2016年02月29日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘281 「繫」

がれた船。
kaiko281.JPG



青森港に繫留されている、旧青函連絡船の八甲田丸。
撮影は1990年。
青函連絡船メモリアルシップ」として内部の見学などができるようになっている。
そのページでは「繫留」ではなく「係留」の表記。
常用(当用)漢字での書き換えってやつかね。


漢字ペディアによると「繫」の読みは、
 音読み=ケイ
 訓読み=つな(ぐ)・つな(がる)・とら(える)・か(かる)・きずな

ちなみに「」の読みは、
 音読み=ケイ
 訓読み=かか(る)・かかり
 表外読み=かか(わる)・つな(ぐ)

…なので、まあ書き換え字として適当と言えるだろうか。
「かかる」の場合に「繫かる」・「係る」と送り仮名が違うのがイヤらしいが。


漢和辞典を見てみる。

「繫→係」の書き換え熟語は他に「繫船」「繫争」「繫属」「連繫」など。

「繫」の字の成り立ちとしては形声で、上半分が音符。
その音符部分は「(ケキ・ゲキ など)」の俗字とのこと。
で、その「毄」は漢検1級配当でもなさそうなので字義などは端折るが、その左側部分、車と口の部分は、車軸とその「軸受けの止め金」(漢字源)とのこと。
なので「車」の下の「口」にも意味があるわけ。

と言うわけで。
漢検でも許容されているからとは言え、「」の「車」の下の「山」みたいな部分を省略して「」とは個人的には書きたくない。

とは言うものの。
」は今さら「」と書きたくはないなぁ。
なんと節操の無い… ^^;
posted by 並句郎 at 21:43|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする