2012年07月06日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘140 「廻」

旋橋。
kaiko140.JPG

かいせんきょう。
天橋立。
京都府。
撮影は1992年。

以前の「日本冶金工業の船」と同じ時。

水路にかかる橋が、船を通す時に、水路中央の橋脚を中心に橋桁が90度回転して…
まあYouTubeでもご覧下さい。


「完全征服」によると「廻」の読みは、
 音読み=カイ・エ
 訓読み=まわ(す)・まわ(る)・めぐ(る)・めぐ(らす)


漢和辞典を見ると、「回」とほぼ同義。
「現代表記では〔回〕に書かれる」とかで、熟語についても「〔回〕の項を(も)参照」などとある。

漢語林には
「古くから回と同じに用いられた。」
ともある。

「完全征服」で「回」の読みを見ると、
「めぐ(らす)」が表外読みになるほか、「めぐ(る)」が見当たらないだけで、「廻」とほぼ同じ。
しかし漢和辞典では「回」に「めぐる」の訓もあるので、となると「廻」の存在意義はどこに…?

んー…
「廻」の方が、より広範囲をまわりめぐるようなイメージかな…
あくまで個人的には、だが。
でも、「廻船問屋」なんて時は「廻」の方がしっくりくる、気がする、ような。
大辞泉を見てみると、「廻」の表記しか載ってない。
お、やっぱり、と思ってしつこくググってみると、
 "廻船問屋"=約 162,000 件
 "回船問屋"=約 185,000 件
ありゃりゃ、「回」優勢か。
ますます「廻」の存在意義が…

ま、そんな、あってもなくてもいいような字だから、常用漢字にもならないんだろうね。

posted by 並句郎 at 23:23|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする