2010年11月30日

新常用漢字表についての漢検の対応

新常用漢字表が内閣告示された。
これで最終・正式決定ということだろうか。

で、それについての漢検の対応が発表になった。(PDF)
抜粋。

新しい常用漢字表に合わせて審査基準を変更し、新しい審査基準に基づく検定を平成24(2012)年度第1回検定より行います。
なお、平成22(2010)年度第3回検定や、平成23(2011)年度の各回検定は、現行の審査基準に基づいて行います。
平成24(2012)年度第1回検定からの新しい審査基準の詳細については、平成24年度の検定日程とともに平成23(2011)年8月頃発表いたします。



来年度の第3回、つまり再来年2月(多分)の試験までは現行通り、
再来年度の第1回、つまり再来年6月(多分)の試験から変わるよ、ということらしい。

2級など難化が予想される級の受検予定の方、まだ猶予期間が1年以上ありますよ。

しかし今までと合格率を大きく変えるわけにもいかないだろうし、難化する部分と引き換えに従来の範囲内の問題は易化したりして、例えば2級なら2級の全体では難易度は変えないような気もするが。
でも勉強範囲が広がるのは避けられないだろうねぇ。
なんにせよ漢検がどう対応するのか興味がある。


でも、ま、そーゆーことなら、準1級配当漢字の懷古寫眞舘も慌てる必要は無かった ^^;

posted by 並句郎 at 11:21| 漢検 | 更新情報をチェックする

2010年11月28日

マンション管理士受験

してきた。

札幌コンベンションセンター大ホール。
おぢさんばっかりだ。
自分なんかかなり若い方かと思った。
変なおぢさんはいなかった ^^

13:00開始~15:00終了。
途中の14:00にされるはずの時刻のアナウンスが無かった。
係員が近くを通ったら教えてやろうと思ってたのに、終了間際まで近くに来なかった。
まあみんな時計見ながらやってるとは思うが、アナウンスを当てにしてた人がいたら不満だったろう。
終わってから係員に食って掛かるような奴はいなかったようだが。

資格予備校の解答速報で自己採点した結果、50点満点で40点。
合格点は不定なので、合否は不明。
例年通りの合格点なら合格してるのだが…

問題は4択50問。
うち、
 まあ実力で正解=24問
 消去法で正解=7問
 2択に絞り込んで最後は常考で正解=7問
 絞り込みもできず殆どまぐれで正解=2問
で、正解40問。

 2択に絞り込んで不正解=2問
 後から考えりゃ納得の不正解=3問
 後から考えても納得できない不正解=2問
 全面降伏=3問
で、不正解10問。


2chを見ると、今回の問題の難易度は低めだったようだ。
自分は簡単だとも難しいとも思わなかった。
終わった時は、まあこんなもんかなー、合否は五分五分かなーぐらいの感じ。
もし簡単だったなら合格点は上がるはずなので困るのだが…

結果発表は来年!
マークシートの採点・集計にそんなにかかるのかよ。
少しは漢検を見習えよ ^^




2chにはアク禁で書けないのでここに書く。
2chで先月か先々月ぐらいにスケルトン・インフィルについて書いてくれた人、ありがとー ^^/

posted by 並句郎 at 22:50| ビジ法・マン管 | 更新情報をチェックする

2010年11月26日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘055 「蔽」

雪に われた顔。
kaiko055.jpg




東室蘭駅。

北海道ではお馴染みの光景。
列車の最後尾はどうしてもこうなるようだ。


「蔽」といえば、マン管でも出てくる「建ぺい率」。
「ペイ」っていう音のせいもあると思うが、いかにもマヌケだ。
「蔽」が常用漢字になることで、これからは「建蔽率」と書かれるだろう。
おめでとう建蔽率君 ^^


ところで、「おおう」というと一般的な漢字は「覆」だろうか。

漢字辞典ネット様で「おお(う)」を検索してみると、なんと20字もあった。
漢検の級別では、

 3級
  

 4級 (「おお(う)」は準1級表外読み)
  被 冒

 準1級
  蔭 奄 掩 蓋 蔽 蒙

 1級
  冪 屏 幎 扞 曖 盍 盖 罨 羃 冐 葢


同じ「おお(う)」で、これらをどう使い分けるのやら…

普通は「覆」だけ知ってりゃいいよね。
「蔽」の「おお(う)」も新常用漢字表には載らないようだし。

posted by 並句郎 at 11:14|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2010年11月25日

「コンメンタール マンション区分所有法」

日本評論社
コンメンタール マンション区分所有法
稻本洋之助・鎌野邦樹 著
(2004年10月20日 第2版第1刷)


借りてはきたが、全部は読んでない。
いや、1割も読んでない。
なにせ734ページ、定価8,000円(外税)。
あくまで参考書として借りてきた。

基本、区分所有法の逐条解説本。
当然、マン管受験者の参考になる部分も多いが、多すぎる ^^;
しかし読むとなかなか面白かったりする。

今から来年の受験を見据えて、なら、じっくり読んでみるのもいいかも。
あ、もちろん、他で基礎知識をつけてから、ね。
いきなりこれ読むのは無茶というもの。


蛇足。
著者名の中の「」。
旧字体を使っている。
もちろん現行字体は「」。
」が音符だが、その字そのものは手持ちの漢和辞典では探せなかったのでどういう成り立ちの字なのかは分からない。
が、としちゃったら意味的に全然違うことになっちゃうんじゃないのか、と思うが…

posted by 並句郎 at 11:53|   図書館本各記事 | 更新情報をチェックする

2010年11月24日

あっせん

マン管の勉強をしていて、「紛争のあっせん」という言葉が出てきた。
確かビジ法でも出てきたし、他でも聞くことがある気がするが、どうも素直に理解解釈できない。

自分の場合「あっせん」というと、仕事とか住居とかを紹介することだという理解がまずある。
なので「紛争のあっせん」と聞くと、なんだテメ喧嘩売ってんのか? ってな感じになってしまう ^^;


Yahoo!辞書で「斡旋」を引いてみる。

大辞泉。

1 間に入って双方をうまく取り持つこと。周旋。
 「職を―する」

2 労働関係調整法による労働争議の解決方法の一。労働委員会が指名した斡旋員が労使間を取りなして、争議の解決を図ること。

3 行政法上、公益事業用地の取得をめぐる当事者間の紛争を解決するために行われる手続き。→仲裁 →調停



大辞林。

[1] 間に入って、両者の間がうまくいくようにとりもつこと。また、ある物や人を求める人に紹介すること。周旋。とりもち。
 就職を―する
 ―の労をとる

[2] 労働争議が当事者間で解決困難となった時、労働委員会の指名した斡旋員が、当事者間を仲介して争議解決を援助すること。
 →調停
 →仲裁



一般的には1の意味で、やはり主に「紹介」ってことか。
「取り持つこと」ってのがイマイチあやふやだが、「仲裁」まで含んでいるのだろうか?
2・3の解説の通り、法律的にははっきりと「仲裁」の意味があるようだ。

要するに「紛争の斡旋」と言った時には「斡旋=仲裁」ってことなのだが、だったら最初から「仲裁」と言って欲しい。

「仲裁の斡旋」でもいいかも。
いや、変かな?
ググってみた。

 "仲裁のあっせん" 3 件
 "仲裁の斡旋" 2 件

やっぱ変だったようだ ^^;
かと思えば…

 "調停のあっせん" 約 71,700 件
 "調停の斡旋" 約 20,600 件

法律の手続の名称としては「調停」なので、それを“あっせん”=紹介する、という言い方は普通、ということだろうか?
よく分からん。


ところで。
「あっせん」なんてかなりよく使われる部類の言葉だと思うのだが、「斡」の字は新常用漢字表に載らない。
漢字辞典ネット様によると、一時、追加候補にはなったようだが結局ボツ。

新採用候補字を決める時、出版物などでの出現頻度ってのが重視されるようだ。
「あっせん・あっ旋」の出現頻度がいくら高かったとしても、「斡」の字は常用漢字ではないため、さほど使われていない。
それで候補から漏れたのでは?
そこんとこを考慮に入れれば、「斡」は余裕で新採用候補に入ってくるのでは?

文化審議会の議事録を全部読めばその辺も判明するのかも知れないが、ちょっとそこまでは…
誰か教えて下さい。

posted by 並句郎 at 11:32| 言葉・疑問 | 更新情報をチェックする

2010年11月22日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘054 「痕」

火砕流の
kaiko054.jpg




三角→島原のフェリーから見た雲仙普賢岳。

撮影は1992年10月11日。

被害の大きかった火砕流が起きたのはその前年だったが、この頃もまだまだ落ち着いてない状態だったようだ。
物見遊山で訪れるのはやや気が引けたのだが…


何かの「あと」というと「跡」の字の方がよく使われるかも知れないが、「跡」と「痕」はどう使い分けるのだろうか?
漢和辞典などを見ても明確な違いは無さそうにも見える。
が、Yahoo!の国語辞書で「跡」を引くと、

あと【跡/迹】
《「足(あ)所(と)」の意》

1 何かが通っていったしるし。
 「靴の―」「船の通った―」「頬(ほお)を伝う涙の―」「犯人の―を追う」

2 以前に何かが行われたしるし。痕跡。形跡。
 「消しゴムで消した―」「手術の―」「苦心の―が見受けられる」「水茎(みずくき)の―」

3 以前に何かが存在したしるし。
 「太古の海の―」「寺院の―」

(4~6 省略)

◆2で傷には「痕」とも、3で建造物には「址」とも書く。



最後の注記にあるように、傷の「あと」は「痕」とも書く、ということで、この火砕流も一種の傷あと、「痕」の字でいいと思う。

痕=あと、の読みは新常用漢字表に載るようだ。
posted by 並句郎 at 11:40|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2010年11月19日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘053 「剥」

げたペンキ。
kaiko053.jpg



青森港の旧青函連絡船用の可動橋。
これを介して、鉄道車両を船に出し入れしていた。

剥げ落ちている部分は「橋りょう名 青森2岸可動橋」だと思われる。

塗装年月 1980年5月」とあるが、撮影は1990年。
10年でこんなになっちゃうんだね。
まあ海岸だし、風雪もきついし…

各文字をよーく観察すると、漢検なら×にされそうな字がチラホラ見えるのが野次馬としては面白い ^^
こういうのは、
書いた人の流儀なのか、
その会社の伝統なのか、
あるいは業界の標準なのか…


さて、「」の字は、現行の漢検の標準書体では「」。
これが今度、常用漢字になるとなると、やっぱ「」の字体になるんだろう…
と思ったが、国語審議会の「『改定常用漢字表』に関する答申案(素案)」(PDF)を見ると「」のままだ。

その32ページ目の一番下に、こういう付記がある。

付 情報機器に搭載されている印刷文字字体の関係で,本表の掲出字体とは異なる字体(掲出字体の「頰・賭・」に対する「頬・賭・」など)を使用することは差し支えない。


ふーん。
やっぱ基本は「」らしい。
すると漢検の標準字体も「」のままかね。
こんな、表示しづらい、表示されるかどうかも分からない字体…

「印刷文字字体の関係で」ってことは、モニタ上の表示には問題無いのか?
しかし、自分の使っているエディタ(EdLeaf)では表示されないんだよね。
メモ帳とかなら表示されるんだけど。
どこかの設定の問題なのかなぁ…?

posted by 並句郎 at 12:58|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2010年11月18日

ばっ気

マン管の勉強をしていて、「全ばっ気式浄化槽」ってのが出てきた。
そう言えばどこかの工場か何かで「ばっ気槽」なんてのを見たことあるような…
「ばっ気」って何?

Yahoo!辞書(大辞泉)。

ばっき 【曝気】
下水処理で、微生物が有機物を分解するのに必要な酸素を供給するために、空気を吹き込んだり攪拌(かくはん)したりすること。



「曝気」か。
空気にさらす、ってことだね。
なーるほど。
「バッキ」という音の感じからして、何だかすごい処理をしてそうなイメージだったが、そうでもなさそうだ ^^;


しかし、「ばっ気」は見たことあったが、「曝気」は初めて見た気がする。
ググってみた。

"ばっ気" 約 29,400 件
"曝気"  約 57,100 件

"ばっ気槽" 約 22,500 件
"曝気槽"  約 30,100 件

"ばっ気式" 約 3,960 件
"曝気式"  約 3,440 件

"ばっ気方式" 約 13,000 件
"曝気方式"  約 2,620 件


なかなか拮抗している。

「曝」は漢検では準1級配当、つまり常用外漢字。
今度の新常用漢字表には載らないから、今後も「ばっ気」と「曝気」は並存するんだろう。
手持ちの漢和辞典には「曝気」は載ってない。
近現代の浄水関係でしか使われない言葉だろうか。
だとしたら漢検での出題は無さそうではある。

posted by 並句郎 at 11:56| 言葉・疑問 | 更新情報をチェックする

2010年11月17日




あるブログで「眷属」という言葉を見た。

「眷」の字は初めて見た気がする。
読めないが、「巻」や「拳」から想像して「ケン」かなと思ったら正解だった。

「眷」の字は、漢字辞典ネット様によると漢検1級配当で、

音読み
 ケン

訓読み
 かえり(みる)
 こいした(う)
 めぐ(み)
 なさ(け)
 みうち

漢和辞典を見ると、「かえりみる」とか「なさけ」のあたりの「目を掛ける」といった意味合いから「目」の字が入っているようだ。


で、「眷属」は「けんぞく」。
意味は、Yahoo!辞書によると、

1 血筋のつながっている者。一族の者。身内の者。親族。
2 従者。家来。配下の者。



そのブログでは2の意味で、やや蔑んだ意味合いで使われているように見えたが、そういうニュアンスは無いのかな?


ま、「眷属=けんぞく」だけ覚えておこうか。
日本は中国の眷属、みたいな。  (*`д´) ケッ!

posted by 並句郎 at 11:33| 漢字 | 更新情報をチェックする

2010年11月16日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘052 「頃」

一望千
kaiko052.jpg



大山から弓ヶ浜を望む。
鳥取県。

「一望千頃」ってこういうことでいいのかな?


漢和辞典で「頃」を引くと、面積の単位で、1頃=100畝=182アール、とある。
「千頃」だと182,000アール=18.2平方キロメートル。
ググると、新宿区と同じらしい。
そんなにべらぼうな広さでもないな。
この写真には間違いなく「千頃」を超える面積が写っているはずだ。
…意味無いけど ^^;


さて、その単位になぜ「頃」の字が使われるのだろうか?

「完全征服」によると「頃」の読みは、
音読み
 ケイ
 キョウ
訓読み
 ころ
 しばら(く)
 かたあし

「しばら(く)」ってあたりと関係が有るのか無いのか。
「かたあし」は半歩の意味だし、「頃刻」とか「食頃」などの熟語では「少しの」みたいな意味もあるようだから、面積の単位としては「少しの広さ」ってことだろうか。
「少し」と言うには、182アールってのは広すぎる気もするが、大陸スケールではそんなもんなのかも、とも思う。

posted by 並句郎 at 11:41|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする