2016年07月31日

漢検1級・2級 平成27年度第1回

漢検サイトで公開されている“問題例”準1級をやったついでに1級と2級もやってみた。

結果、
 1級= 67/200点
 2級=191/200点

まあ、そんなもんだろうかね。

以下、ネタバレ注意。





1級では、熟字訓で「ヒヤシンス」が正解のところをひらがなで回答したのが正答扱いなら、プラス1点で68点になる。
少なくとも問題用紙・答案用紙にはひらがなでともカタカナでとも書いてないが、どーなの?
あっさりググってみたところではどちらでも可、のようだが、まあどっちにしても焼け石に水ではある。

同じく熟字訓問題で「わからずや」が正解できたのは嬉しかった ^^

四字熟語の書き取り問題はほぼ壊滅状態。
1級の四字熟語なんて知らんもんね。
唯一自信を持って正解できた「(跼天)蹐地」の他は、ひらがなの選択肢中の「ろうだん」が「壟断」だろうと想像できただけ。
なので「蹐地」以外の9問全ての回答を「壟断」にするという下劣な作戦で2点を稼ぐ ^^;;;;;;;;

同様に対義語・類義語でも、自力正解できた(「質倹」の対義語)「贅沢」以外の回答を全て「忖度」にするという…
そのあたり、準1級プラスまでの勉強ではまるで太刀打ちできないのでね。
忖度してやってください。


2級では、部首問題でいつも苦労するのだが、今回はなんと9/10問正解できた。
その割に得点が伸びていないのは、他の問題でのケアレスミスのせい。
それと、どうしてもついて回るド忘れ。
それはトシのせいでもあるのかも知れない。
仕方無い。
これも忖度してやってください。

posted by 並句郎 at 22:56| 漢字 | 更新情報をチェックする

2016年07月27日

漢検準1級 平成27年度第1回

漢検サイトで公開されている“問題例”がいつの間にか新しくなってたのでやってみた。

結果、188/200点。

割と簡単だった、ような。
この回の合格率14.8%から見ると平均的な難易度かと思うが、その問題で、実際の受検から7年も経った今でも188点取れたのは嬉しい。
こうして細々とブログを続けている効果だろうか。
つーか、もう7年か…
まさに光陰如箭。



以下、ネタバレ注意。


(今回間違った問題) →○正答 ×誤答 …感想


●音読み

(渚宮)の東面煙波冷ややかなり。 →○しょきゅう ×しょぐう
…これは迷った。
 漢字ペディアYahoo!辞書には「渚宮」の掲載無し。
 いくつか漢和辞典を見ると、いずれも「ショキュウ」。
 「キュウ」と「グウ」の使い分けのルールはあるのだろうか。
 漢字源の「宮」の項に[参考]として、
 「「神社」の意味では「グウ」「クウ」と読む。
 とある。
 ググると、この問題文の「渚宮」は宮殿の固有名詞のようだし、
 それなら仕方ないか。


●訓読み

(埠)を離れる船を見送った。 →○はとば ×おか
…「おか」じゃないとは思ったのだが、「はとば」は出てこなかった。


●表外読み

反対派が勢力を(伸)してきた。 →○の ×のば
…「のば(して)」じゃ送り仮名も合ってないが、他に思いつかなかった。


徳義も地を(掃)うに至った。 →○はら ×さら
…言われてみればしっくりくるが、これは降参だった。


●書き

大器の(ヘンリン)を示した。 →○片鱗 ×辺鱗
…そうだよなぁ。
 「辺」じゃちょっとヘンな気はしていたのだが深く考えなかった。


大軍が(ウンカ)の如く押し寄せた。 →○雲霞 ×雲蚊
…「うんか」と言うとどうしても蚊柱を想像してしまう。


(ケイシ)に恵まれず一代で絶えた。 →○継嗣 ×継子
…「継子」じゃ「ままこ」だ ^^;


●故事・諺

(ヨウリュウ)の風に吹かるるが如し。 →○楊柳 ×揚柳
ブログにも書いたのに…
 情けない。




「片鱗」だの「楊柳」だのは正解したかったところ。
いつも何問か苦労する共通漢字問題が簡単だった印象。

ハンダを「盤陀」なんて書くのはまったく知らなかった。
「半田」でいいじゃん。
ってか「ハンダ」って何? 何語?
Wikipediaによると、外来語ではないが由来ははっきりしない、とのこと。

posted by 並句郎 at 19:37| 漢字 | 更新情報をチェックする

2016年07月16日

祇園? 祗園?

以前、「ぎおん」の「ぎ」は「」が正しく「」は誤りで、その誤りが散見されるのはそもそもはMS-IMEのポカが発端だ、みたいなことを書いた。
それに関連して。

毎日新聞のサイト内の、
校閲発:【毎日ことば90秒】「ぎおん」どう書く
のページの動画より、一部を文字起こし。

ではパソコンで「ぎおん」と入力してみましょう。
なんと、全く違う字のはずの1画多い字(園)も変換候補として出てきます。
紛らわしいですね。
実はこの1画多い方の字を使って「ぎおん」と読ませる地名があるのです。
川崎市中原区木月園町です。
園の地名は全国的にあり普通はこちらの(正しい方の)園なのですが、別の地名が存在するためにパソコンでは変換候補に登場するのでしょう。



最後が「のでしょう」と断言してはいないものの、「木月園町」ってのがあるからPCの辞書にも「園」が載っているのだ、と。
へー、そうなのか。

ん?
しかし、だとすると、「木月園町」では載ってたとしても、「園」単独では載っていないはずだ。
例えば最近「木月」と「園」が一緒になって木月園町ができたのなら別だが、Wikipediaによると木月園町が成立したのは1940年とのこと。
コンピュータが一般化する遥か前の話。
木月園町以外に「園」という地名があるのだろうか。

国土地理院の地図サイト(電子国土Web)で「園」を検索してみると14件出てきた。
列挙する。

埼玉県狭山市園:埼玉県狭山市
小山氏城跡(園城跡):栃木県小山市
園橋:兵庫県たつの市
園橋:香川県三豊市
市立園中学校:長崎県佐世保市
木月園町:神奈川県川崎市中原区
園越:和歌山県田辺市
園山:岡山県高梁市
園:広島県庄原市
園谷:広島県庄原市
園:山口県田布施町
園:福岡県添田町
園:佐賀県嬉野市
園山:長崎県長崎市

結構あるね。
するとなぜ毎日の動画では木月園町だけを例示したのだろうか。
そこでの毎日新聞の購読率が高いのだろうか ^^
ちなみに「園」で検索すると138件だった。

…って、今これを書いていて気がついたが、自分のPCでは「きづきぎおんちょう」と打っても「木月園町」しか候補に無い。
(MS-IMEのバージョンは 10.1.7601.0)
どーなってるんだ!
一体どれが何が正しいんだ!
国土地理院だって信用していいのかどうか…



えーと。

上掲の園地名それぞれの由来を調べてるヒマは無いが、園精舎に関係するのだとすれば本来は「園」なのだろう。
それがなぜ「園」の表記になったのか。
ここなんかでは「Windowsが誤字フォントをずっと収録し続けているせいで自治体が誤ったものでしょう」なんて書いてる人もいるが真偽不明。

だが木月園町の場合、上記Wikipediaによると元は「園」だったものを2004年に「園」に変更している。
その頃の一般的なPC(フォント)だとおそらく「」のしめすへんが「ネ」になっていて、これを「示」にしたかったので「」に変えたのではないかと推測。
その際に横棒1本の違いに気がついていたのかどうか。
気がついていながら変更したのだとすればあまりに乱暴な話ではある。


結局、何もはっきりとは分からない。
ここは是非とも毎日新聞に真相を解明してもらって、もう一度あのおじさんに動画で教えて欲しいものだ ^^


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 2017.8.20 追記
  木月祗園町については こちら もご覧ください。
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posted by 並句郎 at 16:39| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする