2018年12月31日

無差別級漢字 今昔写真館 020 「犬」

駅前の
konjaku020.jpg


津軽線油川駅。
青森県。
撮影は1986年の大晦日。
1986年は戌年…ではなく寅年だったが ^^;
まあ今年戌年の大晦日ということで。

漢字ペディアによると「犬」は漢検10級配当。部首は「犬」。
読みは、
 音読み=ケン
 訓読み=いぬ

以上。
単純だね。
表外で変わった読みがあったりするかも、と思ったが無かった。

字義としては、動物のイヌを指す他、
②つまらないもののたとえ。
③まわし者。スパイ。

…などとある。
熟語やことわざを見ても②の意味で多く使われている。
現代日本の感覚とは違うかもね。


漢和辞典を見てみる。
以下すべて漢字源より。

象形文字とのことだが、載っている甲骨文字や篆書体を見てもよく分からん。
右上の点はイヌの頭の部分にあたるのかな?
まあ少なくとも「大」の字に点を打っただけ、みたいな成り立ちではないようだ。

で、「ケンという音は、クエンクエンという鳴き声をまねた擬声語。」と。
それは知らなかった。
中国の犬はクエンと鳴くのか。

で、部首「犬」の解説のところで、「偏になるときは「犭けものヘン」の形で三画となる。」と。
あ、「犭」って「犬」なの?
今の今まで知らなかった。

で、部首「犭」の解説では、「「けものへん」の名称は、犬を「毛物けもの」の代表と考えたことからだろう。」とある。
あ、ケモノって「毛物」なの?
それも知らなかった。


さらに脱線するが、じゃあ「けだもの」って何?と思って国語辞書を見てみると、基本的には「けもの」と同じようだが、精選版 日本国語大辞典にはこんなことが書いてあった。
(1)同様の意味を表わすケモノの形と平安時代初期以来今日に至るまで共存している。共存の理由も含めて両者の意味の相違はよく解明されていない。
(2)語源は「毛ダ物」であろうが、連体格表示に用いられる助詞ダについてはクダモノのほかは例を見ない。

おー、なんだか面白そうな話だが、底なし沼っぽいのでここまでにしておこう ^^;


では皆様、よいお年をお迎えください。

posted by 並句郎 at 17:29|   写真館各記事 | 更新情報をチェックする