2020年04月04日

「復活の日」

200404.JPG最近話題の「復活の日」。
映画のコマーシャルをテレビでよく見た記憶がある。
悲しげな女声のテーマ曲も覚えている。最初の6音ぐらい ^^;
が、映画は見てない。
が、原作本(文庫)は読んだはずだ。
で、書棚の奥の奥から発掘して読み返してみた。
あー、こういう話だったか。
ちょっと思てたんと違ったのは、確か同時期に読んだ同作者の「こちらニッポン...」と記憶がごっちゃになっていたせいか。


で、まあ、そうだね…
読んでいて、ふと我にかえり、あぁこれはフィクションかと安心し、次の瞬間、現実世界でもウイルスで大騒ぎであることを思い出して妙な気分になったり。
でもこの本に比べりゃ今のコロナなんて大したことないじゃん、とか思っちゃったり。
今だからこその、不謹慎な言い方だが楽しみ方ができる。
逆に、こんな今だからこそ、人によっては大きなストレスを受ける可能性もあるかと思うので、微・閲覧注意って感じでもある。
映画をテレビで流して欲しいってな要望も多いかと思うが、止めておいた方がいいんじゃないかな。


もちろんウイルスやらについては門外漢だが、この本に出てくるようなウイルスが、天然物か人工物かは問わず今まで世に出てきていないのは、単なる幸運なんじゃないかと思えてくる。
そしていつかはいずれは出てくるんだろうなという気もする。
だってねぇ、中国はあんな感じだし、欧米や日本でも例えば原子力についてさえも色々事故が起こってるように人間の管理能力なんてアテにならないしね。
今回のコロナの致死率がそれほど高くないのも単なる偶然でしょ。

この本のストーリーとしても偶然やら幸運・不運が絡むところは多いが、それはまあフィクションなのでね。
でもフィクションでもいいから、この物語の続編を是非読みたいと思った。
“復活の日”までの。


ストーリーとは別に。
自分が若い頃に読んだ本がこんなにヤケてカビ臭くなって…
内容的にも例えば全世界の人口が35億だとか、言い回しも古風なところがあったりとか、あと印刷されている文字の字体の古臭さとか、色んな“古さ”を楽しめた。
半世紀以上も前の作品だもんね。
自分の手持ちの文庫本は23版、昭和55年発行だが。
あ、ということは、小松左京氏は…
やっぱりもう亡くなっていた。


ひとつ難点を挙げるとすれば…
主人公の名前が、ちょっと、ね。
映画なら問題無いだろうが、文字だけの本だとね。
どうしても某タレントさんで脳内映像化されてしまって、シリアスな話のはずなのにちょっとコミカルな感じに… ^^;

posted by 並句郎 at 03:29| 雑事 | 更新情報をチェックする