2010年04月30日

新常用漢字(仮称)への採用・不採用

一昨日の「大阪」を引きずって。

読み方については非っ常~~~に疑問だが、取りあえず、府県名に使われている字として、「阪」の他「茨・栃・埼・梨・岡・阜・奈・媛・熊・鹿」は新常用漢字(仮称)に採用されそうだ。
もう一歩進んで政令指定都市に使われている字まで対象になってれば、札幌の「幌」も採用されたのだが。

でも採用されたからって何かメリットあるかね?

経済的に目に見えるような効果があるとは思えない。
採用・不採用が理由で、今まで自治体間の差が何かあったか?
学校で教えられなくたって、札幌の子供は「幌」の字を書けるだろう。
書けない人はそもそも札幌に縁が無く、書く必要が無いのであって、それで何も困らない。
書けない人はいても、読めない人はいないだろうし。

三鷹市などが採用を働きかけていたらしい「鷹」は却下された。
なぜ採用して欲しかったのか知らないが、しかしメディアネタになったことで、かなりの宣伝になったはず。
だから、採用・不採用は実はどうでもいいんじゃないだろうか。
むしろ不採用になったことで、今後また漢字表の見直しの時に宣伝できるからラッキー♪だとも言えるのでは?

まあ三鷹市の思惑は別としても、「鷹」ぐらいは採用になっても良かった気はする。
鳥関係では「鶴」が採用になった。
鶴以上に身近なはずの「烏」や「鳩」や「雀」は不採用。
“実物”の“身近度”なんてのは考慮されないだろうし、そんなもんかも知れないが。


採用(予定)の字を、準1級配当漢字一覧表にマークして眺めてみた。
でもやっぱどうもねー。
なんでこれが採用でこれが不採用なの?と、疑問だらけ。
どうも“熟語の造語力”ってやつが重視されてるらしいが、それが何故なのか、単独で使われるんじゃダメなのか…
エラい人の考えることはホントよく分からん。

posted by 並句郎 at 11:44| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2010年04月28日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘006 「阪」

駅。
kaiko006.jpg

「阪」が常用漢字じゃないってのはやっぱ誰しも違和感あるだろう。
もともと常用漢字表ってのは地名などの固有名詞は考慮してないからそうなってるのだが、しかし今般の見直しでめでたく新常用漢字表(仮称)に採用されそうだ。

しかぁし!
漢字辞典ネット様によると、「阪」の読みとして、
「ハン」は採用されるが 「さか」は不採用
になるようだ。

…はぁ?

わけわからん。
何がなんだか…


気を取り直してググってみると、どうやら「阪」を「さか」と読むのは地名や人名などの固有名詞に限られるから、というのが「さか」不採用の理由らしい。
他に今回採用見込みの、例えば
「岡」の「おか」は「岡山」の他にも「岡っ引き」「岡持ち」として、
「栃」の「とち」は「栃木」の他にも「栃の木」「栃の実」として使われるから、採用されるようだ。

しかし!
今回例えば「栃」を採用するのは何も「栃の木」の使用例が多いからではなく、県名として使われるからのはず。
「阪」も同様で、そりゃ「阪神」とか「京阪」とかでも使われるが、第一義的には「大阪府」の「阪」だからであるはずで、だったら「さか」の読みも採用しろよ!と。
それが出来ないなら最初っから「阪」も「栃」も「岡」も採用しないで、地名を考慮しない原則を貫けよ!と。

また、「阪」の「ハン」が採用される一方で、例えば
山梨の「梨」の「リ」や、
鹿児島の「鹿」の「ロク」などは不採用。
何それ?

「阪」と同じ目に遭ったのが愛媛の「媛」。
読みは「エン」だけで、「ひめ」は不採用…


まあね。
何かの原理原則に従った結果なんだろうし、学問の世界、しかもお役所関係のことでもあるし、仕方無いのかも知れない。
知れないけどね…

下々の人間の正直な感想を言わせてもらえば…………… ヴァカなの?

大阪府の「阪」だから「阪」は採用するけど、読みは「ハン」だけで「さか」は不採用。
それってちょっと何かどこかが間違ってると思わない?


ものすごい脱力感。

posted by 並句郎 at 11:25|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2010年04月27日

梧桐問題集 模擬試験 その2

昨日の続き。

今日は「梧桐問題集」に掲載されている解答に疑問がある問題。
混乱しかねないので、これから準1級を受検される方は読まない方がよろしいかと ^^;

問題→○正解 ×自分の誤答)

●四字熟語

美酒(カコウ)→○嘉肴 ×佳肴
「佳肴」でもいいはず。
てゆーか、漢検の四字熟語には「佳肴」で載ってたはず。


●対義語

粗略⇔(テイチョウ)→○鄭重 ×丁重
これもどっちでもいいと思うんだが…


●類義語

激励≒(ベンタツ)→○鞭撻 ×鞭韃
コラコラ、「撻」は1級の字だろ。
それを分かってたから「韃」と書いたのに不正解かい。


●文章題書き

(ノンキ)→○呑気 ×暢気
「暢気」でもいいはずだが、文章題では原文にあるのだけが正解にされちゃうのか?


●文章題読み

脳裏をかけ(廻)る→○まわ ×めぐ
広場とかなら「かけまわる」だろうが、脳裏なら「かけめぐる」の方がしっくり来るんだけどなぁ個人的には。


●故事・諺

(ニジュ)に冒される→○二豎 ×二竪
「完全征服」によれば「竪」が標準字体。


●読み

(薬匙)→○やくじ ×やくし
この問題、別のどこかで見た気もするが、そこではどうだったかなぁ。
どっちでもいい気がするが…

posted by 並句郎 at 11:27| 漢字 | 更新情報をチェックする

2010年04月26日

梧桐書院の漢検準1級問題集 模擬試験

先日買った問題集だが、「準1級漢字検定」となんとも個性の無いタイトルなので、以降「梧桐問題集」と呼ぶことにする。

なお「梧桐書院」は「ごうしょいん」。
「梧桐」は樹木のアオギリのこと。
読みは「ごとう・ごどう」のようだが、準1級の四字熟語の「梧桐一葉」は「ごういちよう」。

で、その「梧桐問題集」だが、読み・書き・四字熟語などの分野別の「実力養成基本問題」と、本試験形式の「模擬試験問題集」(4回分)から成る。
まずその「模擬試験問題」をやってみた。
結果、200点満点で、
 第1回 194点
 第2回 193点
 第3回 182点
 第4回 187点

掲載されている解答に忠実に採点した。

以下、間違ったところとその言い訳 ^^;
準1級を受検される方の参考に少しはなるかと。
問題→○正解 ×自分の誤答)


●四字熟語

文質(ヒンピン)→○彬彬 ×斌斌
「ひんぴん」だけなら「斌斌」でもいいはずだが、「文質ひんぴん」の場合はほぼ「彬彬」しか無いようだ。
ググってみても「文質斌斌」は中国語のサイトばかりヒットし、日本語限定でググるとわずか6件。


●対義語

漠然⇔(カクゼン)→○劃然 ×赫然
んー、そう言われりゃそうだなぁ。
でも「画然」や「確然」じゃダメなのかな?

発病⇔(ヘイユ)→○平癒 ×平(癒)
「癒」の中の「刂」部分を「《」のように書いてしまった。
「癒」は常用漢字なので、「刂」と書かなければバツだろう。

崇敬⇔(ボウトク)→○冒瀆 ×暴瀆
はい。
普通に間違えました。


●類義語

傑出≒(ユウサイ)→○尤最 ×優采
これはさっぱり分からなかった。
「尤最」なんて初めて見たような。

愛惜≒(レンジョ)→○憐恕 ×漣如
これも降参。
「憐恕」って見たことあるような無いような…
誤答の「漣如」は「泣血漣如」という四字熟語から無理やり引っ張り出してきた ^^;


●文章題書き

(チンザ)→○鎮座 ×鎮坐
これは考え過ぎた。
やっぱ普通は「鎮座」だよなぁ。納得。


●文章題読み

店々の(赫)と明い果→○かっ ×あかあか
まあ確かに「赫」の一字で「あかあか」とは読まないとは思うが、しかし「かく」でもなく「かっ」ってさ…
文章題だから原文にはそうルビふってあるのかも知れないけど、ちょっとどーなんだか。

ごろごろと(錫)を鳴らし→○しゃく ×すず
「錫」は確かに「すず」とも読むが、だとしても「鈴」の意味にはならないだろうなとは思ったが。
「錫」だけでも「錫杖」を意味するようだ。

(衝)と極(きまり)が悪く退った→○つ ×つい
んー…
「つと」に漢字をあてると「衝と」なのか。

分別、沈着抔(など)と(号)する御客様→○よびな ×ごう
「よびな」か。
そう言えばそんな表外読みを覚えた気もする。
しかし国語辞書によると「ごうする」でも動詞としてあるんだが…


●読み

(祁祁)と引きもきらず→○きき ×けけ
「祁」も読みにくい字だが、鹿児島に「祁答院(けどういん)」という地名があって、どうもそれに引っ張られてしまう。

(贋)物→○にせ ×まがい
「贋」に「まがい」の読みは無い。
「まがいもの」なら「紛い物」か「擬い物」のようだ。


●表外読み

稲を(扱)く→○こ ×しご
「扱く」は「しごく」とも読むが、稲の場合は「こく」が正解なのか。


●書き

(キョウダ)な生活→○怯惰 ×享惰
降参。
そう言われれば「怯惰」ってのもどこかで見た気はするが…

(シンキュウ)の治療→○針灸 ×鍼灸
これはどっちでもいいだろーよ。
つーか、「鍼灸」の方がよく目にする気がするんだが…
「鍼」は1級配当か。
それじゃ仕方ない、のかなぁ…

(ビュウセン)を指摘する→○謬舛 ×謬線
降参。
文意からして「ビュウ」は「謬」だろうとは思ったのだが、「セン」がさっぱり分からなかった。


●熟語・一字訓

(頃歩)→○きほ ×けいほ
(頃)く→○しばら ×うなず
「頃」に「キ」っていう読みは、「完全征服」には載ってない。
漢辞海にも載っておらず、熟語「頃歩」は「ケイホ」として載っている。
旺文社漢和辞典には「キ」の読みがあり、「頃歩」も「キホ」として載っている。

(嘉禾)→○かか ×かすい
「すい」と読むのは「穂」だったか。


●誤字訂正

虎の衣を借る狐→○衣→威 ×借→仮
引っ掛かった。
「狐仮虎威」という四字熟語が頭にあり、それと比べると「借」が間違いだろうと即断してしまった。

posted by 並句郎 at 12:07| 漢字 | 更新情報をチェックする

2010年04月23日




準1級プラスに「罪を(タダ)す」として載せている字。

漢辞海で「」を見ていて、その“異体字”として「」が載っているのに気付いた。
旺文社漢和辞典でも「」は「」の“別体”となっている。
あれ? そーだっけ?
」と「」は全然別の字かと思ってた。

しかし、「」は常用漢字だが、漢字辞典ネット様によると「」は1級配当となっており、やっぱ別の字の扱い。

こういうパターンは他にもあったな。


それはそうと、「ただす」の場合は「す」の方がよく見かける気がするんだが…
ググってみると、
 "す" の検索結果 約 85,700
 "す" の検索結果 約 121,000

思ったほど差は無かったが、やっぱ「す」が優勢だ。

準1級プラスの「す」は一応そのままで、別解に「す」を追加しておくことにする。

posted by 並句郎 at 11:22| 漢字 | 更新情報をチェックする

2010年04月22日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘005 「徽」

金沢・兼六園の 軫灯籠(ことじとうろう)。
kaiko005.jpg

「ことじ」は琴の弦を支えて音階を作る道具のことで、普通は「琴柱」と書かれるところが、兼六園の灯籠は「徽軫」と書くようだ。
兼六園ホームページ


漢和辞典を見ても「徽軫」という熟語は載ってないが、それぞれの字にはそれっぽい意味がある。
抜粋すると、

「徽」
(漢辞海)
琴の弦にとりつけるひも。音程の調整や目印のために弦につないだもの。
(キン)を演奏する。ひく。


「軫」
(漢辞海)
弦楽器の弦を巻き、調弦するためのねじ。いとまき。

(旺文社漢和辞典)
ことじ。琴の弦を支えるこま。


しかし、「灯籠」や「兼六園」を省いて「徽軫」をググってみると、どうも他ではほとんど使われてない語のようだ。
誰が命名したんだか。


なお、「徽」に
「こ」とか
「こと」とか
「ことじ」とかの読み方があるわけではない。
あくまで「徽軫」で「ことじ」なのだろう。

あと、「軫」は1級配当漢字。

念のため。
posted by 並句郎 at 11:36|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2010年04月21日




「完全征服」(もちろん準1級の)の読み問題の中に

を検査に提出した。
~~

ってのがある。(第3版 第1刷 30ページ)

」って、まあここでは訓読みだしなんとなく「ます」って読めちゃうが、これは準1級の字じゃないはず。
「完全征服」は一種の過去問集らしいが、実際に出題されたのだろうか?

漢字辞典ネット様によると、やはり1級配当らしい。

ところで「ます」って、こんな字だったっけ?
なんか違うような…

漢和辞典で「」を見てみる。
旺文社漢和辞典には載ってない。
漢辞海には一応載ってるが、「」に誘導され、「」の異体字の扱い。
その「」は国字で、読みも意味も「ます」しか無い。

国字だということで、「完全征服」巻末資料の国字を見てみる。
なるほど、「」が1級配当として載っているが、あれ?「」が載ってない。
」は国字だが、「」は国字じゃないのか???

1級での扱いは知らないが、「」が標準字体、「」が許容字体ってことだろうか?
だとすると、1級配当漢字の許容字体が準1級の問題になっている、ってことだが、どーなんだ漢検協会。


国語辞書を見てみる。大辞泉
「ます」としては「・升・・斗」があり、「」は国字、とのこと。

んー…
よく分からん ^^;

なお、「升・斗」は常用漢字。
「升」の訓読みが「ます」。
「斗」は表外読みで「ます(・ひしゃく)」。


蛇足。

」のつくりの「」は間違いなく準1級配当漢字。
だが「完全征服」によると、「舛」に「ます」の読みは無い。
あれれ、「舛田」で「ますだ」さんっているよね?

漢和辞典を見ても「舛」に「ます」の読みも意味も基本的には無いが、漢辞海にこうある。

[日本語用法]《代用》 ます。「升」の異体として用いられた。


えーと、つまり…
「舛」は元々「ます」では無かったが、「升」の異体として用いられ、さらに木へんがついた「」も「ます」となり、そのややこしさの故に漢検協会も混乱している、ってことかな ^^

posted by 並句郎 at 11:30| 漢字 | 更新情報をチェックする

2010年04月20日

ビジ法、公式問題集

公式問題集は、前半の個別問題集部分と、後半の過去問(3回分)から成っている。
その個別問題部分を一通りやってみた。

全137問で、正解は110問。
正解率80.3%。

実際の出題と難易度を直接比較はできないと思うが、検定は100点満点で70点で合格なので、一応合格圏内だろうか?
そーゆーことにしておこう ^^

今後、これを100%正解できるようにし、TACの一問一答問題集も100%を目指したい。
その後、過去問をやってみて3回とも合格圏内なら、まあ大丈夫だろう。

あ、大原様から頂戴した前回の問題もあったな。
あれも合格できれば完璧だ。

 …と思う ^^;


テキストは時間のある時に斜め読み程度でいいだろう。
つーか、あんな分厚いテキスト、一から丁寧に読んでみたところで、自分の頭では消化&記憶しきれない。

もひとつ買った「ケーススタディ」は…
そこまでちょっと手が回らないっぽい。
ま、試験対策というより、読書のつもりでそのうち読もう。
読むのは試験後になるかも知れないが ^^;

posted by 並句郎 at 13:58| ビジ法・マン管 | 更新情報をチェックする

2010年04月19日

漢字本いろいろ

BOOKOFF。
100419_1.JPG
売れているらしい「読めそうで読めない間違いやすい漢字」というのを100円で買えた。
パラパラと見てみる。
んー…
こういう、問と答が1枚の紙(ページ)の表裏になってるのはどうも見づらいが、慣れればこの形がいいのだろうか。
さてまず「はじめに」を読んでみた。
が、「漢検は8級から1級まで」って…
初版発行は一昨年だが、そのさらに2年前から10・9級ができてますよー。
ま、些細なことだが。
肝心の中味にこんな間違いが無いことを祈りつつ、おいおい読むことにしよう。

100419_2.JPG
梧桐書院の「準1級漢字検定」という問題集も100円で買った。
梧桐書院と言えば「東大生」の発行元だが、今回のは2005年版なので、「東大生」の前に出してたシリーズなんだろう。
「東大」の文字は無く、「漢字検定試験研究会編」となっている。
ともかく、店頭でパラパラと見た時に分からない問題がチラホラあり、と言うことはやっぱ「東大生」とは別物なんだろう、と推測。
で、ま、100円だしぃ~ってことで買ってみた。
これもおいおい。


自分の持ってる旺文社の漢和辞典は「新版」なのだが、新版じゃない旧版と言うか初版が100円で売られていた。
初版は1964年の発行。
ただ第1刷じゃなかったので、現物はもう少し後の発行だったと思うが。
しかしそこまで行くと骨董的価値も出てくるような気も…
まあ骨董辞書収集の趣味は無く、いかに100円とは言えこれはさすがに買わなかった。
その方面に興味のある方、札幌南2条店にまだあるかも知れませんよ。


続いてダイソー。

ちょっと前から、本格的な辞書を売ってる。
その中に四字熟語辞典もある。
800円だっけ? 1000円だっけ? とにかく100円じゃないので、これを買うのはさすがにちょっと躊躇する。

それとは別に、100円のミニ辞書シリーズ(?)もあり、それにも四字熟語辞典がある。
これはいいかも、と思うのだが、正直なところ、どうしてもやっぱ「ダイソーだし…」と思ってしまう。
編集はともかく、誤記・誤植が怖い。
なので今回は買わなかったが、次は買っちゃうかも。

で、今回見つけたのが、なんと漢検対応の級別問題集
そこまでやるかダイソー!
これも100円だし是非買いたい… が、残念なことに準1級が無い。
そりゃまあそうだろね。
受検者少ないし。
2級も無かったが、売り切れだったのかも。



しっかしまあ100円のものしか眼中に無いのか自分 ^^;;;;;;

posted by 並句郎 at 14:54| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2010年04月16日




準1級プラスに「隕石」として載せているが、「隕」って何?

漢和辞典を見ると、意味としては
 おちる。
 おとす。
 ふる。(降)
 しぬ。
 ころす。
 こわす。
 うしなう。
 はば。
 ひろさ。
 …など。

「はば・ひろさ」は「幅員」の「員」に通じるようだが、それ以外はまあ縁起でもない意味ばかり。

熟語も、「隕石・隕星」以外は目を覆うばかり。
特に漢辞海に載っている「隕首(インシュ)」。
意味は…
 肝や脳が飛び散って泥まみれになる!!

お食事中の方、ごめんなさい ^^;


しかし「隕石」にそこまで悪いイメージは無いと思うが。
普通に「落石」…じゃ崖崩れと区別できないから、まあ「天石」ぐらいでよかった気がする。
天から石が降ってくるなんてのは、やっぱ昔はとんでもない凶事だったのだろうか。

そう言えば恐竜の絶滅は隕石が原因であるとかないとか…
それはまあ「隕石」っていう語より後に出てきた話で関係は無いだろうが、ひょっとすると、人類はやがて隕石によって滅びる、という昔の予言者のメッセージか!?


もひとつ。
この字はなぜ「こざとへん」なのか? と言うと、
「こざとへん」は「阜」、つまり高い所で、高い所から落ちるのが「隕」だ、と。
ちょっとこじつけっぽいが。


なお、「イン」以外の読み方は、漢字辞典ネット様によると、

 お(ちる)
 お(とす)
 ふ(る)
 し(ぬ)
 うしな(う)

 …とのこと。

posted by 並句郎 at 12:21| 漢字 | 更新情報をチェックする