2012年08月31日

1級→2級配当漢字 「緻」




1級→2級配当漢字の21字目。

漢字辞典ネット様によると、読みは

【チ】 こま(かい)・くわ(しい) (【 】内は常用漢字表(PDF)掲載の訓)

常用漢字表掲載の「例」は
 緻密,精緻

準1級プラスでも
 緻密,精緻
として載せている。


漢和辞典を見ようとして、あれ?
糸へんの10画じゃないの?
糸へんの9画か。
旺文社漢和・漢辞海・新選漢和では糸へんの9画で載っている。
漢語林・新明漢では糸へんの10画で載っているが、9画の方が「正字」とある。

なぜ9画かと言うと、「緻」の場合は「」の部分が本来は「」とのこと。
「致」の項を見てみると、やはり「」が本来で、「」は書き誤りによる、とのこと。

漢検ではどうなのかな。
級別漢字表を見ると、「緻」は「」の方が標準字体で、「」は許容字体にもなってない。
深く考えずに素直に「」で書いておけば、漢検の答案としてはOKと。


「緻」の音符「致」の意味付けは、

・漢語林
「致は、きわめつくすの意味。糸の目がきわめてこまかいの意味を表す。」

・旺文社漢和
「致」は「窒」に通じて「つまる意」で、「織物の目の細かい意を表す。」


熟語は「緻密・精緻」の他にもいくつかあるが、いずれも「こまかい」周辺の意味。
形的にも音的にも意味的にも、割と分かりやすい字かな。

posted by 並句郎 at 23:24| 1級→2級配当漢字 | 更新情報をチェックする

2012年08月28日

漢検 平成24年度第1回実施状況

漢検サイトで発表になった。

で、一覧表に追加した。
*************************
最新の実施状況表はこちら
*************************


今回の準1級の合格率は、なんと 3.8%!
記録してる中では平成11年度第3回と同じで最低だ。
細かいこと言えば、
11年度は 3.7616%
今回は  3.7655% で、11年度の方が低いが。


問題解いてみた感じでも、確かに難しかった。
が、それにしても低いな。
従来、ボーダーよりちょっと上で合格する人が多くて、少しの難化でも合格者数がガタッと減るような構造なのだろうかね。

しかし前回(23年度第3回)の合格率も10.9%と低めだったし、今回さらに難化させた理由が分からない。
難化させたつもりは無いのだろうか。
それとも新常用漢字表対応の結果だろうか。

問題作成段階で難易度をチェックするために、既合格者に解かせてみたらいいんじゃないかと思う。
その仕事やりたいぞ!
情報漏洩の点でヤバそうだが。



さて。
PCを新調したせいか、Googleドキュメントが割とサクサク動くようになった。
んが!
使いにくさは相変わらずだな。

そのせい、でもないかも知れないが、従来、一覧表をコピペやダウンロードしてexcelなどで使おうとすると、色々とヘンになってたかも。
今回からは大丈夫なはずです。

posted by 並句郎 at 22:17| 漢検 | 更新情報をチェックする

2012年08月24日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘147 「敦」

賀駅。
kaiko147.jpg


つるが駅。
福井県。
撮影は1985年。
「完全征服」によると「敦」の読みは、
 音読み=トン
 訓読み=あつ(い)・とうと(ぶ)

「つる」なんて読みは無い。
が、漢和辞典を見ると、人名の読み方としてはあるらしい。


「敦賀」の地名・漢字の由来は、敦賀市のサイトから抜粋すると、

『日本書紀』には、崇神天皇の時代に朝鮮半島から「都怒我阿羅斯等」(ツヌガアラシト)がこの地に渡来したことにちなんで「角鹿」と呼ばれるようになったとあります。和銅6年(713)に「敦賀」という字に改められました。

とのこと。
元は「敦」も「賀」も関係無し、か。
和銅時代に字が改められたってのは敦賀だけでなく全国的なことで、好い字を使え、っていう命令(?)だが、だとしても「つる」なら普通は「鶴」だろうに、というのは現代人の感覚だろうかね。
字を当てた人か、土地の有力者か、その辺の人の名に「敦」の字が含まれてた、とか、そんな理由じゃないかと想像。

ちなみに、「敦」を含む語を国語辞書で検索してみても、「つる」と読むのは敦賀関係しか無い。


さて「敦」と言えば。
AKB48の前田敦子さんが卒業する。
特に推しではなかったが、いなくなるとなるとやっぱり寂しい。

…などと感傷にひたっている場合じゃないような………!!!

posted by 並句郎 at 21:21|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2012年08月23日

1級→2級配当漢字 「箋」




1級→2級配当漢字の20字目。

漢字辞典ネット様によると、読みは

【セン】 ふだ・はりふだ・なふだ・ときあ(かし)・てがみ・かきもの
 (【 】内は常用漢字表(PDF)掲載の音訓)

常用漢字表掲載の「例」は
 処方箋,便箋

準1級プラスでは
 付箋紙
として載せている。

ま、現代だったら便箋より付箋、かな?
そうでもないかな?

しかし考えてみると、「処方箋」ってのは普通に「処方書」とかでいいんじゃないのかね?
「箋」である理由が特に何かあるのだろうか。
「箋」なんて使うから、薬局の看板で「処方せん受付」なんて交ぜ書きになってたりする。
しかし常用漢字になったことだし、今後は全部漢字で書かれるようになるかな?


常用漢字表の備考欄に、「(付)第2の3参照」とある。
下の「戔」の部分を「浅」のつくりみたいに簡単に書いてもいいよー、という話。
120823.gif
常用漢字表(付)第2の3より
左:印刷文字 - 中:手書き楷書 (右:印刷文字に倣った楷書)

漢検の「級別漢字表」(PDF)を見ると、漢検の回答でもどちらでもよさそうだ。


表外読みがいっぱいあるな。
「はりふだ」ってのは、まさに現代の付箋紙か。
「ときあ(かし)」ってのが曲者かな。
動詞の「ときあかす」じゃなくて、名詞の「ときあかし」。
漢和辞典を見ると確かに「注釈」と同義で名詞の「ときあかし」の字義が見られる。
ときあかす行為の結果の「ときあかし」を「はりふだ」にしたってことのようだ。
唯一、漢辞海には、「古書に注釈をつける。」という動詞の字義が載っているが。


音符の「戔」の意味付けとして、旺文社漢和では、「」という字に通じて「うすく削る」意味とのこと。
竹を薄く削ったのが「箋」というわけ。

posted by 並句郎 at 21:17| 1級→2級配当漢字 | 更新情報をチェックする

2012年08月21日

漢検準1級 平成24年度第1回 その3

漢検のサイトに載っている準1級の過去問解いてみた、の3回目。
(1回目はこちら
(2回目はこちら

今回は、正解はしたものの迷った問題、難しかった問題を取り上げる。


(問題)→○正答 …感想


●音読み

晩年は(薙髪)して山に入った。→○ていはつ

…「薙」の音がどうもしっかり覚えられない。
 「完全征服」によると「テイ・チ」。
 旺文社漢和によると「雉(チ)」が音符で、「テイ」は「チ」が変わった音。
 「雉」は「矢(シ)」が音符で、「チ」は「シ」が変わった音。
 「シ」→「チ」→「テイ」なんて変わり方をされては覚えにくいのも仕方ない。


文雅を以て其の政を(絢飾)す。→○けんしょく

…「絢」も音が…
 「シュン・ジュン」と読みたくなるが、「絢爛」を思い出してなんとか正解。
 これも旺文社漢和によると「シュン」が「ケン」に変わったんだとか。


●訓読み

竹で編んだ(箕)で籾をふるう。→○み

…「み」か「みの」かで迷う。
 が、「みの」だと雨具のあれかと思い、「み」として正解。
 「完全征服」によると訓読みは「み・ちりとり」で、「みの」は無い。
 雨具の「みの」は、漢字だと「蓑・簑」。
 地名の「箕面」とか「箕島」ってのは、「箕の面」「箕の島」なんだろかね。


●表外読み

諸国の(賦)を載せた船が入港した。→○みつぎ

…「賦」だけでは多分読めなかったが、文脈から想像して正解。
 税金っぽい字で「みつぎ」と読むのがいくつかあったはず、という記憶もあった。
 漢字辞典ネット様で「みつぎ」と読む字を検索すると、税・租・調・賦と出た。


●四字熟語書き

(さいし)佳人→○才子

…「才子佳人」という四字熟語はきっちり勉強したことは無いはずだが、
 勉強したことが無い ≒ 準1級の語ではない ≒ 簡単な字が入る …と考え、
 「佳人」とも相性の良さそうなところで「才子」として正解。
 大辞泉によると「才子佳人」の意味は、
 「才知のすぐれた男性と、美しい女性。」
 これは3級の四字熟語のようだ。


●対義語

凶兆⇔(ずいしょう)→○瑞祥

…「瑞祥」が思い浮かぶものの、それが「凶兆」の対義語だろうか、と迷う。
 「凶兆」の「兆」、「兆し」の要素が「瑞祥」には無いような。
 が、大辞泉を見ると「瑞祥」は、
 「めでたいことが起こるという前兆。吉兆。祥瑞。」とのこと。
 そーなのか。


●文章題書き

天の人に対する何ぞ(コウハク)あらん。→○厚薄

…初め分からなかったが、文脈から、「上下」とか「大小」とか
 そういう反対の意味の漢字からなる語が入るんだろうと考え、
 しかし「紅白」じゃなさそう、というところで「厚薄」をひねり出した。


●文章題読み

自ら愧(は)ずるを(須)いん。→○もち(いん)

…これも分からなかったが、文脈から想像。
 「須」は読み方が沢山ある、という印象だけはあったのだが ^^;
 しっかり覚えとかなきゃいかんね。

posted by 並句郎 at 23:40| 漢字 | 更新情報をチェックする

2012年08月19日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘146 「鞍」

手郡。
kaiko146.JPG



くらて郡。
撮影は1984年。
当時、国鉄の宮田線。
1989年に廃止。

「福岡県鞍手郡」まで書いておいて、なぜ市町村名を書かないのだろうかね?
当時は宮田町、現在は宮若市。

Wikipediaによると、
「駅名は「みやだ」と濁るが、所在地の旧町名は「みやた」と濁らない。」
…とのこと。
似たようなケースは他にもあったような…
思いつくのは旭川の「あさひがわ・あさひかわ」と、米原の「まいばら・まいはら」。
いずれも今は食い違いは解消されているが。


「完全征服」によると「鞍」の読みは、
 音読み=アン
 訓読み=くら

準1級配当の中では分かりやすいし、よく見かける部類の字だと思う。
…どこで見かけるっけ?
「鞍馬天狗」とかかな ^^


オリンピックでもお馴染みの「あん馬」は、もちろん「鞍馬」。
「鞍」が常用漢字じゃないから、多くの場合で交ぜ書きされるみたいだけど。
つーか、もしアレが「鞍馬」って書かれてれば、「鞍」も常用になったんじゃないかね。
ニワトリが先か卵が先か、みたいな?
まあ、「鞍馬」だと「くらま」って読まれちゃいそうだから、この場合は「あん馬」の方がいいような気もしないでもない。


漢語林によると、音符「安」の意味付けとして、
「安は、やすんじるの意味。馬などの背に置いて、乗る人を安定させる皮製の馬具、くらの意味を表す。」
…とのこと。

posted by 並句郎 at 18:52|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2012年08月10日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘145 「漕」

艇。
kaiko145.JPG


米子の中海湖岸。
鳥取県。
撮影は1985年。

「完全征服」によると「漕」の読みは、
 音読み=ソウ
 訓読み=はこ(ぶ)・こ(ぐ)

「はこぶ」ってのは忘れていた。
漢和辞典を見ると「はこぶ」が本来で、「こぐ」は国訓らしい。
なので熟語も「はこぶ」関連がほとんどで、「漕艇」を載せているのは手持ちの5冊中2冊。
「漕船(そうせん)」という熟語もあるが、それは船をこぐことではなく、貨物船を意味するようだ。

では「こぐ」は本来どんな字を書くのか?
漢字辞典ネット様で「こぐ」を検索すると、「漕」以外にいずれも1級配当の「楫・榜・櫂」が出た。
漢和辞典を見るとこの3字とも「かじ」とか「かい」の字義があり、「こぐ」ことも表す、のだろう多分。
(手持ちの範囲では「榜」に「こぐ」ような字義は無かった。)

漢語で元々「こぐ」意味の漢字があるのに、なぜ日本では「漕」を使ったのかね?
最初に「こぐ」を漢字で書こうとした人が「楫・榜・櫂」を知らずに「漕」で代用したのか、「漕船」などの語を見て「漕」は「こぐ」意だと勘違いしたのか…

posted by 並句郎 at 22:38|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2012年08月08日

1級→2級配当漢字 「瘍」




1級→2級配当漢字の19字目。

漢字辞典ネット様によると、読みは

【ヨウ】 かさ・できもの (【 】内は常用漢字表(PDF)掲載の音訓)

常用漢字表掲載の「例」は
 潰瘍,腫瘍

準1級プラスでも
 潰瘍,腫瘍
として載せている。

潰瘍・腫瘍に体の部位がついた胃潰瘍とか脳腫瘍とかでよく見るな。
最初から常用漢字でもよかったんじゃない?
ただ、それ以外の用法は知らないな。

漢和辞典を見ても熟語は少ない。
字義も「できもの」の他、「きず」がある程度。


表外訓読みに「かさ」があるようだが、すると「かさぶた」は「瘍蓋」と書くのだろうか。
漢字辞典ネット様で「かさ」と読む「やまいだれ」の字を検索すると、
 疔・疽・痒・瘍・瘡
と出てきた。
「瘍」以外は1級配当のようだが、例によって使い分けが難しいパターン?
一字で「かさぶた」と読む「」もある。
一方、大辞泉を見ると、「かさぶた」の漢字表記は「瘡蓋/痂」とある。
…ま、1級の先生方はともかく、並句郎レベルでは素直に平仮名表記でいいか ^^;
いや、「痂」という字は「加」が音符のようだから、「かさぶた」の「か」だとこじつけて、この際覚えてしまおうか。


「瘍」の音符「昜」について。
漢語林では「昜ヨウは、あがるの意味。皮膚がはれあがる病気、できものの意味を表す。」とある。
一方、旺文社漢和では「壅ヨウに通じて「はれふさがる意」だとしている。
なるほど「壅」の字義は「ふさぐ・ふさがる」のようだが、「はれふさがる」ってのはあまり聞かないような。
かさぶたを指してるのだろうか?

posted by 並句郎 at 23:12| 1級→2級配当漢字 | 更新情報をチェックする

2012年08月06日

漢検準1級 平成24年度第1回 その2

漢検のサイトに載っている準1級の過去問解いてみた、の2回目。
(1回目はこちら


(今回間違った問題)→○正答 ×誤答 …感想


●表外読み

小袖の(領)をつくろう。→○えり ×かしら

…一瞬「うなじ」かと思ったが、それは「項」だったはず。
 文脈から、衣類の部分が入るのは分かるが…
 「大統領」とか「領袖」のイメージから、とにかく一番上のことか思い
 苦し紛れに「かしら」として不正解。


●一字訓読み

頃刻…(頃)く→○しばら(く) ×かたむ(く)

…なんかもう反射的に「かたむく」が出てきてしまった。
 そりゃ「傾く」だろ、と後から考えれば笑うしかない。


●共通漢字

┌ 世人の好(?)に合わない。
└ 若者に(?)歯の精神が生まれた。
 →○尚 ×誼

…さっぱり分からず、読みの選択肢からほとんど当てずっぽうで「ぎ」を選び、
 読み問題23で「誼(よしみ)」が出たし、同じ字のわけないよなーと思いつつ、
 それでも無理やり「誼」として当然不正解。
 「誼」は常用漢字でもないし ^^;
 「好尚」も「尚歯」も初めて見たような。
 大辞泉より。
  好尚…このみ。嗜好。また、はやり。流行。
  尚歯…《「歯」は年齢の意》老人を尊敬すること。敬老。



●書き

(ケイセキ)はガラスの主原料になる。→○珪石 ×硅石

…つくりは「圭」だろうと思った。
 が、「硅」なんて字は準1級だったかな? と思いつつ、
 しかし「桂」じゃないしな、と思いつつ。
 王へんが思いつかなかった。


衣服に(ショウノウ)の匂いが残る。→○樟脳 ×[月+章]脳

…これもつくりは「章」だろうと思った。
 が、へんが何だったか…
 誤答の、月へんに章なんて字は漢和辞典にも載っていない。
 木へんかぁ…

 「樟」の訓は「くす・くすのき」。
 大辞泉によると、樟脳は「クスノキの木片を水蒸気蒸留して製する。」
 なるほど。でも「脳」って何?
 漢語林の「脳」の字義の一つに「草木のずい。しん。」とある。
 つまり、クスノキの髄・芯、ってことかな?


宗徒の(ホウガ)金で本堂を再建した。→○奉加 ×奉賀

…宗徒が奉納(?)するものだから、「ホウ」は「奉」だろう。
 「ガ」は… 分からんかったが、思いついたのが「賀」。
 正解は「奉加」ねぇ…
 そう言えば「奉加帳」なんてのを見たことある気がする。
 あれは「ホウカ」じゃなくて「ホウガ」なのか。


●四字熟語の意味と読み

敵につけ入る機会を与えない。→○ぎょぶ ×ちょうちょう

…「打打発止」かと思ってしまった。
 「折衝禦侮」か。
 言われればその通りだよなぁ。


●対義語

近接⇔(けんかく) →○懸隔 ×嫌隔

…「けん」の字が思い出せなくて5分ぐらい悩んだ。
 が、結局出てこず、苦し紛れに「嫌」として不正解。
 「懸」かぁ。
 「懸」って、「懸垂」みたいに「かける」「吊り下げる」ようなイメージだが…
 漢和辞典を見ると「へだたる・遠い」のような意味もあるようだ。


●文章題 書き

挽くものは家に就いて(キシャ)を仰ぐ。→○喜捨 ×棄捨

…あまり考えずに「棄捨」が出てきたが、今改めて考えると文脈に合ってない。
 「おめぐみ」的な言葉が入るはずだが…
 「喜捨」か。
 見たことあるような無いような…

posted by 並句郎 at 23:40| 漢字 | 更新情報をチェックする

2012年08月03日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘144 「呆」

踊る阿
kaiko144.jpg

…写ってるかた、失礼しました ^^;

青森ねぶた。
撮影は1990年。

今年もねぶた開催中。
8月2日(木)~7日(火)。
ねぶた公式サイトはこちら。


踊る阿呆と言うか、ねぶたの場合は「踊る」より「跳ねる」か。
その跳ねる人を「跳人(はねと)」と言う。
なのでこれは「跳ねる阿呆」。
で、撮影している自分は「見る阿呆」 ^^

「完全征服」を見てみたら、常用漢字「跳」に、1級の表外読みで「おど(る)」があった。
ねぶたの描写にはうってつけの訓かも知れない。


えーと、「跳」ではなく「呆」ね。
「完全征服」によると「呆」の読みは、
 音読み=ホウ・ボウ・タイ
 訓読み=あき(れる)・おろ(か)

漢和辞典を見るとそれぞれ書いてあることが微妙に違うが、ざっくりまとめると…
「おろか」という字義では元は「タイ」という音であり、その字義での「ホウ」という音は慣用音。
で、「あきれる」は国訓。

んで、「呆」は「保」の古字であり、「保」と同様の字義も一応あるようだ。
なので、字の成り立ちも、漢語林によると「おむつで包まれた幼児の象形」とのこと。
それが「おろか」の意味を持ったのは仮借によるのだろうかね。

熟語は「呆然・阿呆・痴呆・呆気」の四つしか載ってない。
「呆気(あっけ)」は熟字訓か?

posted by 並句郎 at 23:20|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする