2012年04月25日

1級→2級配当漢字 「哺」




1級→2級配当漢字の4字目。

漢字辞典ネット様によると、読みは

【ホ】 ふく(む)、はぐく(む) (【 】内は常用漢字表(PDF)掲載の音訓)

常用漢字表掲載の「例」*
 哺乳類

準1級プラスでも
 哺乳類
として載せている。
やっぱ、哺乳類か哺乳瓶ぐらいしか無いよねぇ。
いや、四字熟語で「握髪吐哺」ってのもあったな。


ほかに熟語は、と漢和辞典を見ると、
 哺養(新明漢)
 哺育(漢語林)
 哺食(新選漢和)
などが見える。

三つ目の「哺食」は新選漢和にしか載っていない。
意味は
 1)食物を口に入れて養う
 2)賄料
で、読みが「ほし」となっている。
これは「ほしょく」のまちがいじゃないかと思ったが、「食」には「シ」の読みがあり(「完全征服」でも表外読みとしてあり)、そう読む場合には「やしなう」という意味があるようなので、「ほし」で正しいのだろう。多分。


ほか、「哺」が後につく熟語で「反哺」ってのがあるが、意味が分からない。
大辞泉。

親に恩を返すこと。→烏(からす)に反哺(はんぽ)の孝あり

出典?用例?として載っている「烏に~」を引くと、親孝行せよ、ということか。
故事・諺問題で出そうな感じ。


あと、「含哺鼓腹」というのが、「ほをふくみ はらをこす」の読みで3種の辞書に載っている。
ググってみると「がんぽこふく」の読みで四字熟語扱いでいいようだ。
新明解四字熟語辞典。

人々が豊かで、太平な世を楽しむたとえ。

「鼓腹撃壌」「撃壌之歌」の仲間かね。


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* 今回から、常用漢字表掲載の「例」を載せる。
(今回の「哺」なら「哺乳類」)

「例」とは、文化庁の常用漢字表(PDF)の「表の見方及び使い方(9)」によると、

音訓使用の目安として,その字の当該音訓における使用例の一部を示した。

とのこと。

この「例」を、今までの「丼」「傲」「刹」のエントリにも追記しておく。

posted by 並句郎 at 23:21| 1級→2級配当漢字 | 更新情報をチェックする