2020年08月30日

無差別級漢字 今昔写真館 049 「川」

見。
konjaku049.JPG



札幌の幌平橋。
撮影は一昨年8月。
「札幌川見」という催事がある(あった?)。
公式サイトより。

春は花見、秋は月見、冬は雪見。
​​夏は「川見」。


…とのこと。
2017年から始まり去年まで続いたのだが、今年は中止ともなんとも書いてないな。
歴史は浅いしそれほど大規模なものでもなかったし、このまま無かったことにされてしまうのか…

その川見のおそらく目玉イベントだったのが、この幌平橋のイルミネーション。
他のイベントは無くともイルミネーションだけでもやればいいのに、と思うが、人寄せ的なことはやりにくいかねやっぱり。



漢字ペディアによると「川」は漢検10級配当。
部首は「川」。
読みは、
 音読み=セン
 訓読み=かわ
[なりたち]は、
象形。両岸のあいだを水が曲がりくねって流れる形にかたどり、「かわ」の意を表す。


ほか、漢和辞典を見ても、読みは単純だし意外な字義も無さそうだ。
熟語も思いのほか少ない。
あぁ、中国では「川」より「河」なのかな。
漢字ペディアの「河」を見ると明らかに「川」より熟語が多いし、準1級の四字熟語リストでも
「川」を含むものが1語なのに対し、「河」を含むものが8語。

漢和辞典によると「河」は黄河を指すほか、「川」より大きなものを指す、ような記述がある。
「江」ってのもあったな。
「水」で川を指すパターンもあった気がする。
そのへんの使い分けをググると色々出てくるが、まあ現代日本では「川」でいいだろうね。

なので「札幌“川”見」で結構なのだが、さて来年の開催は…?

posted by 並句郎 at 18:45|   写真館各記事 | 更新情報をチェックする

2020年08月16日

漢検1級・2級 2019年度第1回

漢検サイトで公開されている“問題例”準1級をやったついでに1級と2級もやってみた。

結果、
 1級= 35/200点
 2級=189/200点

1級は多分過去最低得点。
難しいね。
当たり前だけど。

2級は、んー、部首問題以外は全問正解したいところだがそう甘くはない。
いや、部首も勉強するべきなんだろうけれどもね ^^;

posted by 並句郎 at 23:45| 漢字 | 更新情報をチェックする

2020年08月10日

漢検準1級 2019年度第1回

漢検サイトで公開されている“問題例”をやってみた。

結果、176/200点。

前年(平成30年度第1回)と同じ176点で、過去問挑戦シリーズでの最低得点タイ。
しかし前回の合格率は6.3%。
今回は15.4%。
それで同得点ということは…
着実に劣化?退化?老化?しているようだ ^^;





以下、ネタバレ注意。


(今回間違った問題) →○正答 ×誤答 …感想


●音読み

(婁宿)の清朗なる夜に月を翫ぶ。 →○ろうしゅく ×るしゅく
…「婁」が「ろう」か「る」かで迷い、一か八かで「る」として誤り。
 「婁宿」ってのは古代中国式(?)の星座の一つらしい。
 んー、そんなもんの読み方まで知ってなきゃダメすか?
 二十八宿とかいうことで28個あるようだ。(コトバンク


(畦丁)籠を負いて至る。 →○けいてい ×けいちょう
…「畦」の音読みは知らなかったが、「圭」を音符と見たまでは正解。
 が、「丁」は「てい」ですかそうですか。
 漢字典によると「畦丁」とは「畑作り。農夫。畦夫。


●訓読み

あれこれと昔のことを(穿)り返す。 →○ほじく ×ほじ
…これも迷ったが、「穿り返す」ならやっぱり「ほじくり返す」か。


倭文(しず)の(苧環)繰り返し通う心ぞ面白き。 →○おだまき ×おだま
…「苧環」なんて知らん。
 が、「苧」の訓読みは「お」しか知らないし「環」は「たま」だろう。
 しかし「苧環」なら「環」は濁って「だま」かも。
 …と、いい線いってたが…
 そもそも「環」に「たま」の読みは無いようだ。
 で、「倭文の苧環」とはこういうことらしい。


●熟語の音読み

(輯睦) →○しゅうぼく ×ゆうぼく
…「揖」について過去に書いたことを思い出し、
 ここでは「あつめる」意ではないから「しゅう」ではなく「ゆう」だろうと考えて誤り。
 「揖」じゃなくて「輯」だもんね。
 漢字ペディアや漢和辞典を見ても「輯」に「ユウ」の音は無いようだ。


●書き

何かと(ヨロク)の多い仕事に就いた。 →○余禄 ×余★
…迷った結果、「禄」の示へんを衣へんにしてしまった。
 漢字ペディアによると「禄」は「天からの贈り物」とか「役人の給料」とのこと。
 そうした意味合いは知っていたのだが、その「贈り物」とか「給料」が
 なぜか布地であるイメージが自分の中ではあるものでつい。


(ケイバク)を解かれて獄舎を出る。 →○繫縛 ×刑縛
…んー、「刑」としての「繫」ではあると思うのだが… ^^;
 単に「繫縛」という語を知らなかっただけか。


祖母の背中一面に(ヤイト)の跡がある。 →○灸 ×熨
…「火熨」のイメージから何も考えずに「熨」として誤り。
 そうだね、「灸」だったね。


当夜は(ショコウ)を回った頃会社を出た。 →○初更 ×(降参)
…文意から真夜中あたりを指す語かと思ったが、「ショコウ」なんて知らん。
 デジタル大辞泉によると「およそ現在の午後7時または8時から2時間をいう。」とのこと。
 「五更の第一。」ってことは、その「五更」も知ってなきゃなのか。
 同じくデジタル大辞泉


●四字熟語 意味と読み

貞節堅固なること。 →○(鳴蟬)潔飢→めいせん ×(黄絹)幼婦→こうけん
…「黄絹幼婦」という四字熟語は初見で意味も分からなかったが、
 「貞節堅固」っぽい語が他に見当たらなかったので。
 「鳴蟬潔飢」ってそんな意味だったっけ?
 漢字ペディアに無いので四字熟語辞典様より。
 「気高くて清らかな心の人は、どんなときでも信念を曲げることがないことのたとえ。
 んー、「貞節堅固」とは微妙に違う気もするけどなぁ。
 ちなみに「黄絹幼婦」は漢字ペディアより、「絶妙な文章のこと。
 その[由来]が面白い。


●類義語

哀歓≒(???) →○休戚 ×(降参)
不調法≒(???) →○莫逆 ×(降参)
…他の選択肢を潰して、最後に残ったのが「きゅうせき」と「ばくげき」。
 全く分からなかった。
 漢字ペディアより「休戚」とは、
 「喜びと悲しみ。幸いと不幸。
 「」の表外読みに「さいわ(い)」「よ(い)」がある。
 それは知らなかった。
 同じく漢字ペディアより「莫逆」とは、
 「非常によく気心が通じ、互いに争うことのないこと。
 いや、それは知ってたぞ。
 四字熟語の「莫逆之交」で。
 だがそれは「ばくげき」ではなく「ばくぎゃく」として覚えていた。
 漢字ペディアでも「ばくぎゃく」で載ってるじゃん。
 [参考]として「「バクゲキ」の慣用読み。」とは書いてあるけど。
 納得いかないな。


●故事・諺

(ジジョ)の交わりを結ぶ。 →○爾汝 ×(降参)
…これは受検当時なら答えられた気がする。


(タイカン)は忠に似たり。 →○大姦(奸) ×大諫
…あー、これも受検当時なら… ^^;


●文章題 書き

(ホウチュウ)を過ぎ、室の戸を開きて入りしに… →○庖厨 ×烹厨
…こ、これも当時なら… ^^;;;;;


●文章題 読み

膝の頻りに(戦)かれて立つに堪えねば… →○おのの ×そよ
…「戦」は「そよ(ぐ)」とも読むが、それなら「戦”が”れて」になるはずだね。
 意味的にも「そよぐ」じゃおかしいし。
 ダメだー。

posted by 並句郎 at 19:57| 漢字 | 更新情報をチェックする

2020年08月03日

無差別級漢字 今昔写真館 048 「出」

没注意。
konjaku048.JPG





札幌市。
撮影は昨年2月。
一昨年7月の出没情報を昨年2月までも掲出する必要があったのかどうか、そしてこの掲示が今もあるのかどうかは知らない。
それよりもこの場所。
広い公園の端ではあるが、写真右側のようにすぐ隣は丸っきりの住宅地。
親戚のマンションから徒歩1分!
怖い…
今年も先月あたりには、この地点ではないが熊の出没が何件か報じられていた。
自分は遭遇したことは無いが…


漢字ペディアによると「出」は漢検10級配当。部首は「凵」。
読みは、
 音読み=シュツ・スイ
 訓読み=で(る)・だ(す)・(表外)いだ(す)・い(づ)
[なりたち]は、
象形。足(★)が、囲いから外にでるさまにかたどり、「でる」「だす」意を表す。


上の(★)は、甲骨文字の「足」。
「出」は要するに上半分が足で、下半分が凵、とのこと。


部首は「凵」か。
何これ。
漢和辞典を見てみると、名称は「かんにょう」が一番人気で、次いで「うけばこ」。
「うけばこ」ってのは聞いたことあるな。
しかし「かんにょう」?
「繞(にょう)」なの?これ??
繞といえば「辶」とか「廴」とか、文字の左側から下にかけてのものかと思ってたが。
一応Wikipediaを見てみると、繞とはやはり「(漢字の)左から下にかけて置かれるもの」とあり、かんにょうについては「繞の形をしていないが、便宜上繞扱いされる。脚に見做される場合もある」とある。
んー、そうだね、「脚」でもなさそうだけどね。
かといって「繞」ってのも納得いかないな。
「構え」かな、とも思うが、ちと違うか。
少数派だが辞書によっては、かんにょうの他に「かんがまえ」とも書いているものもあるが…
角川漢和のみ「したばこ」ともあった。
まあ分かりやすさも加味して「うけばこ」がいいかね。

あ、漢字ペディアでは「うけばこ・かんがまえ」となっている。
漢検では部首名を答える問題は出ない、よね?
だったらまあ何でもいいか。

あ、で、「かんにょう」とか言った場合の「かん」ってのは「凵」の字の音から来てるようだが、その「凵」は例えば漢語林では「文字として実際に用いられた例はなく、部首としても特定の意味を持たない」とのこと。


「出」じゃなくて「凵」の話になってしまった。
辞書を見ても「出」にびっくりするような字義などは見当たらなかったのでね。
熊が出たらびっくりするけどね ^^;

posted by 並句郎 at 22:39|   写真館各記事 | 更新情報をチェックする