旭川駅は最近高架化されて駅舎も新しくなっているので、これは旧駅舎。
旭川ターミナルホテルの客室からの撮影だが、そのホテルも無くなってしまった。
「旭」なんて小学生でも読み書きできるんじゃないかと思うが、常用外で準1級配当漢字。
やっぱ熟語が少ないってことだろうか。
確かに、自分が思いつくのは「旭日」「旭光」ぐらいではあるが…
旭日旗が嫌いな連中の圧力なんかが無いことを祈るばかり。
「完全征服」によると読みは、
音読み=キョク
訓読み=あさひ
漢和辞典を見ると、「日」が意符、「九」が音符の形声文字。
「九」には意味付けがされている辞書もあり、例えば漢語林では、
音符の九キュウ=キョクは、曲がって尽きるの意味。屈曲して抑えられていた光が地平線に出て一時に輝くことから、朝日の出るさま・あさひの意味を表す。
とある。
どうも無理やりな感じがしないでもないが、しかしそれだったら「九」ではなく、素直に「キョク」と読める「曲」を使って、日へんに曲、とかの方がよかったのでは、と、単純な自分などは考える。
しかし「旭」の字形は好きだ。
なんか、かっこいい。
「九」の右下が延びている部分が地平線で、その上に「日」が昇っているようにも見える。
まあそれはそれこそこじつけでしかないが。
上の写真は1990年の大晦日。

そして、一夜明けた1991年元旦の撮影がこちら→
皆様、よいお年を。