2018年06月29日

無差別級漢字 今昔写真館 014 「徐」

行してください。
konjaku014.JPG



札幌市内某所。
撮影は昨年。
一見すると「自転車の徐行はキケン!」と言ってるように見えてしまうのは自分だけ?
ん!? …と思わせて減速させようという高等戦術だろうかね ^^


漢字ペディアによると「徐」は漢検3級配当。
部首は「彳」。
読みは、
 音読み=ジョ
 訓読み=(表外)おもむろ


「徐(おもむろ)に」は、意味が取り違えられている言葉として結構有名かもね。
例えば日テレNEWS24(魚拓)
本来の意味は「ゆっくりと」だが、「不意に」という意味で使う人が約4割に上った。

あ、え?
あぁ、そうですか。
自分もかつては誤解していたが、「不意に」って感じじゃなかったなぁ。
不意といえば不意かもだが、別の言葉にすれば「なにげなく」がぴったりくる感じ。
まあいずれにしても「おもむろ = 徐」であることを知れば「ゆっくりと」なのは納得。


で、上で例示するためにページを探していて、別のこんなのも見た。
コトバノ様(魚拓)
「やおら」の意味も知っておこう
「やおら」も「徐ら」と書く
静かにゆっくりと動作する様子


え?
そーなの?
へー。
これは今まで知らなかった。
「やおら」こそ「不意に」とか「急に」ってイメージだった。
これも「ゆっくり」なのか。
で、「徐ら」と書く、と。
大辞林にも載っているから間違いないのだろう。
「徐」の読みとして「やお(ら)」は漢字ペディアに載っていないし、漢検受検には不要な知識だとは思うけれども。


「徐」の字の成り立ち。
例えば漢字典では、音符「余」の意味付けとしては「舒」に通じて「ゆるやかの意」とし、「彳」と合わせて「ゆっくり行く、「おもむろ」の意を表す」とのこと。

posted by 並句郎 at 22:12|   写真館各記事 | 更新情報をチェックする

2018年06月17日

「名人を夢みて」

180617.JPGNHK出版
椎名隆一 著
名人を夢みて 森内俊之小伝
(2008年10月15日 第1刷発行)


自分の場合、将棋の駒の動かし方などを覚えたのは割と早く、小学校に上がるかどうかぐらいの頃だったと思う。
なのにその後およそ上達するということがないまま、今に至る。
それでもなんとなく将棋の世界には興味があり、いわゆる“観る将”の端くれではあるかも。

で、その観る将的に好きな森内さんの“小伝”を借りてきた。
誕生から18世名人になるまで。
(元は、NHK将棋講座の平成19年4月号から平成20年3月号に連載した「森内俊之小伝」とのこと)
それと、ご本人による自戦記つき。


で、まあ、やっぱり、厳しい世界だねぇ。
読んでいる方も息が詰まるような。
羽生さんと同世代なのは、よかったのか悪かったのか。
でもまあ文章は平易だし、ほのぼのした感じもあったり。
俊之少年の成長、棋士森内の人となり、他の棋士とのぶつかり合い…
自分は男なのでこれはもちろん想像だが、森内さんって母性本能をくすぐるタイプなんじゃないかなーとか思ったり。

その“小伝”部分は100ページちょっと。
後半の自戦記部分には棋譜も載っているが“観る将”が理解するのは無理なので、棋譜以外の部分を流し読み。
将棋に興味の無い人でも気楽に面白く読めると思うし、腕に覚えのある人なら棋譜どおりに並べてみれば2倍楽しい!かも ^^

posted by 並句郎 at 22:09|   図書館本各記事 | 更新情報をチェックする

2018年06月12日

漢熟検の過去問 2017年度第2回

漢熟検過去問

前回に引き続き、昨年度の第2回の2級と1級の問題をやってみた。
結果、いずれも100点満点で、
 2級 93点
 1級 74点
  (合格基準は80%程度の正解)

どっちも、う~ん… って感じ。


1級では専門用語問題が復活した。
いや、専門と言っても、和菓子の名称だけどね。
ようかん、とか、ぼたもち、とか。
馴染みはあるものの、いざ漢字で書けと言われると、あれ? と。
10問中6問しか書けなかった。



今回の合格率は、
 1級…50.2%
 2級…51.7%

1級は前回より下がったとは言え、半数が合格しちゃうのはどうなんだかねー。


■合格率(%)推移■
         1級  2級
2015年度 第1回 21.4 61.9
2015年度 第2回 12.5 36.8
2015年度 第3回 16.6 43.7
2016年度 第1回 42.8 35.0
2016年度 第2回 50.0 31.2
2016年度 第3回 42.8 33.3
2017年度 第1回 66.7 33.4
2017年度 第2回 50.2 51.7

posted by 並句郎 at 21:36| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする