2014年07月04日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘227 「綜」

するレール。
kaiko227.jpg



長万部駅。
撮影は2001年。

新幹線の駅を造る用地は充分ありそうだね。
室蘭方面への乗換駅となるのか、フリーゲージトレインの実用化で単なる解結駅あるいは通過駅となるのか…
ローカルの乗り換えは残るだろうけれども。


「完全征服」によると「綜」の読みは、
 音読み=ソウ
 訓読み=す(べる)・おさ・まじ(える)

漢和辞典を見てみる。
「すべる」は「統べる」。
「おさ」ってのは機織りで使う道具らしい。

音符の「宗」の意味付けは、例えば漢語林では、「おさ・族長の意味」とし、糸へんと併せて、「一族の長が一族を治めるように、糸を整え織るためのおさ(筬)の意味や、すべくるの意味を表す」とのこと。

で、そういう字義も音も「総」に通じるので、現代表記では「総」に書き換えられることがある、と。
「綜合」→「総合」とか。


とにかくそういう“まとめる”的な字なのだが、その上で「錯綜」という熟語を考えてみると…
この「綜」はどう解釈すればよいのか。
やはりここでも“まとまる”意で、それと逆に乱れ交じる意の「錯」を重ねた、漢検の熟語構成問題で言えば“「高低」型”の語なのだろうか。
それとも、ここでは「完全征服」の訓読みにあるような「まじえる」意で“「岩石」型”なのか。

国語辞典や漢和辞典で「錯綜」を見てみると、「入り交じる」などが圧倒的な中…
漢字源では「入りまじえたり、まとめたりする
新選漢和では「いりまじり集まる
…とあり、「綜」に「まとめる・集まる」といった字義を認めているようだ。

辞書の情報も錯綜している。

posted by 並句郎 at 20:52|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする