2015年03月22日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘253 「飴」

色の客車。
kaiko253.JPG





上野駅。
高崎行きの旧型客車。
撮影は1982年。
上野駅での旧型客車の最晩年だと思う。
東北線の東那須野磐城西郷へ行く時だったが、大宮までは高崎行きのこれにわざわざ乗った。
自分の場合、鉄道趣味の対象としてはSLは完全に歴史上のもので特に思い入れはなく、実体験した“古いもの”の代表がこの手の旧型客車。
飴色の内装が懐かしい。

…と、ここで「飴色」を確認してみたが、本当はどうやらもっと明るい色らしい。
原色大辞典さま。
そーなのか。
でも「飴色」で画像をググってみると、こんな感じ。
まあ、そんなに厳密でなくてもいいよね ^^;
飴ったって色々あるし。
つーか、飴色に限らないが、古来の色ってそんなデジタルに決まる、決められるものなのだろうか。
…と思ったら、一部についてはJISで決まってるのか。
が、その中に飴色は無いな。
んー、ま、いいや。



「完全征服」によると「飴」の読みは、
 音読み=イ
 訓読み=あめ


漢和辞典を見てみる。
以下、すべて漢語林より。

音符の「台」の意味付けとしては「やわらかの意味」とし、食へんと合わせて「やわらかな食品、あめの意味を表す」とのこと。

ん?
「台」が「やわらか」なのか? ってことで「台」の項を見てみると…
へー。
旧字で「」って書く「台」と、旧字もへったくれもない根っからの「台」の、別々の2字があるのか。
それは知らなかった。
で、「飴」の「台」は後者、根っからの「台」。
「イ」という音も、「臺」には無く、根っからの「台」にのみある。
その「台」の字の「厶」は農具の鋤(すき)の象形で、「大地にすきを入れてやわらかくするの意味」ってことで、そこから「やわらか」が来てるらしい。

そんなこんなで、まあとにかく飴はやわらかい食品ってことなので、現代の飴玉とは元来は違うのだろう。
字義解説には「もち米と、麦のもやしで作った甘い菓子」とある。
現代の水飴とも違うようだし、まったく想像できないが…

posted by 並句郎 at 21:21|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする