2015年07月05日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘268 「稀」

少な車両。
kaiko268.JPG

別府(べふ)鉄道のキハ2。
別府港(べふこう)駅。
兵庫県。
撮影は1981年。
端部に荷台がある車両、バケットカーと言うらしいが、自分が実際に乗車したことがあるのはこれだけだったと思う。
なんとも異様に見えたことを覚えている。
ググってみると1931年製造とのことで、撮影当時でちょうど50歳か。
現在も一応保存されているものの荒れ気味のようだ。


「完全征服」によると「」の読みは、
 音読み=キ・ケ
 訓読み=まれ・まば(ら)・うす(い)

常用漢字の「」に書き換えられることが多いが、その場合も本来は「」が正統なのだろう、と思っていた。
が、漢和辞典を見ると「」の字にも「まれ・まばら・うすい」などの字義がしっかりとあり、「」の熟語を見ようと思っても「〕をも見よ」(漢語林)なんて書かれている。
となると「」の字の存在理由がそれこそ稀薄なような…
ただし「完全征服」では「」に「まば(ら)・うす(い)」の読みは載っていない。

字の成り立ちとしては、例えば漢字源では会意兼形声で、「「禾(作物)音符」で、穀物のまばらなこと」。
まあ、禾へんだからそうなるわなぁ。

posted by 並句郎 at 19:21|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする