2012年04月06日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘127 「鵠」

特急 号!?
kaiko127.JPG


青森駅。
撮影は1992年。
10月の朝6時前だからまだ暗い。

白鳥と名のつく列車は今も青函間にあるが、写真は大阪-青森間を走っていた時代の青森発大阪行き。
この区間の白鳥が無くなったのは… 2001年か。
こんな列車は定期では二度と走らないだろうね。


さて「鵠」だが、まず「完全征服」によると読みは、
 音読み=コウ・コク
 訓読み=くぐい・しろ(い)・まと・ただ(しい)・おお(きい)

「鴻」を漢和辞典で見た時にも「くぐい」という字義はあったが、「鵠」の場合は漢検公認の訓読みになっている。
その「くぐい」とは、大辞泉によると、

白鳥(はくちょう)の古名。

というわけで、この写真。


「鵠」を漢和辞典で見ると、「はくちょう」の他、ほぼ「完全征服」の読み通りの字義が解説されている。

音読みの「コウ」というのは、「浩」に通じて「大きい」という意味の時の読み方のようだ。
意味によって読みが変わるパターン。
ここに追加しておく。
が、熟語で「コウ」と読むものは見当たらないし、少なくとも漢検受検のためには覚えなくてもよさそうに見える。

音符の「告」の縦棒が下に突き抜けるかどうかは準1級受検者の誰もが迷うところだと思うが、漢和辞典で「告」を見るとこの字は「牛+口」なので、自信を持って突き抜けよう ^^
「東大生」によると突き抜けない書体も許容されているようだが。
なお、当然、常用漢字の「告」を書く場合は突き抜けない方が無難だろう。


ところで、漢辞海に「鵠」の例文として次のように載っている。

燕省安知鴻鵠之志哉

これはもちろん、四字熟語にもなっている「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや」だろうが、すると2文字目は「」ではなく「」だろう。
現行版では訂正されているといいのだが。

posted by 並句郎 at 23:14|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2012年04月05日

約70年前の札幌の地図

今まで、ブログのデザインは既存のテンプレをそのまま使っていた。
シンプルで好きだったのだが、さすがにちょっと飽きてきた。
左右の余白が真っ白なのがまぶしいなとも思っていた。
なのでちょこっと変えてみた。

タイトル部分の背景を地図にしてみた。
「古地図 フリー」でググってたどり着いたとこから拝借。
テキサス大学オースティン校のサイトの中の
「Japan City Plans 1:12,500 U.S. Army Map Service, 1945-1946」のページから
「SAPPORO」の1/12,500地図(JPEG)。  

FAQページを見ても、自由に使っていいよ、と書いてある、ように読める、気がする^^;

編集?発行?は1945年のようだが、その材料となったのは主に1930年代の地図らしい。
とにかくまあ70年ほど前の札幌の姿だろう。
中心部は現在とそれほど違わない感じだが、周辺部の田舎っぷりがすごい。
当然と言えば当然だが。

で、そこから一部を切り取って縮小して色を淡くして使わせてもらった。
なんか脈絡が無い気もするが、個人的には気に入っている。


この地図は、なんだろ、米軍占領時の軍用地図なのかな?
札幌以外にも多くの都市のがあって楽しめる。
つーか、楽しみきれない。
地図好きのかたはどうぞ嵌まって下さい ^^


*** 2017.5.31 追記 ***********************************
 2017年4月、背景画像を無くしました。
 こちらのエントリをご覧ください。
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posted by 並句郎 at 22:33| 雑事 | 更新情報をチェックする

2012年04月03日

歩幅

ほはば。


大辞泉。

歩くときに一歩で進む距離。

もちろんその通りなのだが…

なぜ「」なのか? と、ふと思った。

カニなら「歩幅」でいいかも知れないが、人間ならば「幅」はおかしいんじゃないの?
一歩分の距離なら「歩長」とか書いた方がいいんじゃないの?
「歩幅」というのは、歩いている本人ではなく、それを横から見ている人の概念(?)だとでも言うのか?
仮に「歩幅」でいいとしても、重箱読みの「ほはば」ではなく「ほふく」が正しいんじゃないの?
とか、色々。


漢和辞典を見てみる。

もしかして「幅」の字に「長さ」の意味もあるのかと思ったが、やっぱり「横の広さ」などとあるだけで、「縦方向の長さ」のような字義は見当たらない。

「歩」の項の熟語を見ると、重箱読みの「歩幅(ほはば)」はもちろん、「歩幅(ほふく)」も無ければ「歩長」も無い。
「一歩分の距離」を表す熟語も見当たらない。
と言うか、「歩」自体が一歩分の距離を表すとのこと。
そう言われればまあその通りだが…


国語辞書を見ても「歩幅(ほふく)」も「歩長」も無い。


わずかに、なんか英和辞書みたいなところで「stride length」の和訳として「歩長」が見られる。


「歩長」でググると、歩幅の意味合いで使われている例もあるようだが、あまり多いとも思えない。


では、中国語で歩幅は何と書くのか。
例によってexcite翻訳で「歩幅」を中国語訳してみると、そのまんま「歩幅」と出た。


なんか、色々と納得がいかない。

posted by 並句郎 at 23:24| 言葉・疑問 | 更新情報をチェックする