2018年02月09日

無差別級漢字 今昔写真館 007 「淹」

れたてコーヒー。
konjaku007.jpg





札幌市内のコンビニ、セイコーマートの幟(のぼり)。
撮影は昨年。
コンビニの宣伝にサラッと使われてしまう漢検1級配当漢字 ^^
ふりがなは付いているけれどもね。


漢字ペディアによると「淹」の部首は「氵」。
読みは、
 音読み=エン
 訓読み=ひた(す)・つ(ける)・とど(まる)・ひろ(い)・ひさ(しい)・い(れる)

「いれる」しか知らなかったが、ずいぶんと沢山の読みがあるんだね。
覚えるつもりは無いが ^^;
それでも、コーヒーの粉を湯に「ひたす」とか「つける」とか、そんなイメージはできる。


漢和辞典を見てみる。

音符「奄」の意味付けについて例えば漢字典では「おおう意」とし、さんずいと合わせて「ひたす意を表す」。
で、そこから転じて、「水がひかない、とどこおる意に用いる」とのこと。

それはまさにコーヒーを淹れる場面だが、コーヒーやお茶を「淹れる」とするのは国訓とのこと。
なので熟語としては「ひさしい」や「ひろい」などの語義のものが多く、茶を淹れる義で「淹茶(えんちゃ)」なんていう語は載ってなかった。

…のだが、ためしに「"淹茶"」でググってみるとそういう語もあるようだ。
例えばコトバンク
それによると「淹茶」とは茶を淹れることではなく、「飲茶(いんちゃ)法の一つ」とのこと。
さらにあっさりググってみると、「淹茶」と対になるのは「煎茶」で、
茶葉に湯を注ぐのが「淹茶」、
湯に茶葉を入れるのが「煎茶」、らしい。
するとコーヒーはまさに「淹れる」ものだが、じゃあ「煎茶を淹れる」と書いたら超厳密には誤り、なのか???

posted by 並句郎 at 20:31|   写真館各記事 | 更新情報をチェックする