2010年08月23日

「『常用』に縛られず漢字は自由に」

産経の記事、「【正論】社会学者・加藤秀俊 「常用」に縛られず漢字は自由に」。

1ヶ所だけ除いて同意できる記事なのでご紹介したい。
全文はリンク先で。
要点は、タイトルどおりの「『常用』に縛られず漢字は自由に」に尽きるのだが。

抜粋。


文化庁が「常用漢字」をさだめるのは、あくまでも「法令,公用文書,新聞,雑誌,放送等,一般の社会生活において,現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安を示す」ためのもので、べつだん強制力をもつものではない。
必要なときには適切な漢字をどんどん使ったらいい。完全な自由化をしたらよろしいのである。なんの気兼ねがあるものか。


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そうそう。
常用漢字なんてのを廃止するのも一法だと思う。



たとえば「蹄」という漢字が「常用漢字表」に入っていなくても、新聞雑誌はためらうことなく「口蹄疫」と表記する。ところがトンマな放送局があって「口てい疫」と「まぜ書き」の字幕をだす。まことにおろかしいことである。

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「トンマな放送局」とはNHKのこと。
まあ自分に言わせれば、NHKは「トンマ」のレベルを遥かに通り越してるが。



もちろん、わざわざむずかしい漢字をつかう必要はない。できるだけ漢字はすくないほうがいい。

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この点はちょっと。
「できるだけ漢字はすくないほうがいい」とは思わない。
「すくないほうがいい」よりも、「少ない方がいい」の方が読み易いと思う。
「少」や「方」が「むずかしい漢字」だとは言えないだろう。

もちろん、かと言って漢字が多い方がいいとも思わない。

どこかのブログか掲示板でこんな意見を見たことがある。
 「漢検の準1級や1級なんて有害だ。
  そんなのを勉強した人間に難しい漢字を使われたら迷惑だ。」

アホかと思った。
勉強して習得した漢字は使わなきゃならないわけではない。
意見した当人だって、知っている最大限の範囲の漢字を常に使ってるわけではあるまい。
「heyqlowの覚え書き」でも、IMEの変換で知っている漢字が出た場合でもひらがなにして書くことがたびたびある。
そこはバランスってものだ。

他のかたのブログで、漢検・漢字について書いているから、ということで、敢えて難しい漢字を使っているところがある。
そういう場合はそれでいいと思う。
また、人に読ませることを主目的としない日記などなら、どんな字で書こうが自由だ。

そういうわけでもないのに、やたらに難字を使っている人がいるとしたら、それはその人に問題があるのであって、「漢検は有害だ迷惑だ」なんてのは屁理屈でしかない。
「屁」は1級配当漢字だが、使っちゃ迷惑かね? ^^

posted by 並句郎 at 12:04| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする