2019年12月31日

無差別級漢字 今昔写真館 034 「沖」

冬の 縄。
konjaku034.JPG


札幌の地下鉄ホームの広告。
撮影は先月。
冬の札幌での沖縄便の広告がどれほど効果のあるものなのかね?
あるいは東京や大阪から旅行で札幌に来た人がこの広告を見たらどんな気分になるだろうか、とか、色々想像したり。

「すべての航路は沖縄に通ず」というコピー。
これはひょっとして、ANAで千歳から行ける全ての空港から沖縄便も出ているということなのか、と思ったが、さすがにそんなことはない。


漢字ペディアによると「沖」は漢検4級配当。部首は「氵」。
読みは、
 音読み=チュウ
 訓読み=おき・(表外)と(ぶ)・むな(しい)
[なりたち]は、
形声。水と、音符中(チウ)とから成る。水のわく意を表す。


「とぶ」やら「むなしい」なんてのは知らなかった。
上記漢字ペディアには「とぶ」意の熟語として「沖天」、「むなしい」意の熟語として「沖虚」が載っている。
いや、それよりも「わく」意での「沖積」の方が熟語としては見かけるが、読みとして「わく」は載ってないな。

漢和辞典を見ると「おき」というのは国訓らしい。
なので「おき」の字義での熟語は見当たらない。


さて、じゃあ「沖縄」の「沖」はどういう意味なのか。
「沖縄」の地名の由来は? というと、Wikipediaにはこうある。
「沖あいの漁場」を意味する「おき(沖)な(魚)は(場)」を由来とする説(伊波普猷)と、「沖にある場所」「遠い場所」を意味する「おき(沖・遠い)なは(場所)」を由来とする説(東恩納寛惇)がある。
…とのこと。

いずれにしても「おき」の意味らしい。

posted by 並句郎 at 21:19|   写真館各記事 | 更新情報をチェックする