2015年12月29日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘277 「晒」

天日に される大根。
kaiko277.JPG


鹿児島県の、当時は山川町、現在は指宿市。
山はもちろん開聞岳。
撮影は1984年。
冬なので寒干し大根ってやつなのかな?
しかし九州南端の地で寒干しでもないかな??


「完全征服」によると「晒」の読みは、
 音読み=サイ
 訓読み=さら(す)

漢和辞典を見てみる。
音符「西」について漢字源にはこうある。
さらさらと水を通すざるの形を描いた象形文字。
で、[参考]として、
物をざるに入れて水を通してさらすのを洒 サイといい、日光を通してさらすのを晒という。

ふーん。
つーか、「西」がそんな象形文字だったとは知らなかった。

で。
手持ちのほとんどの辞書に、「晒」は俗字で本字は「」だ、というような記述がある。
いくつかの辞書では「晒」の項には何も解説が無く「曬」に誘導されて終わり。
「晒」ってそんな半人前の字だったのか。
見損なったぞ ^^

「曬」なんて字は見たこと無かったな。
辞書を見ると、字義はまあ当然「さらす」で、音は「サイ」。
もちろん「麗」に「サイ」なんて音は無いので会意文字。
漢字源によると「麗」の意味付けとしては「美しく並ぶ意」で、「日」と合わせて「日光の下に物を並べてきれいにすること」とのこと。



しかし「麗」と「西」じゃ字形が全然違うし、「曬」の俗字として何故「晒」が使われたのだろうか。
やはり「サイ」という音が原因だろうか。
もしそうだとすると、「晒」における「西」の意味付けなんかは後付けでしかないのか?
「西」には後付けできるような字義があり、音も「サイ」だし、画数も少なくて書き易いし… ってことだろうか。
以上、まったくの勝手な想像。

posted by 並句郎 at 22:31|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする