2018年11月20日

無差別級漢字 今昔写真館 019 「傾」

斜した前面。
konjaku019.JPG


183系気動車の特急オホーツク。
札幌駅。
撮影は1996年。
「スラントノーズ」と呼ばれる前面形状。
「スラント」は「slant」で、英和辞典によると「傾く」とか「斜めになる」。
「流線型」ってのともニュアンスが違う気がする。
直線的な流線型、みたいなイメージ?

「スラントノーズ」の呼称がオフィシャルなのかどうなのかは知らないが、要するにこういうのとか、こういうのとは違うってことだろう。

その独特な形状ゆえか、クラウドファンディングで保存されることになったようだ。
…のはいいのだが、その保存場所が安平町。
地震は大丈夫だったのかな?


漢字ペディアによると「傾」は漢検4級配当。部首は「亻」。
読みは、
 音読み=ケイ
 訓読み=かたむ(く)・かたむ(ける)・(以下表外)かし(ぐ)・かた(げる)・くつがえ(る)


漢和辞典を見てみる。

音符「頃」の意味付けとして例えば漢語林では「かたむくの意味」とし、「頃が、ころの意味になったので、人を付して区別した」とのこと。
「頃」が古字、「傾」が今字ってことか。

にしてもなぜ「人」を付したのだろう、と思ったが、元々が「頁」の付いた字だし、「頃」の原義は人が傾くことなのだろうと想像。
漢語林の「頃」のところの[解字]では、やはり「匕」は「かたむく人の象形」とのこと。

posted by 並句郎 at 21:03|   写真館各記事 | 更新情報をチェックする