2009年05月31日

準1級と1級の間

この一週間ほど、体調が悪かったところに所用が重なったりしてほとんど勉強できなかった、と言うかする気にならなかった。
この時期にそんなことじゃヤバいだろ自分。

でも読書はした。 ぉぃぉぃ ^^;;;

で、思った。
準1級までの範囲外、つまりおそらく1級の漢字も、やっぱ多いよなぁ。
読んでて気がついたのを書き出してみよう。



躊躇
咀嚼

彷徨











 などなど。

この辺は準1級でも良さそうな気がする。
これより余程使わなそうな漢字が準1級にあるし。

準1級と1級との差は、配当漢字数にして3千余。
そんなにあるんなら、準1級と1級との間にもう1クラスあってもいいと思う。

そもそも配当漢字の基準は、準1級はJIS第1水準、1級はJIS第2水準。
その水準が最初に規定されたのが1978年。(Wikipediaによる
ということは、その時点までの、つまりそれ以前の“蓄積”が判断材料になっているわけで、70年代以前、今から見れば半世紀近く前を基準にした判断、規定というわけだ。

例示したように現代の文章でも1級相当の字・語が結構出てくるし、JISはともかく漢検の級分けは見直してもいいんじゃないか。

大きく改変すると“級”の継続性が失われるので、現行の級はそのままとし、やはり準1級と1級との間にもう一つ新設するのがいいと思う。
その新設級では、現1級配当の中で例示した程度の漢字までを対象にする。
そうなれば自分もその新設級までは受検する気になると思う。

しかしまあ現状、準1級の受検者も少ないようだし、協会としても手間ばかり掛かって現実的じゃないだろうね。


現実的な話をするなら。
2級と準1級との間に受検者数の大きなギャップがある。
その間に級を新設すれば…
準1級受検者が少し減るかも知れないが、それを大きく上回る人数が新設級を受検し、つまりは受検料の増収となり、問題集などの売り上げ増も見込めるはずだ。
前理事長がそこに手をつけなかったのが不思議でさえある ^^;

posted by 並句郎 at 14:17|   挑戦記各記事 | 更新情報をチェックする

2009年05月29日

6月の検定

漢検サイトの、5月27日付のお知らせ。



新型インフルエンザ流行に伴う6/21公開会場受検についてのご案内

 新型インフルエンザの流行に伴い、6月21日(日)に予定している平成21年度第1回公開会場での日本漢字能力検定について、下記のとおりお知らせいたします。

 現在、予定している検定日に変更はございません。

 ただし、検定日当日まで感染拡大が続いている可能性もあります。その場合は受検者および同伴者の皆様にはマスクの持参、着用および帰宅後のうがい、手洗いをお勧めいたします。

 また、今後の国内感染の拡大状況次第で検定自粛の要請もしくは借用している会場の閉鎖などが発生した場合は、一部地域において公開会場での検定を中止することも想定しております。
 その場合は、本ホームページおよび携帯サイトにて検定実施に関する情報を随時掲載してまいりますので、受検者および関係者の皆様には適宜ご覧いただきますようお願い申し上げます。
(以下省略)





…とのこと。

漢検協会が「うがい、手洗いをお勧め」する筋合いでもない気がするが ^^;

「マスクの持参」と言われても、発症者が出てもいない札幌ですら現在マスクは入手困難。
手作りするか?
それとも、ハンカチかタオルで覆面のように…?


まあとにかく、全国一斉に中止、ということは今のところは無さそうだ。

運悪く中止会場に当たってしまった場合の検定料の返金がどうなのか、について一切書いてないのがアレだが…

posted by 並句郎 at 10:41|   挑戦記各記事 | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

戎・賊



この二つの字を見れば、当然、「」に「貝へん」を足したのが「」だと思ってしまう。
意味もなんとなく近い感じだし。

しかし、こうしてMS明朝やMSゴシックで見ても、他の多くのフォントでも、中の十字の部分が違う。

」の中の十字は「ナ」のように書かれているが、
」の中の十字は、水平線と垂直線のまさに十字架形。

漢検の答案で、それに従う必要があるのか無いのか不明だが。


漢和辞典を見てみる。

」は、「戈」と「十(=甲。よろい)とで成っている。

」は、「戈」と「則」らしい。
「則」の「りっとう」が変化して十字になり、それが何故か「戈」の中に取り込まれてしまったわけで、「貝」+「戎」ではない


つまり「戈」は共通だが、他は全く別の由来のようだ。
しかしなるほど、だから「」の音は「則」由来で「ゾク・ソク」なのか。

posted by 並句郎 at 22:15|   挑戦記各記事 | 更新情報をチェックする

2009年05月27日



この字の中の点々、今まで自分は書く時に単純に点々を打っていたが、
よぉく見ると下の点は点ではなく縦棒
明朝体でも教科書体でも。
今これを表示しているMSゴシックでも。

」「」などでも同様。

漢和辞典によると象形文字らしいので、特別な根拠は無いのだと思うが。

漢検の解答で、下も点にしたらバツなのかね?
まさかそこまでは…ね?

posted by 並句郎 at 21:30|   挑戦記各記事 | 更新情報をチェックする

2009年05月26日




準1級ではおなじみの文字だが、なぜこの字はこんな風に書くのか?
と不思議に思い、漢和辞典を引いてみた。

[解字]
象形指事。人がうつむいて目を下に向けているさま。


とある。
ちなみに「」を引いてみると、

[解字]
象形。目を見張って目玉が出ている形にかたどる。


とある。
つまり「」の字の真ん中の右に突き出ている部分が目玉なのだ。

というわけで。
」の左の「」が、下向きの人の目玉と目、そしておそらく頭部を、
右の「人」が、人の胴体から足を表すのだろう。
臥.gif
漢和辞典に
こんなような絵が載っている。→
(heyqlowの手描きによる模写)

つまり。
」は、「 orz 」の元祖なのでは!?
なるほどねー ^^


ちなみに「」の字も似たような感じで、
左の「臣」と右上の「ノ一」の部分が「臥」と同様うつむいた人を表し、
右下の「品」はそのまま「品物」で、
うつむいて品物を見る → 「のぞむ」となった、とのこと。

posted by 並句郎 at 21:54|   挑戦記各記事 | 更新情報をチェックする

2009年05月23日




鍍金」という文字を時々見かけるので、

メッキ = 鍍金 だとばかり思っていたが、

「鍍」の一文字でも「めっき」


しかも「めっき」は外来語ではなく日本語だというのも知らなかった。
軽くググると、「滅金(めっきん)」と呼ばれた時期があり、それが語源だ、と。

長野県鍍金工業組合様

勉強になるなあ。



それはそうと。
めっちゃ体調悪い。
月曜に医者行こう。
もし今から入院だの手術だのになったら受検できんな…

漢検受検予定の皆さん。
漢字の勉強より何より、受検できる健康体が一番重要です。
当たり前のことですが、今それを改めて実感しております。

posted by 並句郎 at 19:11|   挑戦記各記事 | 更新情報をチェックする

2009年05月22日




これの訓読み(常用漢字の表外読み)が

おもんは゛(る) ではなく
おもんは゜(る) だということを、

漢検の勉強をするまで知らなかった。


辞書を引いてみる。

大辞泉
 「おもいはかる」の音変化。古くは「おもんかる」

大辞林

 「おもいはかる」の転。「おもんかる」とも



IMEでも「」で変換できるし、どっちでもいい雰囲気…?

軽くググってみると、やはり「」と読む人も多いようだ。
実生活では「」でいいだろうが、
漢検とか各種試験ではやっぱり「」なんだろうね。
「完全征服」の漢字表でも「」の読みしか載ってないし。

posted by 並句郎 at 04:21|   挑戦記各記事 | 更新情報をチェックする

2009年05月21日



常用漢字だが、この字については昔からなんとなくモヤモヤしていた。

この、「目」を横にした部首、「あみがしら」というらしいが、これがついた文字は多い。
例えば準1級配当では「」と「」。
これの「あみがしら」を外せばそれぞれ「」「」という独立した漢字になる。
ところが「」だとそうはいかない。

下の部分を「訓」と書いてしまいそうになる。

なんでこんな字なのか。
漢和辞典を引いてみる。

[解字]
会意。りっとう(刀)と詈(ののしる意)とで、刀でおどして責めとがめる意を表す。



なるほど。

言刂 ではなく、  なんだ。

納得した。
これで下を「訓」と間違えることもないだろう。
posted by 並句郎 at 10:23|   挑戦記各記事 | 更新情報をチェックする

2009年05月20日

音読みは難しい

難しいのは昨日の十二支だけではない。

例えば「」。
音読みとして、「ユウ」と「シュウ」があるようだ。
なので「揖 = ユウ or シュウ」と覚えれば良いかというと、そうでもない。
その覚え方では、例えば「揖進」を読め、と言われた時に、「ユウシン」なのか「シュウシン」なのか分からない。

「揖」単独ではなく、「揖進」=「ユウシン」と熟語単位で覚えれば良いが、無数にある熟語を全部覚えるわけにもいかない。


漢和辞典を引いてみた。

「揖」の意味として、大きく分けて次の二つがある。
 (1)ゆずる、へりくだる、会釈する
 (2)あつめる・あつまる

で、
 (1)の場合が「ユウ」
 (2)の場合が「シュウ」
とのこと。

(2)の「シュウ」は「輯」に通じ、さらに「輯」は「集」に通じる、とも。

こういう、意味によって読み方を変えるということは、今までも何かの字で無意識にやっていたのかも知れないが、意識したのは今回漢検の勉強を始めてからで、何か新鮮な感じがする。


となると。
複数の読み方を覚えた上に、意味による区別まで覚えなければならないのか。
気が遠くなる…
…が、今までにこういうパターンで気がついたのは10文字程度()。
このぐらいなら覚えておくか。

複数の音読みがある漢字を全部調べていけば当然もっともっと増えるのだろうが、ちょっともう脳の記憶容量が… ^^;;;

--

「揖」以外の字と使い分けを記しておく。
ご参考になれば幸いだが、自己流にかなり単純化しているので信頼性は…?
信用して痛い目に遭っても責任は負いません ^^;


・シュク=かゆ
・イク=かゆ以外(「売る」など)


・コウ=通る
・ホウ=煮る(→烹 ホウ)


・タン=たたえる・厚い・ふける(→耽 タン)
・チン=深い・沈む(→沈 チン)


・トン=逃れる
・シュン=しりごみする


・エイ=のびる
・セツ=もれる(→泄 セツ)(「漏洩」の本来の読みは「ロウセツ」)


・カン=なれる(→慣 カン)
・セン=つらぬく・うがつ(→穿 セン)


・エン=あきる・いとう
・ヨウ=おす・ふす・したがう


・エン=園などの場所
・ウツ=気がふさがる・つもる


・ソク=ふさぐ
・サイ=とりで


・テイ=つづる・とじる・あつめる・かざる
・テツ=とどめる・やめる

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2011.4.11 追加


・ボ=くれる(→暮 ボ)
・バク=ない・くらい・むなしい・おおきい

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2012.4.6 追加


・コウ=おおきい(→浩 コウ)
・コク=しろい・ただしい・くぐい・まと

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posted by 並句郎 at 14:19|   挑戦記各記事 | 更新情報をチェックする

2009年05月19日

十二支の音読み

十干十二支のところで、十干の音読み・訓読みを覚えた。
十二支の訓読み(ね・うし・とら…)は既知。
残りの、十二支の音読みも出題があり得るようなので覚えなくては。

子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥

し・ちゅう・いん・ぼう・しん・し・ご・び・しん・ゆう・じゅつ・がい

んー、覚えにくい。

卯=ぼう?
戌=じゅつ?


読めねーって。


漢和辞典を引くと、「 卯 」 は貿易の 「 貿 」 の音になっている。
「 貿 」 は 「 卯+貝 」 だから 「 ボウ 」 と読む、と。
なるほど。

「 戌 」 については漢辞海に解説があるが、記憶の手掛かりには使えそうもない。
無理やり覚えるしかないか。
いや、でも、この字は準1級の問題には出ないか。
ま、ついでだから…
戌=じゅつ
戌=じゅつ
戌=じゅつ


posted by 並句郎 at 10:25|   挑戦記各記事 | 更新情報をチェックする