
青森県。
撮影は1981年。
この駅舎、35年前の撮影時でもそこそこ古びた感があるが、ググってみると改装はしているものの現役のようだ。
さらにググるとどうやら大正時代の開業時からの建物のようで、そこまで古くなると逆に残さざるを得なくなっちゃうのだろうかね。

駅舎の写真でははっきり見えないが、駅名標では「湊」の字体が違っている。
出来合いのフォントが幅を利かせる現在ではなかなか見られない、古き良き時代の味わいと言うか何と言うか…
それより駅名標の後ろに赤い字で何か書いてあるな。
「202億損害賠償 白紙撤回 大湊青年部」かな?
一体何があったんだ。
ググったらこんな感じ。
“スト権スト”か。
なんだか懐かしい響き。
漢字ペディアによると「湊」の読みは、
音読み=ソウ
訓読み=みなと・あつ(まる)
漢和辞典を見てみる。
音符「奏」の意味付けとして例えば漢語林では「両手を寄せて物をおしすすめるの意味」とし、さんずいと合わせて「水が寄ってくる所、みなとの意味を表す」とある。
「水が寄ってくる」ってのも意味不明だが、まあ舟が集まってくるってことなんだろう。
漢字源では[難読]として、「湊元(つもと)」「湊本(つもと)」が載っている。
姓か地名だろうかね。
この場合の「つ」は「津」に繋がるのだろうと想像する。
「みなと」と言えば現代日本では普通「港」だと思うが、「湊」との使い分けは?
漢字源の「港」の項に[類義]としてこうある。
「津は、浅瀬の船着き場。湊は、水路の集中するみなと。」
ふーん。
いや、だから、「港」は?
「港」の音符の「巷」には「あつまる」のような意味合いは無さそうなので、「湊」の方がより多くの舟が集まるってことだろうか?
規模としては 湊 > 港 、か?
してみると「大湊」ってのは取り分け大きなみなとってことか?
「小湊」っていう地名もあるが…
ま、まあ、その辺は勝手な想像。
ググってみるとこんな話が。
Yahoo!知恵袋
多摩から世界へ様
参考までに。