2013年11月29日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘199 「梱」

包済み。





1991年、宮城から札幌へ引っ越す時の荷物。
札幌に来て22年が過ぎた。
…とか、ただ個人的に懐かしいだけで、こんな写真見せられても困りますよねごめんなさい ^^;

困ったところで「梱」の字。

「完全征服」によると「梱」の読みは、
 音読み=コン
 訓読み=こり・こうり・しきみ


準1級の過去問に、「ナントカが二梱」とかいう読み問題があったはず。
正解は「ふたこり・ふたこうり」。
初見では当然読めなかったが、印象に残っていて今も覚えている。

漢和辞典を見ると「こり」とか「こうり」とかいうのは国訓。
行李のこと、あるいは、「包装した荷を数える助数詞」(漢辞海)とのことで、上記過去問の場合はこの助数詞だろう。


原義としては「しきみ」の方で、同じく漢辞海によれば「門の中央で門扉を止める短いくい」とのこと。
よく分からんので、「しきみ」で画像をググってみると…
なんだこりゃ。
大辞泉によると、仏前に供えられるシキミという植物のようだ。
それはそれでまあいいのだが、「門扉を止めるくい」らしきものの画像が見当たらない。

ま、漢検準1級で、
「梱」の読み問題で門関係なら「しきみ」、
「しきみ」の書き問題で門関係なら「梱」だと思えばいいのかな。
ホントによく分からない困った字だ ^^;

posted by 並句郎 at 22:40|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2013年11月22日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘198 「楊」

柳。
kaiko198.JPG


洞爺湖。
北海道。
撮影は1990年。
見えてる建物は浮見堂。
以前の写真と同じ時。


漢和辞典を見ると、「柳」がしだれ柳、「楊」はしだれてない柳(カワヤナギなど)のようだ。

なのでこの写真手前の植物は「楊」ではなく「柳」なのかも知れないが、ま、「楊柳」としておけばハズレではない、かな? ^^;
そもそもこれがヤナギの一種なのかどうかも分からないが…


「完全征服」によると「楊」の読みは、
 音読み=ヨウ
 訓読み=やなぎ


音符「昜」の意味付けとしては、例えば漢語林では「あがるの意味」で、「長くのびあがる木、やなぎの意味を表す」とのこと。

一方、旺文社漢和では、「昜」は「蕩」に通じて「ゆれる意」だとしている。


熟語としては「楊柳」のほか「楊枝・楊弓」など、それと植物名がいくつか。

「楊枝」について。
つまようじなら「ようじ」だが、単にヤナギの枝を指す場合は「ようし」と「し」が濁らない。
引っ掛け問題で出そうな…

ほか、人名が多い。
「楊貴妃」とか。
それ以外の人は全く知らないが ^^;

posted by 並句郎 at 21:12|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2013年11月15日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘197 「椴」

原。
kaiko197.jpg


とどわら。
北海道。
撮影は1989年。
普通はカタカナで「トドワラ」と書かれる、枯れたトドマツの林。
とぉ~くの山は知床だったか国後だったか…
ここからは知床半島よりも国後島の方が近い。


「完全征服」によると「椴」の読みは、
 音読み=タン・ダン
 訓読み=とど・とどまつ

この一字でも「とどまつ」か。


漢和辞典を見ると、それぞれ微妙に書いてあることが違うが、原義はムクゲなどのようだ。
この字をトドマツとするのは国訓らしい。

音符「段」の意味付けは見当たらない。

熟語は「椴松」ぐらいしか無い。


ところで、トドマツの「トド」って何?
ググると、北海道森林管理局のページに、「トドマツはアイヌ語トトロップの転訛」とある。
へー。
Wikipediaによると、トドマツはマツ科だがマツ属ではなくモミ属。
これが「トドモミ」ではなく「トドマツ」と呼ばれるということは、「トドマツ」全体が「トトロップ」の転訛ってことなのだろうか。

また、森林管理局のページには、「トドの漢字 「椴」 はトドマツの枝が毎年一段ずつ輪生することからこの字が使われたと思われる。」ともある。

ま、そーゆー話もあるよ、ぐらいに覚えておこうか。

posted by 並句郎 at 23:03|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2013年11月08日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘196 「杓」

星マークの北斗。
kaiko196.JPG



札幌駅。
撮影は1991年。
今日、札幌で初雪とのこと。
冬だー。
というわけでこの写真。

この「北斗」の他、同じJRの列車に「北斗星」ってのがあり、極めて紛らわしい。
"鉄"なら混同することも無いが、一般客の案内上は好ましくない気がする。

ちなみに、それぞれのヘッドマークでの北斗七星の椀部分が、北斗は上向き、北斗星は下向きなのは何か理由があるのかどうかは知らない。

そう言えば九州に「ななつ星」という列車もできたようだが、Wikipediaによると、これは北斗七星とは関係無いようだ。


閑話休題。

「完全征服」によると「杓」の読みは、
 音読み=シャク・ヒョウ
 訓読み=ひしゃく・しゃく(う)

なんか、あらためて、そーだったっけ?

この1文字で「ひしゃく」なのか。
普通は「ひしゃく」と言えば「柄杓」で間違いではないとは思うが。
で、「ひしゃく」は訓読み、「シャク」は音読み。
これは漢検の読み問題では要注意だ。

「しゃくう」という動詞も、漢検の勉強をして初めて知った。

んで、「ヒョウ」って何なんだ「ヒョウ」って。
漢字源に解説が載っている。
ヒョウと読むのは、瓢簞 ヒョウタン の瓢に当てた用法。中国では、ひょうたんうりを二つに割ってひしゃくにする。
ふーん。
しかし「ヒョウ」と読む熟語は見当たらないし、まあ知らなくてもいいかな。

posted by 並句郎 at 21:08|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする