2015年03月06日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘251 「蝕」

洞。
kaiko251.JPG


海蝕洞の明鏡洞。
福井県高浜町。
撮影は1992年。
「明鏡洞」の名の由来をググると、
洞窟を通して見える水平線が鏡に映った別の景色に見えることから
とのこと。
なるほど、そう言われてみるとそう見える気がする。
窓ではなく鏡としたあたりが、風流なのかひねくれてるのか… ^^;


「完全征服」によると「蝕」の読みは、
 音読み=ショク
 訓読み=むしば(む)

で、部首は食へんではなく、虫。
音符が「食」なので、意符・部首が「虫」になるのは納得だが、だったら偏と旁が逆の方が自然だろうに。蝕.GIF
こんな感じで →→→→→→→

なぜ現在の形になったんだろね。

漢和辞典を見てみる。

篆文など、元々は「虫」と「食」、それと「人」で構成されていたらしい。
「人」がどう関係するのか分からないが、例えば漢字源の字義解説の中に「虫が人の皮膚にくいこむ」とあるので、その辺なのかな。
で、なぜか「人」が省略されて「蝕」の形に。

そういう字義なので、音符の「食」にも思いっきり意味がある。
「むしばむ」ってのも「虫食む」だしね。

posted by 並句郎 at 20:10|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする