2012年04月09日

1級→2級配当漢字 「傲」




1級→2級配当漢字の2字目。

漢字辞典ネット様によると、読みは

【ゴウ】 おご(る)・あなど(る)・あそ(ぶ)
 (【 】内は常用漢字表(PDF)掲載の音訓)

常用漢字表掲載の「例」は
 傲然
 傲慢

準1級プラスでは
 傲岸不遜
 傲慢
それと、「(オゴ)る」で「驕」の別解として載せている。


漢和辞典を見ると「おごる」とか「あなどる」の訓は共通している。
他に「あそぶ」「かまびすしい」なども見られる。


熟語は沢山あり、大部分は「おごる」系の意味。

その中で目を引いたのが「傲霜(ゴウソウ)」という言葉。
漢語林の解説によると、

霜におごる。霜の寒さに屈しない。菊の花をいう。

あまり良い意味に使われない「傲」の字だが、この「傲霜」の場合はなかなか味がある。
覚えておこう。


ところで、旁の「」を漢和辞典で見てみると、いずれも「あそぶ」という訓が真っ先に解説されている。
字の成り立ちも「出+放」とのことで、まさに外に出て解き放たれて遊ぶ、ようなあたりが原義だったようだ。
自分は「敖」の左側を「土方(どかた)」と覚えていたが、元々は「土」ではなく「出」だったんだね。


ついでに。
「傲岸不遜」の「岸」はもちろん常用漢字で、「完全征服」によると「かどだ(つ)」の表外読みがある。
「傲岸」の「岸」は、その意味合いだろうね。

これを書いていて気がついたが、自分は「岸」を手書きする時、「干」の部分を「千(セン)」と書いていた気がする。
「干」が音符のようなので、「千」ではありえない。
「候・侯」「織・識・職」に続く、今さら気がつくシリーズ ^^;

posted by 並句郎 at 22:52| 1級→2級配当漢字 | 更新情報をチェックする