2013年01月30日

成美堂 '12年版

成美堂の「本試験型 漢字検定[準1級]試験問題集」は、4年前の受検時に'10年版を買って勉強し、その後BOOK・OFFに売っぱらった。成美堂12.JPG
が、実は手放したことを後悔していた。
ところが今度、知人が'12年版を譲ってくれた!
ありがとう知人!

内容が'10年版とどの程度違うのか分からないが、仮に全く同じだったとしても、'10年版の記憶など無いので、新しい問題集として楽しめる。

“本試験型”の模擬問題が18回。
もちろん200点満点。
早速第1回と第2回をやってみた。
結果、
 第1回=193点
 第2回=192点

まだまだ合格レベルを保っていられたようで安心する。

感想としては…
共通漢字問題が簡単過ぎ!
実際の受検体験者や、過去問を見たことある人なら誰しもそう思うだろう。

もひとつ。
「姻戚」の書き問題で、「戚」が書けなかった!
中の「上・小」と書く部分で、「上」を「一」にしてしまった。
違和感はあったのだが…
これはやばい。
2級以下も勉強しなければ…



さて、今までこのブログ内で「成美堂」とあればそれは'10年版のことだったが、今後'12年版を指して書く場合は「成美堂'12」とする。
'10年版を指す場合も今後は「成美堂'10」とする。

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13.09.23 追記
 「成美堂'12」をやってみた
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posted by 並句郎 at 21:50| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2013年01月26日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘164 「牝」

鹿。
kaiko164.JPG



前回前々回と同じ、洞爺湖の中島。
北海道。
金網越しとは言え、この距離はちょっと怖い ^^;


「完全征服」によると読みは、
 音読み=ヒン
 訓読み=め・めす


成り立ちは形声または会意形声で、音符が「匕」。
(「匕」は、本当は横線が縦線を突き抜けない形)

その「匕」の意味付けとして、漢語林では「女性の意味」とある。
なるほど、同じ漢語林の「匕」の項の[解字]を見ると、

象形。
年老いた女性の形にかたどり、なき母の意味を表す。


とある。

ほか、横線が縦線を突き抜けるのとそうでないのとは別の字だとか、ややこしいことも書いてあるが、それは今は見なかったことにする ^^;

posted by 並句郎 at 13:13|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2013年01月23日

真面

去年の雑誌記事?ブログ記事?なのだが、韓国の大統領が竹島に上陸した時の話。
その中にこんな文があった。

「そもそも、説得が可能な真面な国であれば、かかる暴挙に出る事はなかった筈である。」

「外務大臣には民間人登用も含め今少し真面な人材を置くべきと思う。」



恥ずかしながら、この中の「真面」が読めなかった。
文脈と字義から意味は分かるが…
「まじめ」じゃないし…

大辞泉で「真面」をひいてみると、読みとしては
 まおもて
 まとも
 まほ
の三つが出てきた。
この文章ではおそらく「まとも」なのだろう。

へー。
ありふれた表現、簡単な字なのに、今まで知らなかった。
IMEでも変換されないな。


「正面」でも「まとも」か。
しかし「正面」じゃ「しょうめん」と読みたくなるし、大辞泉にも「まとも」は
《「真(ま)つ面(も)」の意》
とあるし、「真面」の方がいいのかも。

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さて、冒頭の記事に関連して。

「竹島プロジェクト」というものがあります。
漢字ネタメインの当ブログとしては、“その手”のブログ様とのリンクはあまり望みませんので、こっそりと参加させていただこうと思います。

2月22日は「竹島の日」です。

竹島についてよくご存知のかたには今更な話ですが、そうでないかたには、この機会に関心を持っていただきたいと思います。
島根県のサイト内の「Web竹島問題研究所」をご覧下さい。
(当ブログ右枠の「リンク」欄にもリンクを設けました)
まず基本から、というかたは、その中の「島根の主張」をまずご覧下さい。

まあ、私自身、そのサイト内全部を読んだわけでもなく、まだまだ不勉強ではあるのですが…

posted by 並句郎 at 22:16| 言葉・疑問 | 更新情報をチェックする

2013年01月18日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘163 「牡」

鹿。
kaiko163.JPG


前回と同じ、洞爺湖の中島。
北海道。
撮影は1990年。(前回1993年としたのは間違いでした)
喧嘩してた鹿と同じかどうかは分からない。


「完全征服」によると「牡」の読みは、
 音読み=ボ・ボウ
 訓読み=お・おす

漢和辞典を見ると、成り立ちには会意説と形声説があるようだ。
会意の場合、つくりの「土」はオスの性器の象形とのことで、「つち」とは無関係。
へー。


ところで、「おす」と言うと「雄」の字もあるが、使い分けは…?
「牛」と「隹」の違いだろうかね。
牛に近い鹿なんかなら「牡」の方がよさそうな。

しかし「雄」の方が圧倒的に熟語も多く、しかも常用漢字。
その差はどこから来たのだろうか。


「牡」のつく語と言うと、「牝牡」などの他に「牡蠣」や「牡丹」があるが、これに「牡」がつくのは何故?
「牡蠣」の方はこんなページがあった。

カキを「牡蠣」と書くのはなぜ?

昔はカキには牝(メス)がなくて牡(オス)ばかりだと考えられていたためと言われています。


んー、でも、「蠣」だけでも「カキ」だしねぇ…
そこにわざわざ「牡」なんて付けちゃったら、じゃあメスの「牝蠣」もあるのかと言いたくなるけども。


「牡丹」の方は、さらによく分からない。
が、少なくともメスの「牝丹」なんてのは無さそうだ。

posted by 並句郎 at 23:45|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2013年01月16日

漢検準1級 平成24年度第2回 その2

その1はこちら。
今回は、一応正解はしたものの危なかった問題など。


●音読み 按排 → あんばい
●訓読み 潤目鰯 → うるめいわし
●表外読み 郭詞 → くるわことば

…この3問は、多分試験後の誰かのブログで目にしていたので答えられた。
それが無かったら正解できたかどうか。


●音読み

頸聯 → けいれん (律詩の第5・6句)
肴核 → こうかく (肉料理とくだもの。ごちそう)
鷗盟 → おうめい (俗世間を離れた風流な交わり)
諮諏 → ししゅ (たずねる。はかる。諮問)

…この辺は多分初めて見る語で意味も分からない。
そんなものをたまたま読めたからといっても、ねぇ。
「頸聯」は問題文自体が語の解説になってるが、それ以外についても国語辞典・漢和辞典から拾った意味を載せておく。


●訓読み

稽う → かんがう

…これは分からなかった。が、
・「稽」の字には意外な読みがある、という記憶
・「かんがえる」と読む意外な字がいくつかある、という記憶
・送り仮名の「う」
・文脈
これらを絡めて“稽え”て、無理やりひねり出した答えが「かんが(う)」。
丸っきりの当てずっぽうよりはマシ、程度。


●類義語

落成 ≒ しゅんこう → 竣工

…「竣工」か「竣功」かで迷った。
どっちも見たことある気がする。
国語辞書を見てもググってみても、どっちでもよさそうだ。
今回の採点でどうなのかは知らないが、「竣工」の方が一般的な感じだし、まあ正解だろう。


危地 ≒ ここう → 虎口

…最初「糊口」が思い浮かんだ。
糊口も、まあ危地と言えば危地、か?
いや、やっぱ変かな、と考え直して「虎口」を引っぱり出した。


ほか、自分のこのブログに以前書いたことを思い出して正解できた問題も。

●音読み 揖譲 → ゆうじょう

●書き こうとう → 喉頭
posted by 並句郎 at 22:10| 漢字 | 更新情報をチェックする

2013年01月15日

漢検準1級 平成24年度第2回 その1

あてどなく漢字ブログめぐりをしていると、昨年10月の漢検準1級の問題用紙画像をUPしているところを見つけた。
では早速ってことで解いてみた。
答え合わせは2chなどを参考にした。

結果、191/200点。

高得点だが、どうも最近見たような問題がいくつか。
他のブログか何かで目にしていたようだ。
その分が不正解だったとすると188点ぐらいか。


(今回間違った問題)→○正答 ×誤答 …感想


●表外読み

日々読書に(勤)しんでいる。→○いそ ×いそし

…毎回一つぐらいはやる、送り仮名のミス。
 今回もやってしまった。
 情けない。


●四字熟語の書き

(だんがい)絶壁→○断崖 ×断涯

…「断涯」と書いていて、どこか不自然な気はしたのだが…


山河(きんたい)→○襟帯 ×錦帯

…これは知らない言葉だ。
 なんとなく、山河が錦の帯のように美しいさま、で「錦帯」かと思ってしまった。
 錦帯橋の連想もあったし。

 「襟」が準2級の字だから、四字熟語としても準2級配当だろうか。
 大辞泉によると意味は、
 山が襟のように囲み、河が帯のように流れて、自然の要害をなすこと。
 また、その地勢。

 …とのこと。


●対義語

悠悠⇔(きゅうきゅう)→○汲汲 ×窮窮

…「窮窮」でも雰囲気は合ってるよね ^^;


●故事・諺

薬の(ヤイト)は身に熱く、毒な酒は甘い。→○灸 ×灼

…これは悩んだ。
 「ヤイト」だけしか見ずに、何か熱そうなものってことで「灼」としたが…
 問題文全部をちゃんと読めば、「ヤイト」は熱くても身のために良いこと、
 つまり灸のことだと、今考えれば納得。



以上、マイナス9点で、191点。

間違えなかったけど危なかった問題などを次回で。

posted by 並句郎 at 22:44| 漢字 | 更新情報をチェックする

2013年01月12日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘162 「喧・嘩」

鹿の 喧 嘩
kaiko162.JPG


洞爺湖の中島。
北海道。
撮影は1993 1990年。(間違えてました)
目の前でこんな喧嘩されたら怖いが、金網ごしなので大丈夫。


「完全征服」によると、
「喧」の読みは
 音読み=ケン
 訓読み=かまびす(しい)・やかま(しい)

」の読みは
 音読み=カ
 訓読み=かまびす(しい)


」には「やかましい」という字義が無いのかと言うと、そうでもない。
漢和辞典を見ると「やかましい」も載せているものもある。

つーか、例えば漢語林では「」は「」と同字とされて「」の方に誘導される。
旺文社漢和の「」の項では「」が本字、とある。
漢辞海では「」は「」に通ずる、とある。
新選漢和や新明漢でも同様。

で、その「」は、漢字辞典ネット様によると漢検1級配当で、訓読みは「かまびす(しい)・やかま(しい)」。

ややこしいから「」にも「やかま(しい)」の読みを入れといたらどうかね漢検協会。


で、その似たような意味の字を重ねて「喧嘩」だが、漢和辞典によると漢語としては文字通り「やかましい・やかましくする」ような意味。
それが殴り合いだののいわゆる「ケンカ」を意味するのは日本語用法のようだ。
そうかぁ。
「喧」も「嘩」も口へんだしねぇ。
そう考えると「口喧嘩」ってのはヘンなのかも。
「口喧嘩」なんて言わなくても、本来「喧嘩」は口でするものであって、殴り合いの場合を「手喧嘩」とでも呼ぶべきなのかも。

まあ、鹿さんの場合は口でも手でもなく「角喧嘩」だけども ^^

posted by 並句郎 at 00:16|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2013年01月08日

漢検 平成24年度第2回実施状況

漢検サイトでとっくに発表になっている。

で、一覧表に追加した。
*************************
最新の実施状況表はこちら
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今回の準1級の合格率は 19.6%。

前回の3.8%からは大幅上昇で、過去の平均と比べても高めだが、20%を超えていたことも何度かあるので、今回が格別に高いわけでもない。
前回が低すぎたんだろう。

前年度も前々年度も第2回が高めだが、偶然か?

次の今年度第3回は今回よりは低くなるだろうね。
受検されるかた、頑張って下さい。

posted by 並句郎 at 21:21| 漢検 | 更新情報をチェックする

2013年01月05日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘161 「燦」

々。
kaiko161.JPG


十三湖。
青森県。
撮影は1991年。
東岸から西方を望む。

夏の写真なのだが、なんとも寒々しい。
冬の今だったら尚更だろうかね。


「完全征服」によると「燦」の読みは、
 音読み=サン
 訓読み=あき(らか)・あざ(やか)・きら(めく)

漢和辞典を見ても字義は広くなく、上記の訓ぐらいしか載ってない。
熟語も少ない。

「火」が意符、「粲」が音符。

「粲」の意味付けとしては、
 新選漢和:あざやかの意
 漢語林:あざやかな白米の意味
 旺文社漢和:(散サンに通じて)ちらばる意

…などとある。

「粲」で漢和辞典を引くと、米が意符、上部が音符で、音はやはり「サン」。
字義はいくつかあるが、第一義としては白米のことのようだ。
漢字辞典ネット様によると1級配当漢字で、訓読みに「しらげよね」なんてのがある。

この上部の音符部分、個人的に「とたまた(トタ又)」と覚えている部分が気になる。
これは同じく準1級配当の「餐」にも含まれているが、いったい何なのこれ?
この“トタ又”だけでは漢和辞典で探せなかった。

漢和辞典の「粲」の項での“トタ又”の意味付けとして、漢語林では「骨をとるさまにかたどる」とある。
添えられた篆文を見ると、「又」が手、「」が骨のようだ。
ふと、「」って「歹」に似てるよなー、と思って漢和辞典で「歹」を見ると、「歹」は骨のこと。
で、「」は「歹」の異体字(漢辞海)とか同字(漢語林)とか書かれている。
そーだったのか。


と言うわけで。
骨と手と米と火が合わさって「燦」。
もう、わけが分からない ^^;

posted by 並句郎 at 18:17|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする