宮城交通の、よしおかしたまちバス停。
宮城県。
撮影は1991年。
残念ながら「志村町」ではない。
ドリフで一番若かったのに…
一番若くても70歳か。
自分もトシを取るわけだ。
漢字ペディアによると「志」は漢検6級配当。部首は「心」。
読みは、
音読み=シ
訓読み=こころざ(す)・こころざし・(表外)しる(す)
[なりたち]は、
「形声。心と、音符止(シ)(士は変わった形)とから成る。きもち・かんがえの意を表す。」
訓読み「しるす」は知らなかったかも。
上記漢字ペディアでは「しるす」意の熟語例として「地志」とある。
そうか、三国志とかもそうかな。
でも「志す」とあればどうしたって「こころざす」って読んじゃうよねぇ。
「書き志す」ならまあ「しるす」と読めるかな。
で、なりたち。
上部の「士」部分について。
あれ?
「止」なのか?
「之」だと記憶していたが…
漢和辞典を見てみる。
手持ちの漢和辞典(ここを参照)では全て「之」説。
(現代漢和では「㞢」としているが、この字は「之」の異体字(参考))
漢字ペディアの[なりたち]は角川新字源によるようだが、「止」でいいんですか角川さん?
しかし…(以下全て漢字典より)
「之」の項の[解字]にはこうある。
「象形。もと、足跡の形で、「ゆく」意と、とまる意とを表したが、前者には一線を加えて、後者(止)と区別する。」
その加えられた一線というのが、「㞢」の字の下線のようだ。
つまり、元々の足跡形そのままからできたのが「止」、
それに一線を加えてできたのが「㞢・之」。
「シ」という音が同じなのも道理、なのかな?
さらに部首としての「止」の解説の中にはこうある。
「「寺・志」などの「土」や「士」は「止」の変化した形である。」
え~~~、「志」の項では「之」って書いてるじゃないですかー ^^;
まあ「之」も元は「止」(の原形)に一線を加え(て変化し)たものだし、間違いではないのかな??
とにかく。
「志」の上部は多数決で「之」だが、「之」と「止」は親戚なので「止」でもあながち間違いではない、かも。
殿のおかげで勉強になりました。
ご冥福をお祈りします。