2013年03月08日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘169 「逢」

奥美濃との出 い。
kaiko169.JPG


当時国鉄の越美南線終点、北濃駅。
岐阜県。
撮影は1985年。

残念ながら、ロクに奥美濃と出逢うことも無く、列車でとんぼ返りしてきただけだが。

現在は第三セクター長良川鉄道。
路線名は越美南線のままのようだ。
北濃までの末端部分もまだ生き残ってるんだね。
頑張るねぇ。  (((頑張りすぎは毒、かも、とか、よそ者が小声で言ってみる。)))


「完全征服」によると「逢」の読みは、
 音読み=ホウ
 訓読み=あ(う)・むか(える)・おお(きい)・ゆた(か)

訓読みでは「あう」以外は完全に忘れていた。

漢和辞典によると、「おおきい」とか「ゆたか」の場合は「豊」の字に通じるようだ。
そう言ってもらえると分かりやすい。


形声文字で、音符の「夆」については、
 漢辞海…「峯」の省略形
 旺文社漢和…あわせる意の「縫」に通じる
 漢語林…「逢」の原字
などなど。


熟語は多からず少なからず、だが、ここで異彩を放つのが新選漢和。
いずれも和語で他には載っていない
 逢引(あいびき)
 逢初(あいそめ)
 逢瀬(おうせ)
 逢魔時(おうまがとき)
を載せている。
漢検なんかには出題されにくいかも知れないが、日本人なら知っておきたいところ。



以下、蛇足。

「夆」については以前ちょっと書いたことがあった。
その時は漢和辞典で探せなかったが、その後入手した漢語林と新明漢には載っていた。
漢語林によると字義は、さからう・ひく・あう。
で、
[解字]形声。夂+丰(音)。夂は下向きの足の象形。音符の丰ホウは、草木の葉の寄り合い茂るさまの象形。足が一点に寄り合っていく、あうの意味を表す。

…とのこと。

posted by 並句郎 at 23:55|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする