2012年07月19日

1級→2級配当漢字 「曖」




1級→2級配当漢字の16字目。

漢字辞典ネット様によると、読みは

【アイ】 くら(い)・おお(う)・かげ(る)
 (【 】内は常用漢字表(PDF)掲載の音訓)

常用漢字表掲載の「例」は
 曖昧

準1級プラスでも
 曖昧
として載せている。


まあ、普通は「曖昧」でしか使わない字だろう。
その片割れの「昧」も今度常用漢字になったが、従来は準1級配当。
「昧」の訓読みは、上記漢字辞典ネット様によると「くら(い)」のみ。
「曖」の方だけに「おお(う)」「かげ(る)」がある。


音符の「愛」については、漢語林でのみ次のように意味付けがされている。
「愛は、まといつくの意味。日に雲がまといつく、かげるの意味を表す。」

一方の「昧」の音符「未」については、
「未は、微に通じ、はっきり見えないの意味。夜あけがたの意味を表す。」

つまり、
「曖」は、太陽は出ているが雲が掛かっていて暗い、
「昧」は、太陽が出るか出ないかの頃なので暗い、
ってことだろうか。
そう考えると、「曖」の方だけに「おおう・かげる」があるのも納得できる。


さて。
「曖」は常用漢字になったので名付けにも使えるんだと思うが、確かに字面は悪くないものの、字義を考えると使うべきではないと思う。
が、野次馬根性でこっそりと "曖ちゃん" でググってみると…
ニックネームや2次元キャラかと思われるものもあるが、実在の人物名と思われるケースもちらほら。
いやいやいや、そこは素直に「愛ちゃん」にしておこうよ…

posted by 並句郎 at 23:29| 1級→2級配当漢字 | 更新情報をチェックする