはなかった ^^;


1級恒例の専門用語問題は、宝石の和名の書き問題。
ただ例えば
「ガーネット」の和名を漢字で書け、ではなく、
「ガーネット」の和名「ざくろいし」を漢字で書け、なので、さほど難しくはない。


ひとつ疑問点が。
あ、これから解こうというかたにはネタバレになるので最後に書いておこう。

ともあれ、外出自粛で悶々としている皆さんにはいい暇つぶしになりそうですよ。
漢熟検さん、いつもありがとうございます。



合格率は下表の通り。
やはり2級は簡単だったようだ。

■合格率(%)推移■
        1級  2級
2015年度 第1回 21.4 61.9
2015年度 第2回 12.5 36.8
2015年度 第3回 16.6 43.7
2016年度 第1回 42.8 35.0
2016年度 第2回 50.0 31.2
2016年度 第3回 42.8 33.3
2017年度 第1回 66.7 33.4
2017年度 第2回 50.2 51.7
2017年度 第3回 20.0 61.5
2018年度 第1回 18.7 41.6
2018年度 第2回 42.8 54.5
2018年度 第3回 ---- 50.1
2019年度 第1回 25.0 58.8 ←NEW!
2019年度 第2回 ---- 73.9 ←NEW!
2019年度 第3回 ---- 80.0 ←NEW!







▼以下、ネタバレ注意▼

疑問点。
2級の第2回の[三]の10。

球場は大歓声に〔ワキ〕かえった。

「ワキ」を送り仮名つきで書く問題。
自分は「沸き」と答えたが、標準回答では「湧き」。
んー、これは「沸き」の方が相応しいんじゃないのかな?
ひょっとしたらどちらでも正解にしてもらえるのかも知れないが…

posted by 並句郎 at 13:46| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2020年03月26日

第2回 諸橋轍次記念 漢字文化理解力検定

一昨年の9月に第1回が行われた諸橋轍次記念 漢字文化理解力検定。
その第2回が昨年12月に行われたようだ。
諸橋轍次記念館のサイトより。

当初、第2回は昨年10月に実施予定だったところが台風の影響で取りやめになった、というところまではサイトで見ていたが、中止じゃなくて延期で実施できたんだね。
よかった。

で、問題と解答が載っているので今更ながらやってみた。
結果、66/100点。

言い訳させてもらうと…
読み問題で、カタカナで解答せよ、とあるところを全てひらがなで答えてしまった。
都合10点分。
皆さん気をつけましょうね ^^;

で、66点だと「一級」に認定される。
ちゃんとカタカナで解答して76点だったら「初段」だったんだけどね…
ちなみに前回は初段だった。

読み書き問題は簡単だったが、前回や“出題例題”と同じく、中国古典などの知識問題が壊滅的。
漢検=漢字能力検定と違ってこちらは「漢字文化理解力検定」。
漢字文化と言うからには古典の知識も問われて当然だよね。
まあ自分にはこの検定で高得点は望めないな。
それより何より、まずはケアレスミスをしないことだ ^^;

posted by 並句郎 at 20:24| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2019年05月11日

活字 その6

20190511_1.JPG以前、「鯟」「幌」「港」「札」「旅」を買った店で、今度は「駅」を買ってきた。
このブログでの最頻出漢字かも?

ネッキは1本だし、ピンマークも無く、モノとしては特徴は無いかな。
旧字体でもないのは少々残念だが、この新字体も好きだ。


20190511_2.JPG
と、いうわけで。
活字で「札幌駅」が作れるようになった ^^
そのために「駅」を買ったつもりではないけれども。


posted by 並句郎 at 11:50| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2019年04月22日

漢熟検の過去問 2018年度第3回

漢熟検過去問
前々回前回に続いて、2018年度第3回の2級の問題をやってみた。

結果、100点満点で、93点。
 (合格基準は80%程度の正解)

まあこんなもんか。

いや、それより、1級は「未実施」って、なんでよ?
前々回・前回が異様に簡単だったり、合格率が不自然に低かったり、変だ変だとは思っていたが。
未実施ってことは、やっぱり受検者が集まらなかったのかね?
漢字好き・検定好きな人は多いと思うんだけど…
しかし検定会場を見ると、例えば北海道では札幌の苗穂・手稲・西岡、それと岩見沢、か。
んー、も少し、なんとか、この、ねぇ。
他の県を見ても、ちょっとどうなのかなぁと思うところが多い。
会場だけの問題ではないかも知れないけどね。

検定実施要領のページを見ると今年(2019年)度も、全3回のうち第2回・第3回では1級は未実施。
そうですかー。
そりゃ残念。
で、その第2回・第3回では2級と10級のみ従来どおりで、準2級~9級はCBTで実施予定、と。
まあそれはどうでもいいけど。


ところで「未実施」っていう言い方。
「未だ実施せず」ってさ、じゃあそのうち実施するのかって思っちゃうけど。
それに今年度の検定については現時点では未来の話で、それを「未実施」とは言わないでしょー。
「不実施」とか「中止」とかの方が…
あ、部外者があれこれうだうだとすみませんね ^^;



■合格率(%)推移■
        1級  2級
2015年度 第1回 21.4 61.9
2015年度 第2回 12.5 36.8
2015年度 第3回 16.6 43.7
2016年度 第1回 42.8 35.0
2016年度 第2回 50.0 31.2
2016年度 第3回 42.8 33.3
2017年度 第1回 66.7 33.4
2017年度 第2回 50.2 51.7
2017年度 第3回 20.0 61.5
2018年度 第1回 18.7 41.6
2018年度 第2回 42.8 54.5
2018年度 第3回 ---- 50.1


posted by 並句郎 at 23:29| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2019年04月21日

漢熟検の過去問 2018年度第2回

漢熟検過去問
前回の2018年度第1回に続いて、第2回の2級と1級の問題をやってみた。

結果、いずれも100点満点で、
 2級 94点
 1級 85点!
  (合格基準は80%程度の正解)

2級は…
こんなもんか。

1級は…
点数では前回ほどではないにしても、1級にしては簡単だった。
易化傾向は変わらず?



1級恒例の専門用語問題は、「武蔵」のような旧国名の書き問題。
何年か前にも出たな。
ネタが尽きてきたか?
個人的には好きな分野なので10問全問正解できた。



今回の合格率は、
 1級…42.8%
 2級…54.5%

1級、まあそんなもん、かな?
前回が異様に低かった。
今回ももっと高くてもいいような気がするが…
んー、やっぱり何か変だ。


■合格率(%)推移■
         1級  2級
2015年度 第1回 21.4 61.9
2015年度 第2回 12.5 36.8
2015年度 第3回 16.6 43.7
2016年度 第1回 42.8 35.0
2016年度 第2回 50.0 31.2
2016年度 第3回 42.8 33.3
2017年度 第1回 66.7 33.4
2017年度 第2回 50.2 51.7
2017年度 第3回 20.0 61.5
2018年度 第1回 18.7 41.6
2018年度 第2回 42.8 54.5

posted by 並句郎 at 20:04| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2019年04月20日

漢熟検の過去問 2018年度第1回

漢熟検過去問
2018年度分(全3回)に差し替えられた。

で、まずその第1回の2級と1級の問題をやってみた。
結果、いずれも100点満点で、
 2級 90点
 1級 88点!
  (合格基準は80%程度の正解)

2級は…
低いな。

1級は…
1級にしては異様に簡単だったぞ?
何か方針転換でもしたのだろうか。


1級恒例の専門用語問題は虫の名称の書き問題。
そんなもん、難しくしようと思えばいくらでも難問は作れるはずだが、10問中9問正解できた、というか、できてしまった。
んー…



今回の合格率は、
 1級…18.7%
 2級…41.6%

いやいやいや、今回の1級の問題でそんなに低いわけがない。
よほど受検者が集まらなくて急遽無理やり関係者の子の小学生に受検させたとか?
それとも合格基準点が90点台に上げられたとか?
んー、何か変だ。


■合格率(%)推移■
         1級  2級
2015年度 第1回 21.4 61.9
2015年度 第2回 12.5 36.8
2015年度 第3回 16.6 43.7
2016年度 第1回 42.8 35.0
2016年度 第2回 50.0 31.2
2016年度 第3回 42.8 33.3
2017年度 第1回 66.7 33.4
2017年度 第2回 50.2 51.7
2017年度 第3回 20.0 61.5
2018年度 第1回 18.7 41.6

posted by 並句郎 at 23:44| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2019年04月08日

第1回 諸橋轍次記念 漢字文化理解力検定

今さらもいいところだが… ^^;

昨年9月30日に実施された、第1回 諸橋轍次記念 漢字文化理解力検定
その問題(と解答・解説)が載っていたのでやってみた。

結果、72/100点。
漢検の200点満点換算だと144点で、2級以上なら不合格になるところだが、この“諸橋検定”には不合格というものが無く、この点数だと“初段”に認定される。
受検者数は65人だったようで、その中では8番目ぐらいになりそう。
上出来なんだろうかね?
受検者がどんな方々なんだか皆目わからないし、何とも言えないかな。

感想としては、例題を解いてみた時と大体同じような。
やっぱり中国史・中国古典のところが自分には鬼門。
記述問題は無かった。
それより何より、PDFのページがバラバラで解きにくいったらありゃしない。
もちろん実際の検定時にはちゃんとページ順になってたのだろうけれども。


さて。
第2回の実施はあるのかどうか。
もしあるのなら受検はしませんけどまた問題と解答をアップしてくれると嬉しいですよろしくお願いします三条市さま ^^

posted by 並句郎 at 21:22| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする