2014年07月15日

大震災の余震?



先週12日のやや大きな地震。
朝日新聞デジタルによると、「(気象庁は)「東日本大震災の余震とみられる」と発表した」らしい。

言いたいことは分かる。
だがちょっと待って欲しい ^^

「地震」と「震災」とは別だ。
「震災」とは、「地震による災害」のことで、主語は「災害」。
一応、大辞泉。

なので、「地震の余震」なら分かるが、「震災の余震」じゃ日本語になってない。

この、「地震」と「震災」の区別がされないケース、以前から気になっていた。
そのあたり、もはやマスコミには期待できないのだとしても、気象庁はちゃんと区別しろよ。

ってことで気象庁のサイトも見てみると…
ちゃんと「地震の余震」と書いてあるぞ。
気象庁が正しく「地震の余震」と発表したのを、朝日の記者はわざわざ「震災の余震」と書き換えたのか?
ひょっとしたら気象庁の会見の席上では「震災の余震」という言い方をしたのかも知れないが…

まあ、朝日だけじゃないし、今回だけの話でもないが、しかし言葉で商売してる人間が「震災の余震」なんて言い方に引っ掛かりを感じないものだろうかね?
「"大震災の余震"」でググると、まあ出るわ出るわ。
そういう言い方をしましょうってな業界ルールでもあるのか?

震災関連で言えば、「放射能」「放射線」「放射性物質」の混同もよく見られる。
以前書いた「命題」もそうだし、まあ、内容だけでなく日本語そのものについても、マスコミなんて信用しないことだ。

posted by 並句郎 at 20:05| 言葉・疑問 | 更新情報をチェックする