2010年03月31日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘002 「函」

連絡船 大雪丸。
kaiko002.jpg
船の写真には見えないかも知れないが… ^^;

青森駅の桟橋待合室か、乗船通路(?)だったか、とにかくその辺から撮影。

大雪丸、今はどこでどうしているのか。

Wikipedia。

2008年(平成20年)5月2日 -
中国の船舶会社が買収し、福建省に回航される。
その後、福建省の海岸にて座礁させられているとの話だが、詳細は不明。



「大雪丸 福建省」でググると、とある掲示板に写真付きでこうある。

とても無残な姿で、とても生まれ変わるとは思えませんでしたよ。
人為的に座礁させられていましたから。この目で確認しました。
雰囲気的に、始めからスクラップ目的みたいな感じがしましたね。



悲惨… (/_<。)

posted by 並句郎 at 12:08|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2010年03月30日




漢検準1級配当漢字。

昨日たまご」として取り上げたが、「蛋」の訓読みには他に、「えびす」・「あま」がある。


大辞泉の「蛋」の項に、「鳥の卵」ともう一つ、

中国の南方で水上生活をする部族。

とあるから、それが「えびす」なんだろう。
漢和辞典にも同様の記述がある。


しかし「あま」が分からない。書いてない。

「あま」って…
尼? 海女? 亜麻? それとも…?

「蛋 あま」でググると、Wikipediaの「蛋民」がヒットした。
「蛋民」は上記の「えびす」、中国南方の水上生活民のことだが、その中にこうある。

日本における「蜑家」
中国の「蜑」、「蜑家」という語、あるいは「蜑女」という表記を用いて、「あま」と読み、日本の漁民や海女を指す例が近世の文書に見られる。例えば、『南総里見八犬伝』に、「蜑家舟」と書いて「あまぶね」と読む語が登場する。



」は「蛋」の本字(旺文社漢和辞典)。
「蛋」=「あま」=「海女」のことのようだ。
やっぱ「水上生活民」と繋がるのかね?


とにかくまあ、「蛋」の訓読み「たまご・えびす・あま」について一応納得した。

posted by 並句郎 at 12:53| 漢字 | 更新情報をチェックする

2010年03月29日

たんぱく質

漢字で書けば「蛋白質」。
蛋白」って何?

大辞泉。

卵の白身。卵白。


か。

すると、「蛋 = 卵」なのか?

大辞泉。

鳥の卵。


やっぱり。

漢和辞典にも書いてある。
漢辞海では「鳥類や両生類の卵」とあるが。

あ!
そう言えば、「蛋」の訓読みに「たまご」があったな。
なーるほど。


…あのー、「蛋白 = 卵白」って、ひょっとして常識ですか?
今まで知らんかった、つーか考えたことなかった。
小学校の家庭科の先生が一言教えてくれれば… ^^;

つーか、そもそも「卵白質」なら分かり易かったのに。

posted by 並句郎 at 13:38| 言葉・疑問 | 更新情報をチェックする

2010年03月27日

創作漢字コンテスト

産経新聞社と立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所の主催で、
「創作漢字コンテスト」というのが行なわれている。

「100年後まで残る漢字を作ってみませんか」をキャッチフレーズに、設定されたテーマに沿う斬新な「創作漢字」を募集します。

テーマは「世相」「生活」「夢」のいずれかです。



とのこと。

先月から募集が始まっているようだが、今日になって知った。
締め切りは今月31日。

最優秀賞は図書カード(10万円分)と字書三部作(『字統』『字訓』『字通』)。
これは欲しい!
なので慌てて応募することにする。


しかしまあそう簡単にいい作品ができるわけもなく、同じこと考えてる人が100人はいそうな凡作になってしまったが…

ただ、応募要領にある
「クイズめいたものではなく、実際に通用し得ると想像できる文字」
という点では優秀か、と。
実際にそんな字があるんじゃないかと漢和辞典を確認してしまった ^^

未発表作品に限るとのことなので、一応ここでは公開しないでおく。


この土日、暇を持て余してこんなブログ見てるそこのあなた!
まだ間に合いますよ。多分。
応募してみてはいかがですか?

posted by 並句郎 at 16:19| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2010年03月26日

準1級配当漢字 懷古寫眞舘001 「樽」


先日作った「準1級配当漢字一覧表」を眺めていて、地名に使われてる字も多いなーと思った。
で、先々週、もののついでに猊鼻渓の写真を載せたが、その合わせ技で…
手持ちの写真の中から準1級配当漢字に関わるものを載せていこうか、と。

写真は趣味とすら言えない。
旅行の時などに小さいカメラで超適当に撮影しただけ。
で、そのネガを安いフィルムスキャナで読みこんだもの。
なので写真の出来についてはご意見無用 ^^;


第1回は札幌の「幌」にしたかったのだが、意外と「札幌」の字の入った写真が無い。
まあ文字は入ってなくてもいいのだが、最初だし分かり易くってことで、小樽の「樽」からスタート。
kaiko001.jpg



20年ほど前の小樽駅。
 (クリックで拡大)

漢検の標準字体では、「尊」の天辺の点々が「ソ」ではなく「八」だ
…なんてのは野暮な話 ^^;

書体も味があるが、レールと直角方向についてる駅名票もなかなか珍しいはず。

最近駅に行ってないので、この駅名票が現存するかどうかは知らない。
…が、ググってみると、どうやら今でもあるようだ。


この企画いいな。ネタの無い時に ^^;;;

posted by 並句郎 at 11:58|   寫眞舘各記事 | 更新情報をチェックする

2010年03月25日

ビジ法、公式テキスト2010年度版

公式テキストの今年度版が発売になった。
それに伴い、前年度(09年度)版からの“改訂項目”が、東京商工会議所サイトの「公式テキスト・正誤表・改訂表」ページに掲載された。

前々年度(08年度)版から前年度(09年度)版への“改訂点”へのリンクもまだある。
さらに、3級の時と同様、そのページのアドレスの「2009」部分を「2008」などに変えていくと、
07→08年度版
06→07年度版
の改訂箇所も見られる。

自分の持ってるテキストは2006年度版なので、それらのページを印刷して参考にする。


…つもりだったのだが、その目論見が外れた。
過去の
08→09
07→08
06→07
はその内容まで載ってるのだが、今回の09→10年度版だけは改訂の内容の記載が無く、“改訂項目”だけ。
つまり「どこそこを改訂した」というだけで、「どういう風に改訂した」かが分からない。

これはやっぱ、ちゃんとテキスト買え! ってことなんだろうね。
そりゃま、売る側としては当然の措置だろうが…


新たに改訂された点なんてのは、やっぱ出題されやすいのではないかと思う。
これは厳しい。
全体の配点からすれば決して大きくはないはずだが…

どーしよ。

項目としては7つと、それほどの数でもないし、省庁のサイトなんかで調べてみるか。

posted by 並句郎 at 14:00| ビジ法・マン管 | 更新情報をチェックする

2010年03月24日




昨日の「準1級配当漢字一覧表」を作っていて気がついた。

龝!?

この字、準1級だったっけ??
書けないよ!
書こうとしたこと無いし!

準1級の勉強の中で見た記憶が無いってことは…
問題集に出てこなかったってことだろう。
少なくとも書き問題では。
それとも、「」でいいや、と妥協したのだろうか?
その記憶も無いが…
読み問題ではどこかにあったのかなぁ…?
謎。


漢和辞典を見てみる。
漢辞海では「龝」は一応見出し字になってるが、「秋」に誘導される。
旺文社漢和辞典では見出しにすらなっておらず、「秋」の項でその“古字”とある。

つまり「龝 ≒ 秋」。
これじゃあ書き問題としては出題しにくいだろう。

そう言えば、ピアニストの秋吉敏子の「秋」が、本当は「龝」だったっけ。

まあ、と言うわけで、準1級対策としては書けなくてもよさそうだが、やはり書けなきゃ気がすまない。
練習しておこう。
書き順はこちら。「漢字の正しい書き順」様。
ううぅ…ヘンな字だ ^^;


ところで「龝 ≒ 秋」ということは、「龜 ≒ 火」、つまり「亀 ≒ 火」なのかと言うとそうではない。

「龝」は形声文字なので「龜」が音符にあたるのだが、そこはもとは「龜+火」だったようだ。
もとの音符たる文字は、旺文社漢和辞典では
100324_1.gif


漢辞海では
100324_2.gif
だと。


なので「龝」は、旺文社によると、もとは
100324_3.gif
と書いた、と。

また、漢辞海では「異体字」として
100324_4.gif
が載っている。


とにかく、昔の誰かが「龜+火」を省略して「火」にしてくれたおかげで、現在の我々は簡単に「秋」と書けるわけだ。
いつのどこの誰だか知らないが感謝しておこう ^^


一応、蛇足として。
」も準1級配当漢字だが、標準字体は「」であって「」ではない。
しかし「」の標準字体は「」であって「」ではない。

こういうパターン、多いね。

posted by 並句郎 at 11:43| 漢字 | 更新情報をチェックする

2010年03月23日

漢検準1級配当漢字一覧表

前々から思ってたのだが、準1級配当漢字の一覧表が欲しいな、と。
ある漢字が準1級配当だったかどうか確認したい、とか
ちょっと字体を確認したい、とかいう時に。100323_1.gif

例えば「完全征服」巻末の表だと25ページにもなる。
そうじゃなくて“一覧”できる表が欲しい。

なのでエクセルで作ってみた。


100323_2.gif一から入力するのは大変なので、元データはこちらから拝借した。
で、「完全征服」巻末の表でチェックして修正。

漢字と、索引として部首だけを掲載。

部首の列を省いたりフォントサイズを小さくしてもっと詰めれば1面で収まるのだが、索引が無いと不便だし見づらいし…
で、妥協して2面(1枚の紙の裏表)印刷にした。


読み方は載せてないし、用途は限られると思うが、準1級の勉強などで使ってやろうという方はどうぞ。

ダウンロードはこちらから。

トイレにでも貼っておいて毎日眺めてれば少しは足しになるかも… ^^


●おことわり●

・チェックは「完全征服」第3版第1刷で行なっています。

・極力、標準字体に合わせましたが、フォントが無いなどで標準字体になってない部分があります。

・当然、heyqlowの環境で作ってますので、そのままだと色々と不具合があるかも知れません。

・A3横サイズで作ってあるので、他の用紙に印刷する場合は適当に拡大or縮小して下さい。

・万一内容に誤りがあり、それが原因で漢検不合格になったりしてもheyqlowは責任を負いません。

  …以上ご了承の上ご利用下さい。

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その後、改訂しました。
こちらをご覧ください。
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posted by 並句郎 at 13:09| 漢字 | 更新情報をチェックする

2010年03月19日

漢熟、段位制?

漢熟のトップページの「お知らせ」より。

【2010.03.15】
「漢熟」に段位をもうけます。
次回から師範検定合格者に初段を授与する。師範を一回合格するごとに一段づつ昇格する。最高段位は八段です。その上に「王位」が君臨する。段位取得者には証書を発行する(無料)
更に認定証(額装入り)を希望者には提供する。(有料4,000円)



現行、8級~3級・準2級・2級・1級・師範 だが、その師範の中でさらに 初段~8段 とし、そのまた上が「王位」になるようだ。

その“段位制”、漢検で言えば1級の合格回数を競うようなものだろう。
要するに、最高位の「師範」に一度合格しただけで満足しないで、何回も受検して儲けさせてね~♪ と。
んー…
分かりやすいと言うか ^^

ただまあ、漢検1級は何度合格しても1級だし、よく知らない人に対してだったら「漢検1級」より「漢熟8段!」の方がインパクトあるかも。

ところで、こないだの初回検定で「王位」になった人はどうなるんだろ?
まさか剥奪!なんてことは… ^^;



一方、漢検
公式サイトでは未発表のようだが、報道によると、新理事長に公明党の衆議院議員だそうで。

…公明党ですかそうですか。

posted by 並句郎 at 11:50| 漢字の周辺 | 更新情報をチェックする

2010年03月18日

積極

ふと。
積極」って何?
いや、意味は分かるのだが、字義的にと言うか、「積もる極」って何?


まず、確認のために国語辞典を引いてみる

進んで働きかけること。意欲的に行動すること。⇔消極。

「積」に繋がるような意味は無さそうだが…

で、漢和辞典で「積」を見てみる。
「つむ」以下、色々な意味があるが、どれも「積極」には繋がらないような。
熟語「積極」の解説も国語辞典と同様で、字義の解釈は載ってない。
「positive」の訳語だ、とあるが…


対義語は「消極」。
「極」は、二つの相反する物事の一端、といった程度の意味かと想像する。
しかし「積」の反対が「消」と言うのは… 100%納得とはいかない。
かと言って、じゃあ「積」の反対は何? と聞かれると…
「崩」か?
「積極」の対義語は「崩極」であるべきか? ^^;

逆に「消」の反対は何だろうか?
「現」?「出」?
少なくとも「積」ではないような…


「positive」の訳語だとする漢和辞典の解説が正しければ、日本においていつか誰かが「positive」を和訳する時に悩んだ結果なんだろう。

もしや、と思ってググってみたところ、「南京ドンブリのページ」様の中の「日本から中国へ伝来した和製漢語」の中に「積極」があった。
やはり古代中国の文献などに由来する言葉ではないようだ。


とにかく。
物事を「積み上げる」のと「消し去る」のとで、まあ反対と言えば反対だしぃ~
…ってことで納得しておくしか無さそうだ。

posted by 並句郎 at 12:42| 言葉・疑問 | 更新情報をチェックする