2020年05月09日

無差別級漢字 今昔写真館 042 「皐」

橋。
konjaku042.JPG


川崎市。
撮影は昨年の5月…ではなく3月 ^^;
交差点名としては「皐橋」のようだが、写真のように歩道橋名のほか、バス停名や店名など多くの場合「さつき橋」と書かれる。
「皐」が当用漢字~常用漢字ではないせいか?
でも平仮名にしちゃうと「皐」なのか「皐月」なのか「五月」なのか、はたまた「早月」とかヘタすりゃ「札木」とかかも?
…なんて分からなくなる。
なので「皐橋」の表記が広まってくれると嬉しい。

…が、本当はもともと「さつき橋」で、誰かが勝手に「皐」の字を当てた可能性もあったりするかも???



漢字ペディアによると「皐」は漢検準1級配当。部首は「白」。
読みは、
 音読み=コウ
 訓読み=さわ・さつき
[なりたち]は、
会意。白と、夲(とう)(すすむ。皐下部.GIFは変わった形)とから成る。白光が放出するさまにより、しろい意を表す。「皞(カウ)」の原字。借りて、魂呼(たまよ)びの声の意に用いる。


この一字で「さつき」ということは、「皐月」の「さつき」は熟字訓なのかな?

「夲」は漢検1級配当の字。(漢字ペディア



漢和辞典を見てみる。

訓読みの「さわ」というのは「沢」のようだ。
そういえば「九皐鳴鶴(きゅうこうのめいかく)」という四字熟語があったな。
あれの「皐」が「沢」か。
「九皐鳴鶴」は漢検の四字熟語辞典に載っていたはずだと思うのだが、何故か漢字ペディアには無いな。
なので四字熟語辞典ONLINE様をご参考に。


字の成り立ちについては上記漢字ペディアと似たような記述が多い中で、漢語林だけは…
象形。白い頭骨と四足の獣の、死体の象形から、しろくかがやくの意味を表す。
…と。
んー、なんだそりゃ。
しかし「皐比(コウヒ)」という熟語があって、虎の皮の意だと。
すると“四足の獣”というのは虎のことなのか?
いや、虎の皮は白くはないから違うか。
いや、でも、白い虎もいるしなぁ。
「白虎」ってのもあるし。
どうなんだろ??

posted by 並句郎 at 20:59|   写真館各記事 | 更新情報をチェックする