2010年06月08日

新常用漢字表で漢検は…?

新常用漢字表の内容がほぼ固まったようだ。

新採用は196字。うち、漢検の級別配当で
現在準1級なのが168字、
現在1級なのが28字。

除外されるのは5字。うち、
現在2級なのが4字、
現在3級なのが1字。

詳しくは漢字辞典ネット様をご覧頂くとして…


漢検では、秋の内閣告示の後に対応方針を発表するとしているが、仮に

・新たに採用される漢字は2級配当とする
・現行表から除外される漢字は準1級配当とする

とすると、各級の配当漢字数は、
 3級配当 = 1字
 2級配当 =192字
 準1級配当=163字
 1級配当 = 28字

となる。

準1級の難易度はどうなるかな?

2級の難易度がかなり上がるのは間違いない。
かと言ってその分準1級が易しくなる、わけではもちろんない。
2級以下の配当漢字も準1級の出題範囲だから。

逆に、現在1級配当の中から採用されて2級配当となるのが28字あるので、その分、準1級の出題範囲の漢字数も増える。
それだけ難化するわけだ。

2級配当の字が増える、ということは、準1級においては、表外読みの範囲が増えるということ。
つまり、表外読み問題が難化する…かも。

逆に準1級配当漢字数は減るので、準1級配当漢字の読み書き問題は易化(*)する…のか?

表外読みの範囲は増えるが、配当文字数で見て現在の1割増。
なので、現行の10問という出題数が例えば15問になるとは考えにくい。
すると、準1級配当漢字の読み書き問題数も変わらない。

つまり、準1級配当漢字で見ると、範囲は狭まるが、出題数は変わらない。
狭まる範囲から今まで通りの数が出題される。

と言うことは、過去に出題された問題が再出題されるケースが増え、受検者としては対策が立て易くなり、難易度としては下がる?
逆に、今まで出題されなかったようなところからの出題が増え、難易度は上がる?

さあどっち?
相殺されて変わらず、かな。


まあ、現在1級の28字が範囲に入ってくる分は確実に難化するので、受検するなら今のうち、かも。


*
易化」って、「エキカ」かと思ってたが、「イカ」が正しいようだ。
「易」は6級の字。
下位級も侮れない…

posted by 並句郎 at 11:56| 漢検 | 更新情報をチェックする